会派代表質問のあり方

 冬将軍が一休みしてくれました。明日も休んでくれるみたいです。ちょっと一息ですね。

 今日は午後から行政課題説明会が行われました。報告案件含め11項目について説明、質疑。休憩をはさんで約4時間にわたった会議でした。これだけのボリュームがある時は例えば説明資料は事前にタブレットの中にあるのだから、議員は読み込んでいるとみなし、説明は端的にしてもらって質疑に時間を割くとかで進行を工夫しなければいけないかもと思いました。

 説明の中でひとつ挙げると、来年度から「町内会補助金」というものが新設される方針です。申請方式ですが、町内会・自治会・集落の地域活動や、備品整備が対象となります。

 旧平鹿町では全ての自治会に世帯割で運営補助金を出していたそうです。加藤勝義議員や私は過去の一般質問でそれを例に出して必要性を訴えていました。今回はそこまではいかないものですが、少し前進したかなと思っています。来年度はその運用実績を注視しながら町内会・自治会支援のあり方を考えていきたいと思います。

 長い行政課題説明会の後、広聴分科会→財政課のレクチャーを終えて本庁舎を出たのが午後7時過ぎでした・・・

 さて、29日(月)は議会改革推進会議でした。「会派代表質問のあり方について」の案をまとめました。

 議会基本条例に基づいて導入された会派代表質問。その名の通り、会派の共通した意見等について代表者が登壇して市当局と議論するというものでしたが、やってみたら「会派の意見」ではなく、「自分の意見」、要は一般質問と全く変わらない、違いがみえないという課題を抱えてしまいました。

 ということで、見直してみよう、あり方を考えていこうという事になりました。そんな経緯です。
 議会としては珍しい、ホワイトボードを駆使して意見を出し合いました。

 会派代表質問の意義というものを踏まえ、登壇議員以外に同一会派の複数の議員も質問できるという画期的なしくみにしました。多分、全国的にも行っている議会はないと思われます。

 まとめた案の概要です。
 ●回数と時期は年1回、3月定例会とする。

 ●市長の施政方針、教育長の教育行政方針に対しての質問とする。

 ●再質問分業制とする(どの議員がどの項目を再質問するかも通告する)。

 ●登壇議員(←最初に質問する議員)以外の質問者は一般質問も可とする。

 ●時間は答弁時間含め会派人数×10分+20分とする(←新風の会でいえば80分)。

 この方法が議会運営委員会に提案されます。議運のメンバーは理解のある方々だと思うので、承認されると確信しています。議会改革推進会議、これからもとんがった提案をしていければと思います。

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