7月16日、わいわいぷらざで開催された国際教養大学公開講座。テーマは「観光」。外国人は秋田の何に魅力を感じ、それをどうアピールして活性化につなげていくのか、という内容だったそうだ。「だったそうだ」と書いたのは、私は当日、別の予定があり、参加できなかったから。しかし、産業経済常任委員として大変興味のあるテーマだったので、今日資料を頂いてきた。
その資料のひとつに留学生のキョ・チハンさんが台湾人を対象に「秋田」を調査した結果報告があった。秋田に関して「交通手段がない」とか「外国人向けの観光情報が少ない」といった今までもいわれているような結果もあったが、「へぇ~」と思ったのが、「秋田と言えば何を思い浮かべるか?」という質問結果。「秋田犬」がダントツの1位であった。
台湾において犬はどのような位置づけなのか不明だが、とにかく意外な結果だった。それを踏まえてキョさんは例えばかまくらの際に「秋田犬と散歩しよう」といったコーナーをつくれば台湾人も喜ぶのではないか、といった具体的な提案をしている。
“外国”といっても様々である。今回は台湾であったが、もっと多くの国がもつ秋田県や横手のイメージというものを聴く機会があればよい。その為に国際教養大とのさらなる連携は必要である。