市長、副市長、教育長の給与減額案に対する総務文教常任委員会での反対討論です。
「議案第98号、99号に反対の立場で討論します。
給与を減額しなくていいという意味ではありません。市長は政治家であるので、政治家の身の処し方というのは自らが決めるべきであって、基本的にその内容についても尊重しなければならないと思います。
しかしながら、今回の内容は市長と副市長、教育長も一律横並びというものです。それには非常に強い違和感を覚えます。
本会議の一般質問で市長は組織全体の問題であると、そして今後、不祥事や事務ミスを起こさないようにすることで責任を果たすという旨の答弁をされています。
それはそのとおりではありますが、やはり処分というのは組織のトップとして一定のけじめをつけるものと解釈すべきだと思います。であるならば、市長が同じような内容で処分されるのは、やはり私は違うと思います。
市長は自らの市政の最高責任者としての職責をもう一度深く見つめ直して、処分案を再提案するように求めます。
さらに教育長の部分に関しては、自ら申し出たということに対しては敬意を表します。
しかしながら、組織全体としての連帯責任だというような意味合いでの処分の申し出であろうことから、市長、副市長の案に対して反対する立場においては、やはり教育長においても反対せざるを得ないと判断します。」