能代

昨日は能代市へ。佐藤智一・能代市議プロデュースの特別研修会に出席しました。会場は「旧料亭金勇」です。

研修①は斉藤滋宣・能代市長の講演。政治家にとって大切なことは「人の心を大事にすること」と「本を読むこと」で、おススメの3冊を紹介いただきました。今度買って読んでみます。

講演といっても大半は質疑応答タイムで、出席者それぞれの想いをぶつけながらの質問に丁寧に答えてくださいました。私は「ねぎ課」に興味があったので、それを含めた農業の質問をさせていただきました。

ちなみに、能代市議会の一般質問は市長と教育長が全て答弁します。「だって私が答弁するの、その時くらいしかないでしょ」だそうです!

研修②は県内メディアに多くとりあげられた「ご遺族支援コーナー」の取組について。最大で40にものぼる死亡届に伴う各種手続きが、ほぼワンストップでできるコーナーを設置し、市民の皆さんに大変喜ばれているそうです。同時に立派なハンドブックも作成しました。これ、やる気になればどの自治体でもできますよね!

久しぶりに“いつものメンバー”と会えて、うれしかったです。

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収録

「春はセンバツから」。昨日、甲子園で選抜高校野球大会が開幕しました。選手宣誓の「当たり前だと思う日常は誰かの努力と協力で成り立っている」(仙台育英・島貫丞主将)の言葉どおりに感謝の気持ちを持って、元気にプレーして下さい!

今日は横手かまくらFM「もっと教えて!横手市議会」の収録でした。3月定例会の結果報告ということで加藤勝義・産業建設常任委員長と出演。

よどみなく、順調に進行して30分足らずで収録を終えました。こちらも周囲の努力と協力で成り立っております。

放送は明後日22日(月)の午前10時40分頃~で再放送は翌23日(火)の午前7時半頃~です。ぜひお聴きいただければと思います。

P.S.東海大甲府VS東海大相模。主な見分け方はスパイクの色でした。

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いろいろあった最終日

3月定例会は昨日が最終日でした。市当局提案の議案を全て可決、陳情1件を不採択、そして議会案2件を可決して閉会しました。

3つの分科会審査で賛否が割れた来年度の一般会計当初予算案は、賛成18:反対5でした。私は賛成しましたが、全会一致とならなかった結果を受け止めながら事業執行してほしいと思います。

議会案の一つは加藤勝義・産業建設常任委員長が提出した附帯決議案。これは、新型コロナウィルス対策として2月臨時会で可決した緊急持続化支援事業の適用条件が厳しいために、実績が見込みよりも大きく下回っているという状況を受けての提案です。私も本会議での当初予算案審議で指摘をしていました。ということで、“真に事業者に寄り添った支援”となるよう求めた決議案を全員が賛成しました。

もう一つは塩田勉議員が提出した「高橋大市長に対する問責決議案」。民間譲渡した温泉施設のうち3つが市に返還され休館中という“結果責任”を問うもので、これは賛成14:反対9でした。

この件について、高橋市長は「市民と議会と協議を重ねることで責任を果たす」というスタンスですが、それは温泉問題に限らず市政運営全般において当たり前の話。私が市長なら給与の減額といった一定のけじめはつけます。政治家としての責任の取り方は自身がお決めになることですが、「問責決議」は議会に与えられた権利ですので、私は賛成しました。

市政の課題は山積していますが、中でも「新型コロナ対策・大雪被害からの復旧・大型公共施設整備・公共温泉問題」は4点セットというべき大きなものです。新年度に入っても、この課題に議会として向き合っていきます。

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議会だよりの編集作業

日中はコートが要らない日が多くなりました。今日は寒いですが、もうすぐ春ですね。

しかし、昨日の地元紙には大雄地区での痛ましい雪の事故の記事が載っていました。心からお悔やみを申し上げます。雪解けが確実に進んでいますが、だからこそ十分注意しなければならないと思います。

昨日は午前9時から広報分科会。議会だよりの編集作業を行いました。メインは会派代表質問と一般質問の原稿校正。ここが編集作業における最大のヤマ場です。ボリュームたっぷりでしたのでお昼を超えることも覚悟しましたが、意外とサクサクと終えることができました。

とはいえ、背景にはブログには書きにくい様々な事情もありますので、手放しでは喜べません。こうした部分でも「議員の意識」を変えていかない限り、本当の意味での議会改革は難しいと感じます。

明日は3月定例会最終日です。

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籠る

「名古屋ウィメンズマラソン」。松田瑞生選手(ダイハツ)が圧倒的な強さで優勝しました。強風の悪条件の中で2時間21分51秒という好タイムです。東京五輪では補欠ですが、安定感は日本人選手の中で一番ではないでしょうか。悔しさを晴らす快走でした。おめでとうございます。

