来週の一般質問で奥山豊和議員が「関係人口」をテーマに登壇する。以前のブログでも書いたが、私はこれを今年度の個人的なテーマにしていて、今定例会後には特別研修制度を利用して勉強しに行く予定ということもあり、「おいおい( ̄▽ ̄)」と思ったのだが、まあいずれ私が何らかの形でとりあげる時に大いに参考になるし、普段のほほんとしている方が安易にとりあげるよりも遥かにいい意見を言ってくれそうなので楽しみだ。
6年前の平成24年12月定例会・一般質問で私は「<潜在住民>による地域活性化」をテーマに当時の五十嵐忠悦市長と議論をした。この「潜在住民」は、京都府与謝野町の若手町議で今は町長になっている山添藤真氏(←直接の面識はない)がSNSで教えてくれた考え方で、「関係人口」という概念の源流だと思っていい。その時は言葉自体が耳慣れないものだったので、議場の雰囲気は議員だった高橋市長含めて「ふ~ん・・・」という感じだったという記憶がある。
総務省も注目している関係人口政策は島根県が「しまコトアカデミー」を中心とした事業を行い、先進地として注目されている。横手市に当てはめるとそれは数年前から行っている「よこてfan通信」発行による“応援人口”施策であり、今後は関係人口政策に昇華させて様々な事業を行う計画になっている。これまでのヒアリングにおいては、横手市の関係人口政策はなかなか的を得た方向に進んでいると感じている。
今朝の地元紙の県南面「地方点描」。いつも汗だくで一所懸命な取材をしているF記者が日本青年会議所(JC)企画のローカルツアーについて書いているが、最後に「地域にとっての<心の友>を国内外に増やしていけたらいい」と〆ている。
「関係(応援)人口」はまさしく、心の友。前向きな議論を期待し、いま必死に準備しているであろう豊和くんにエールを送りたい。