意見交換会

 今日は「秋田県未来づくり協働プログラム」についての意見交換会が行われた。これは「県と市町村が共同して地域の課題解決に取り組み、明るい未来を切り拓こう!」という趣旨で創設された事業である。

 横手市はこの事業について、東西南北の道の駅等を主体に、食・農・観で活き活きと生活できるまちづくりを進めるプロジェクトを立案中である。その中に今定例会の一般質問等で話題となった西部地区多機能直売所構想が入っている(西部地区<雄物川・大森・大雄>には道の駅がない)。多くの人を呼び込めるシェフを招き、レストランを中心に6次産業化によって地域産品の付加価値化を図るという。場所はひとつの案として、えがおの丘を考えているとの事。

 会は担当部署からの説明の後、質疑応答という流れで進んだ。佐々木喜一議員からは「直売所に参画する事業者が固定化されないように店舗も入れ替えが柔軟にできるような仕組みにすべきだ」という前向きな意見が出された。

 私もシェフによる様々な取り組みについて提案があったのだが、質疑がシェフの話題まで辿りつかなかったのと、時間もなくなってきたので、終了後にプロジェクトのアドバイザーをしている若杉清一氏に直接お話しした。

 それは、料理人を志す若者を集めてシェフが彼らを優秀な料理人として養成する学校(研修所)をつくったらどうか?というもの。横手の食文化発展につながる可能性を秘めているし、面白い展開が期待できる。観光に力を入れている北海道美瑛町では廃校になった跡地を利用してそれをやっている。

 若杉さんのことだから、すでに情報を仕入れてそれも頭の中に入っているんだろうなと思っていたが、やはりそうだった。さすが。

 このプロジェクト、今後も地域や関係者、議会といろんな意見を交わして進め、成功してほしいと思う。

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