今日は雨降りでしたので、自宅の事務部屋に籠って議会報告「清新」の原稿書きでした。全体の8割ほどをでかして、必要な写真は明日撮りに行こうと思います。残りの原稿は最終日の結果を待って仕上げます。座りっぱなしで背中が痛くなってきました・・・

明日の午後は非公式の位置付けですが、全委員長会議に出席します。委員会活動の状況報告と今後について協議する予定です。

 

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疲労困憊

昨日、総務文教常任委員会・分科会の審査が終わりました。3日間むったりと議論し、仕切り役の私は疲労困憊・・・おかげさまで、昨夜はいつも以上に熟睡できました。

初日の午前は所管事務調査。来年度当初予算に改修費が計上された施設を視察しました。

十文字西地区館。公民館や多目的ホール、健康の駅といった機能が入っていますが、外壁の剥離、空調の能力低下、至る所で雨漏りと「よく、ここまで我慢したものだ」というのが率直な感想です。

しかし!このような施設は市内にまだまだ数多くあるわけで、市民に最も身近な公共施設の不具合解消は予算をかける優先順位として高くなければというのが議会の共通した意見です。市当局は重く受け止めていただきたいと思います。

午後から審査開始。昨日の夕方までのロングランでした。

審査のメインはやはり来年度当初予算。その中でも総務費と教育費に大半の時間を費やしました。

調査費が計上された「大型公共施設整備事業」、いわゆる横手体育館と市民会館の建て替えですが、この事業については集中審査を行いました。論点は4つ。「スケジュール」、「財政」、「建設場所」、「建て方」です。

スケジュールとしては、策定委員会を設置し、来年1月までに調査を終え基本計画をまとめ、再来年度は基本設計へということでしたが、委員からは「拙速」、「合併特例債ありきのスケジュール」、「十分な協議時間をとれるのか?」といった疑問が相次ぎました。

財政については、厳しくなるような規模の整備は考えていないという答弁がありました。委員からは「合併特例債残高の範囲を超えるのでは?」、「建設費が膨らむ可能性大」といった心配の声が上がり、「撤退ラインを決めるべき」との意見も出されました。

建設場所は現時点で横手体育館は総合公園のある赤坂、市民会館は都市機能誘導区域である条里を想定しています。以前から議会として、特に消防本部がありながら交通渋滞が発生する時間の多い条里について危機管理上、問題があるのでは?といった指摘が出されており、今回の審査でもそういった質疑がありました。

それに対する答弁は「市が決めた都市機能誘導区域に建設しないと自己矛盾に陥る」ものの、「決定したわけではない」と含みを持たせたものでした。また、条里が都市機能誘導区域というのならば、築年数が経過しているが使用し続ける予定の本庁舎や老朽化している水道庁舎の整備も併せて考え方の中に入れるべきだといった意見もありました。

建て方については、建設場所ともリンクする論点です。議会は4年前に「公共施設の在り方に関する調査特別委員会」が今後の整備については「複合化」という考え方で進めるべきという提言を出しています。それを踏まえて、「合築」という視点での質疑がありました。市当局からは「複合化も想定できる形で内容は詰めてみたい」という答弁があり、分散しての建設は決定ではないという意向が示されました。

まとめると、市当局としては「スケジュールはタイトだが、なんとか市民や議会とも協議を重ねていきたい。財政が危険ラインにならないような施設をつくる。建設場所等は決定したわけではないのでご理解を」ということでした。

この集中審査を含む総務費の審査は丸一日近くかかり、教育費等は翌日に持ち越し。その教育費も各委員から多岐にわたって活発な質問があり、これもお昼休憩等をはさんで5時間ほどの議論となりました。

質疑を全て終了した後、別室で議員間討議を行いました。以下、集中審査した大型公共施設整備事業についての意見です。

「納得できるような力強い説明がもう一押しほしい」、「調査費の予算をつけたからといって、すべて賛成しますというスタンスではいけない」、「2つ一緒に建てると想定の予算内でできるのか疑問。頭が混乱している」、「調査費はあくまで調査費。それを削って検討もできないというのはおかしい」、「アリーナ構想では市民の思いが反映されなかったが、今回は市民検討委員会を立ち上げた。説明に納得はしていないが、議会の思いが反映できるような進め方を強く求めたい」、「そもそも、東口再開発と体育館と市民会館を同時にやるのは論外。場所は決定ではないと言いながら、予算は赤坂と条里を調査するという内容だ。それでいいのか悪いのかといった基準で判断したい」

