過去に学ぶ

 青山家では新聞は地元紙と某全国紙の2つをとっている。私は基本的には昔からの習慣で地元紙を例にすると、一面をひっくり返してラ・テ面から順に社会面、地域面、総合面と読み進めていく。

 今朝もそのような順番でめくっていって、9面の「歌い継ぐ校歌」が湯沢高校だったので姿勢を正して熟読し、母校の校歌の完成とその後の改訂の経緯を知り「ほほ~」と言いながら、先輩である佐藤誠洋議員と本間利博議員も今頃同じく「ほほ~」と言っているのかな、いや、そんな経緯はとっくに知っていたのかな等と想像しながらまた紙面をめくっていった。

 そしてたどり着いた一面。そこには新聞社社長が「過去に学び多様な意見を」と題し読者に向けて寄稿していた。なんでも今日は創刊142年の記念日だそうである。ちなみに私の姉も今日が●●回目の誕生日であった。姉、おめでとう。

 日頃、新聞をはじめとするメディアの皆さんにはいろいろと注文をつけたい部分もある私だが、この社長の寄稿は非常に良かった。その中でも

<過去に縛り付けられることは誰しも望んではいないでしょう。しかし、過去の出来事を記憶にとどめ教訓とすれば、将来に起こり得ることへの道しるべとなります>

 という一文は私が大学時代に受けた授業での、ある経済学部教授の言葉を思い出させてくれた。一年生の時の一般教養課程「経済原論」。受講している私たちは文学部史学科の学生である。

<歴史こそ、人生の最大の教科書である。それを学んでいることに、あなたがたは誇りを持ちなさい>

 現在を生き、そして未来を見つめるためには過去に学ぶことが必要なのである。その言葉で励まされてから気が付けば四半世紀。私は、現在のために、そして未来のために、重要な判断をしなければならない、あらゆる場面で過去に学んでいただろうか。歴史を振り返っていただろうか。今日はそんな事を思いながら過ごした一日だった。

P.S.昨日は久しぶりに横手かまくらFM「教えて!横手市議会」の収録に臨みました。今回は「議員連盟の紹介」ということでスポーツ振興議連を代表しての出演です。放送は2月8日(月)午前10時45分~(再放送は翌火曜日の午前7時半~)です。ぜひ、お聴きください!

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