私は9年前に商工会議所青年部時代の先輩から強く薦められて、防災士の資格を取得しました。以降の活動は有志でのセミナーや市内各中学校防災マップづくりに参加するぐらいで、それも公務等と重なってしまうこともあり、恥ずかしながら有効活用できていません。
そんな自省を込めて、議会では機会を捉えて地域における防災士の活用について市当局と意見交換をしています。最近は昨年12月定例会での一般質問や今定例会の総務文教分科会で議論をさせていただきました。
今朝の地元紙に防災士についての記事が載っていました。最後の段落部分はおっしゃる通りだと思います。
中央の防災関係者の間では「税金を投入して資格取得支援をしているのに、地域の役に立っていない。それだったら予算を常備消防や消防団に使う方が効果的だ」という辛辣な意見もあるようです。資格取得者の数が増加することで、その質も問われている現状を官民の協力で良いものにしていくことが肝要です。