議会報告「清新」配付は昨日から前回できなかった地区に行ってます。要するに2部携えて廻っているということです。「気にすんな。忙しいべから仕方ねえべ」という言葉に救われています。しばらくこの状態が続きます。
今日は午後から行政課題説明会がありました。案件がたくさん!で長時間にわたるなあと思っていましたが、次第をよく見ると「資料配布のみ」が3つありましたので予想より早く終わりました。
質問というか、意見を述べたのは2つ。まず「歴史的風致維持向上計画」。大学で国史を専攻したこともあって私の中では関心度の高い事業です。4月下旬からのパブリックコメント等を経たうえでいよいよ6月中旬に国に認定申請をするとのことでした。お盆前にはいい報せが届けばいいなと思います。
で、私が手を挙げたのは質疑応答で奥山豊和議員が「(担当する)歴史まちづくり課が条里南庁舎から増田庁舎に移ったのはなぜ?」という質問の流れから。この計画(案)に書かれた方針をみると、認定後の動きとして教育や観光、農業といった部署との連携が重要になってきます。それを考えると、いくらネットの時代とはいえ綿密かつ効率的に事を運ぶには、条里南庁舎のままでいた方が良かったと思うと言わせていただきました。
また、歴史まちづくり課は重伝建を中心とした増田のまちづくりにも注力するので、増田庁舎に・・・という説明もありましたが、であるならば、来年度予定されている組織機構改革において、それはそれ、これはこれと明確に区分した部署に再編するのもひとつの手だと思います。
こんな冊子が完成しました。いつぞやの一般質問に向けての調査で「鹿島行事」が横手の各地域で行われているということはわかっていたのですが、改めてこんなにもあったとは・・・と驚きました。
「梵天編」もお願いします。
もうひとつは、公共温泉の民間譲渡に関連する「三セクの動向」。業者を選定する上で「現在いる従業員の雇用維持という部分は大変重要」としていたのにも関わらず、山内観光振興公社の正社員22人中、残ったのは1人という結果に対しての市当局の受け止めを聞きました。
「反省している」という答えが返ってきました。もう済んでしまった話です。けれども、こういった状況、場面というのは今後も温泉譲渡に限らず出てきます。その時に今回の反省を活かしてほしいと思っています。審査の過程、きちんと公開した方がいいですよ。
言いたかったのは「計画ができた」や「譲渡した」からいいのではなく、「これから」だって大事なんだよということです。そうした長期的視点を持って組織のあり方や、事業の進め方を考えていただければと思います。