昨日、12月定例会が開会。新市長との論戦が始まった。市長所信説明からスタートした午前中は多くの傍聴者が訪れ市長や議会に対する注目が高まっている事を感じた。
初日はその所信説明の他に人事案件の同意、消費税アップに伴う各条例改正等と一般会計補正予算案の上程。私は教育委員の選任と雇用政策関連の事業についての質問した。
教育委員の選任には現職の中学校長が含まれていた。受験シーズンに入ろうとしているこの時期にそういう方を選任しようとする理由は何か?そして、そこには市長の教育委員会に対する考え方も反映されているはず。また、校長の後任等のフォロー体制は?そういう内容の質問だったが、高橋市長は答えられる範囲できちんと答弁してくれた・・・そう思う。
また、雇用政策関連の事業については、その直前の土田祐輝議員の質疑で産業経済部が県と機能合体しているにも関わらず基本的な情報さえ共有していないことが露呈し、半ば呆れながらの質問となった。内容は雇用を含めた経済政策には目標となる数値設定が必要。例えば有効求人倍率の目標設定が考えられるが、スクラムプラン(総合計画)の0.5という数値をとっくに超えているのに修正していないことを指摘した。
昨日改めて感じたことは県との機能合体が名ばかりで実際はうまくいっていないこと。11月から建設部もワンフロア化したがこの状態ではこれからの除雪に対する要望対応にも不安が出てくる。早急に体制を立て直してほしいものだ。
さて、昨日は期間を2年とする「議会改革に関する特別委員会」が設置された。委員長に播磨博一議員、副委員長に不肖・私。議会基本条例の運用、議会報告会のあり方、議会広報委員会のあり方を中心に協議する。議会改革は私が選挙戦で訴えてきた一丁目一番地。議会改革にゴールはない。播磨委員長を補佐し開かれた議会づくりに邁進していきたい。