分科会の結果は・・・

 昨日、産業建設常任委員会・分科会が終了したのは午後8時過ぎ。本当に長い一日だった。時系列に記してみる。

 午前9時過ぎに登庁。すぐに石山副市長が議長室に入っているとの情報。「(仮称)よこてアリーナ整備構想」の部分で予算の修正願いがあるのでは・・・という推測。9時半、入れ替わりに市長が議長室へ。10時になっても出て来ないために各常任委員会・分科会が開会できず。しかし、委員長の私にも確たる情報が入ってこないため委員会室で待機している当局の皆さんに何も話せず・・・困惑が広がる。

 しかしながら、これ以上「ひまだれ」をかけることも忍びないために議会事務局判断もあり、「市長から議案修正の申し出があり、協議のために開会は午後から」と告げ、開会を正式に延期。11時前、やっと市長が議長室から出る。11時、議会運営委員会を開催。ここで詳細を知る。修正の内容はやはり、アリーナ関連予算の一部を削除したいというもの。分科会審査途中での修正案申し出は異例中の異例。11時半、全員協議会開催。

 午後1時10分、本会議。この修正案を議題とするかどうかを採決。結果、賛成11・反対13(私は反対)で否決。原案を審査することに。

 午後1時40分、ようやく産業建設常任委員会・分科会を開会。時間を厭わず議論が交わされる。特に来年度一般会計当初予算案の「農業創生大学事業」を含んだ農林水産業費では2時間近い激論となる。採決の結果、当初予算案は賛成3・反対3・退席1(←一般会計予算特別委員長のため)で可否同数。分科会長裁決となり、私は「現状維持の原則」に則って「否決すべきもの」とした。

 と、ここまで敢えて淡々と書いてきたが、昨日思ったのは2つ。まず、一つ目は常任委員会・分科会に時間通りに来て席に着いていたのに、詳しいことを知らされていなかった当局の皆さんはどんな気持ちで待っていたのかなあということ。

 もうひとつは、分科会の審査で、結果的に「農業創生大学事業」が否決の要素になってしまったのだが、この質疑の場面では農林部長が細かい部分を除くとすべて自分で挙手し答弁していたこと。部署のトップとして責任を自覚して議会と向かい合った。この姿勢は立派だったと思う。これがリーダーの姿だ。

 今日の午前中は総務文教常任委員会・分科会を傍聴した。焦点のアリーナ部分はすでに議論を終えたらしく、当初予算の他事業についての質疑を行った。すべての質疑が終了した後、採決。結果は賛成1・反対6・退席1(←議長のため)で「否決すべきもの」となった。

 午後、母校・横手南小の卒業式に出席。いとこの子どもふたりを含む106名が羽ばたいていきました。「呼びかけ」の途中で体調不良になった男の子、退場に間に合って本当に良かったね、よくがんばった。

 明日は議会運営委員会と朝倉小卒業式という予定。

 

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