安倍内閣が打ち上げた「地方創生」のからみで今年度中に策定しなければならない「まち・ひと・しごと創生総合戦略」。私からいわせれば、いま横手市が来年度からの第二次総合計画をまとめている中において、はっきりいって二度手間だなあ、総合計画を提出すれば充分じゃないか・・・と感じつつ、現実的にそれをつくらなければ交付金がもらえないわけで、だとすれば総合計画と策定タイミングが合ったという部分を前向きにとらえてより良いものをつくってほしいと思っている。
その「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の横手市版はほぼ完成しつつあり、先日は素案として議会に説明があったのだが、1月中旬までという期限を切って議会側からの何らかの政策(事業)提案をしても良いということになった。まずは委員会ごとにまとめるということで今日の午後は産業建設常任委員会協議会を開き(←ちなみに総務文教も厚生も同じ時間帯にやっていた)、委員それぞれの想いを伺った。
委員会の所管事項以外も提案していい、という事だったがやはり提案の大半を占めたのが「農業」。私としてはここを掘り下げてみようと思ったので、委員それぞれの考えの中で共通点を見出していこうという進行に努めたつもりだ。先日のブログで紹介したとおり、農業には“攻め”と“守り”の部分がある。一方を推し進めることによって、一方を切り捨てるのではなく、農業には二面性があるのを認めたうえでの政策をつくっていくことが必要な気がする。
今日は具体的な提案ということではなく、ざっくばらんに話をしてもらったので、年明けにもう一度開催し、産業建設常任委員会としての提案という形で議会全体(議運かな?全協かな?)にかけることになる。他の委員会からはどんな提案が出てくるのか?というのも楽しみである。