その他、全体として特に数字を求める質問に対して市当局が答弁できず審査がストップする場面が度々ありました。「予算」の審査ですから、細かい数字もすぐ答えられるような準備をしていただきたいです。

一方で、私たちも基本的な数字は事前に担当部署にヒアリングするなり把握した上で、審査に臨むべきだという思いも強く持ちました。双方、努力しなければなりません。

来年度当初予算案は反対・賛成それぞれの討論を経て、賛成多数で「可決すべきもの」としました。定例会前の論点整理から集中審査を含む慎重な議論、採決前の議員間討議→異なる立場からの討論・・・とまさにフルスペックでの委員会・分科会審査でした。

大変お疲れ様でした。

 

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10年

10年が経ちました。午後2時46分、分科会審査を中断し、黙祷を捧げました。

被災者が“10年前の自分”にあてた31通の手紙を収めた本を読みました。

祈り続けた10年。怒りや悲しみ、後悔が消えなかった10年。感謝の気持ちが生まれた10年。そのことが、よく伝わってくる手紙でした。

このプロジェクトの代表である学生は、まえがきでこう綴っています。

<10年前に思い描いた10年後と比べてみたとき、様々な面での「復興」は進んだのだろうか。変化していく社会に、止まらず進む時間の中で生きる私たちは、この10年目というターニングポイントでいま一度これまでを見つめ直す時にいるのかもしれない>

10年という時の流れは、改めてあの日に思いを寄せる区切りではあります。しかし、終わったわけではありません。あの日に「総括」はありません。これからも、続いてきます。向き合うこと、寄り添っていくこと、そして、決して忘れないこと。

 

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春闘!

春闘真っ盛りの時期です。昨夜は市民会館で行われた連合秋田横手湯沢地協の「2021春季生活闘争秋田県第1次統一行動地区集会」に出席しました。

コロナ禍で厳しい交渉となりそうですが、国内経済を俯瞰するとGDPは増えており、日経平均株価は先日、3万円を突破しました。一方で賃金はOECD加盟国の中で平均より下。アメリカやドイツにどんどん引き離され、他の国にも抜かれている状況です。

適正な賃金体系や職場環境の改善は高品質なモノづくり、適切なサービスの提供、労働者のモチベーション向上につながります。そういう意味で春闘は労働組合だけのものではなく、消費者を含む「生活者」のための闘いといえます。ぜひ、がんばってください。

今日は一般質問の最終日でした。週をまたいで行われ、10名が登壇しました。総務文教の分野を中心に気付いた点をメモる3日間でした。私は議事録に載る質問はできない立場ですが、明日からの委員会・分科会審査に生かしていきたいと思います。

P.S.お昼の出前はチーズハンバーグ弁当。フライドポテトもついていますし、ハンバーグの下にパスタも隠れていました!最近、食欲が旺盛になってきています。

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人生は失敗の積み重ね

49歳になりました。

40代最後の一年を迎えるにあたり、改めて思うのは「人生は失敗の積み重ね」だということです。人は誰もが失敗します。失敗しないのは大門未知子だけだと言っても過言ではありません。

しかし、失敗することによって人は成長します。あの長嶋茂雄さんも言っています。「失敗は成功のマザー」。また、住宅メーカーで営業マンをしていた頃、朝のミーティングで上司に「失敗してもいい。“何かがあった”そんな一日にするように」と激を飛ばされていたことを思い出します。

要は動き続けることなんだと思います。だから、恐れず挑戦していくことが大事なんですね。それを頭の片隅に置いて、これからの日々を過ごしていきます。まあ、何はともあれ健康第一。3月定例会が終わったら胃カメラに行こうと思います。

 

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COCOA

今朝の地元紙に全若仲間の佐藤光子・北秋田市議の記事が載っています。女性が議会の中で活動していくことの難しさ、多様な意見を受け止める大切さなど、ぜひ読んでいただきたい内容です。

さて、秋田県は新型コロナウィルスの感染者が約1カ月間確認されていない状況を受けて、今日から感染警戒レベルを2に引き下げました。とはいえ、「強い注意喚起」ということですし人の移動が活発になるシーズンを迎えますので、引き続きの感染予防対策が必要です。

昨日の議会運営委員会では新型コロナウィルス接触確認アプリ「COCOA」の積極活用が提案されたようです。サイボウズに勧奨の通知がきましたので、早速ダウンロードしました。不具合が問題となったこともあるアプリですが、利用者が多いほど効果を発揮するものですので今さらで恐縮ですが、このブログをご覧の皆さんもぜひ活用いただければと思います。

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