声なき声を聴く

 年末にある方と1時間ほどお話しした際に言われた言葉。
 「政治家が最も大切にしなければならないのは、人々の声なき声を聴くこと。これだと思うよ」

 先日、ある会合で乾杯の発声をすることになり、その話をさせていただきました。乾杯後にテーブルを廻ったら、出席者の方から「今日はいい挨拶だった。感動した」と声をかけていただきました。

 社会的地位の高い人や、声の大きい人の主張が通る世の中。しかし、その中には「この地域はオレが動かしている」と大きな勘違いをされている人もいます。そして、「自分の考えは正しい、間違っていない」ことを証明するためにことさら声を張り上げます。政治家の仕事はその人たちの“いうことを聞く”ことではありません。

 社会は声なき声を持つ人々で成り立っています。自分の生活のために、家族のために、地域のために黙々と働き、生きる生活者がこの社会を支えています。

 声なき声を聴く。しっかりと胸に刻み、議員活動に励んでいきたいと思います。

 今日は公共施設特別委に出席します。

P.S.ちなみに、私の声の大きいのは生まれつきです。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。