昨日、3月定例会が閉会した。当局から提案された議案を全て可決、請願・陳情は3件を採択、7件を不採択とした。順当な結果といえるかもしれないが、総務文教分科会が来年度当初予算案の採決を見送った等、様々な動きがあった。当局には、そういった過程を受け止めて、より一層、議会との対話を重視してほしいと思う。
3月末で退任される佐藤良吉副市長の後任に石山清和・総務企画部長を充てる人事案も追加上程され、全員賛成で同意。佐藤副市長をはじめ今年度で退職される職員の皆さんには大変お世話になった。私が新人議員として入ってきて、右も左もわからずウロウロしていた頃から指導して頂き、そして大いに議論した方々が多く、本当に寂しい。これからも、気にかけて頂ければ幸いです。
今回、上程された議案には、以前の議会や、日常活動の中で提言させて頂いたものもちらほらと採り入れてもらっている。議員の仕事は思った以上に大変で、そして意外と孤独だ。それでも自分の発言や行動が形になり、それが市の発展や、市民生活の向上につながる瞬間が議員としての喜びを感じられる時である。
ただ、肝に命じなければならないのは、「これはオレがやった仕事」と勘違いしないことだ。先輩・同僚議員や議会事務局をはじめとした多くの方々の指導があったからこその成果だ。それを忘れてしまった瞬間、議員を続ける資格は失われると思っている。議員としても、人としても、まだまだ足りないところはたくさんある。でも、それだけは忘れることなく、来年度もがんばっていきたいと思う。