私は全国若手市議会議員の会(全若)と北東北若手議員の会という2つのグループに入っている。昨日・今日と秋田市で“全若”の役員会・研修会が開催された。私は役員ではないが、地元・秋田で行われるとあり、全国からの出席者を迎えるといった意味も含め出席した。
昨日の午前は自殺率全国1位の秋田県を何とかしたい!と懸命な活動をされているNPO法人蜘蛛の糸・佐藤久男理事長の講演。午後からは横手で議会全員協議会と議会改革推進特別委員会があったので一旦戻り、終了後懇親会参加のため再び秋田市へ。そのまま泊る。
今日の午前は県教育委員会に来ていただいて学力向上の取り組みについての研修。自殺対策も学力向上も知った気でいたのだが、改めて気付かされたこともあり、出席した甲斐があった。
こうして各地の議員と一緒に勉強していると、こちらでは当たり前と思っていることが他の議員にとっては「!」と受け止められる場面があったりして面白い。今回は「秋田の子どもたちはどのくらい塾に通っているのですか?」という質問に「中3で約30%、小6で約10%」という回答に「ほ~」という声があちらこちらで聞こえた。大都市圏を中心とする他地域では子どものほとんどが塾に通っている・・・という事を前提にしての質疑だったのだろう。塾に頼らず学力全国トップレベルをひた走る秋田県の取り組みは相当な衝撃だったに違いない。
今回の研修会は大仙の後藤健市議がほぼひとりで仕切ってくれた。お疲れ様でした。研修の後は県の機関に派遣されている市職員と懇談。こちらも勉強になった!