予測と準備

 一昨日から3月定例会が始まっています。一昨日は菅原恵悦議員による故・阿部正夫議員の追悼演説、高橋市長の施政方針、伊藤教育長の教育方針等に続いて人事案件や条例関係、一般会計補正予算等の議案の審議が行われました。私は観光物産センター蔵の駅を運営する指定管理者の指定期間の変更について質問(防火管理の有資格者が不在という指摘に対して改善されているのか)しました。

 昨日は来年度の一般会計当初予算等の審議でした。時間を大幅延長するほど長くかかりましたが、質疑の7割くらいを新風の会が占めたような・・・(^^;)

 私は行政情報発信事業(市報のおくやみ欄休止について)、応援人口拡大事業(拡充の内容について)、歴史まちづくり事業(梵天のしべ<わらじ>職人の減少について)、文化財保護費(金沢の柵など後三年合戦関連の外への周知について)といった質問をしました。特に応援人口については個人的に来年度のテーマにしようと思っています。

 一昨日・昨日の全体の質疑を通して気付いたこと、感じたことは様々ありますが、ひとつだけ挙げるとすれば、答弁する当局の方々の「予測と準備」に差があるなあという事です。

 私たち議員は質疑に臨むにあたって議案書や予算書等の資料を読み込んで、必要であれば事前に担当部署にヒアリングする等の準備をします。それをしてない議員はひとつも質問ができない(材料を持ち合わせていない=“気付き”がない)という結果になると思ってください。

 一方で答える当局の皆さんもご自分が担当する部分について内容を把握し、「こんなことを質問されるのでは?」といった予測をしながら、準備をして臨んでいると思います。お互いがそれをしておけばかみ合う議論になります。

 一昨日は質問で出された指摘に対して「確認してません」という思わず頭に血が上りそうになる答弁をされた方がいました。昨日はその逆で新聞の切り抜きを持参してよどみなく答弁された方がいました。これは予測をしていた、していない。そして、準備をしていた、していないという差に他なりません。もっといえば、その議案に対する責任感の差といってもいいでしょう。

 そんなことを思った二日間でした。

 今日は横手ライオンズクラブの例会に出席してから一般質問通告のため、登庁します。

P.S.裁量労働制の拡大。過去にその制度の下で働いていた経験から言わせると、はっきりいっておススメできませんね。

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