5月も今日で終わりだが、今更ながら4月の全若役員会&研修会、そして特別研修制度を活用した政務調査(大学訪問)について書いてみる。
今日は全若の役員会&研修会について。会場は自民党本部。参議院議員会館で奥山豊和議員と待ち合わせして連れていってもらう(笑)なんせ部外者なもので…
まずは役員会。来本健作会長(蒲郡市議)欠席につき、挨拶は成田祐樹副会長(札幌市議)。B級グルメで横手市ともつながっている方です。役員会の内容詳細は豊和くんのブログを参照下さい。
続いて研修会。お題は「RESAS(リーサス)について」。リーサスというのは地域経済分析システムのことで、地方自治体が地域の現状や実態を正確に把握した上で将来像を予測し、それを踏まえてより良い政策立案と実行をしていく事を目標としたビッグデータを集積したシステムだ。説明者は内閣官房のまち・ひと・しごと創生本部の方々。要は地方創生がらみですな。
このリーサス、非常に面白い。産業、地域経済循環、農林水産業、観光、人口、消費、自治体比較といった様々なカテゴリーの中にありとあらゆるデータを見ることができる。
例えば「農業」のカテゴリーでは、農業部門別販売金額というデータでその自治体が稲作が高いのか、それとも果樹なのか、そして他自治体とはどう違うのかといったことがわかるようになっている。
あるいは、農産物の出荷先別販売金額では、まあ、どこもJAの比率が高いのだが、何パーセントなのかという細かい数字、全国平均との比較も示してくれる。さらには、どういった形態(直接販売なのか、加工もしているのか)の農業者が多いのかというデータもある。
そして、いずれも過去と比較して今はどうか?というトレンドも知ることができる点も秀逸だ。これを活用していけば、自らの立ち位置や重点政策の決定など行政経営にかなり有益になるのは間違いないという印象を受けた。ちなみに、このシステムは誰でも活用できるので行政だけでなくビジネスの面でも有効だ。
4月にこの研修を受けてから、市の総合政策部の方々とこの話をしてみようと思いながら今に至る(~_~;)今度、話しましょう。
明日は大学訪問について書きます。