私は、この諺の意味を高校生の頃まで「人に情けをかけても、その人のためにならない」と間違って覚えていた。正しくは「人に情けをかければ、巡り巡って自分にも返ってくる」という意味である。
この意味をかみしめてみると、やはり隣の岩手県の復興のために、がれき処理受け入れに協力しなければならないと思う。被災地に行って、あのがれきの山を見、被災者を前に「がれきは受け入れません」と言えるだろうか。とてもじゃないが、私は言えない。
「自分たちのために」と「自分たちだけのために」は意味が違うのである。
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