総務文教常任委員会・分科会が終わりました。3日間、まさに文字どおりの“慎重審査”の末に、全議案を全員賛成で「認定すべきもの」、「可決すべきもの」としました。
特に今定例会中に新型コロナ対策関連で追加提案された一般会計補正予算案(第9号)については、質疑終了後に議員間討議を行い、意見を出し合っての採決となりました。審査前の論点整理→審査→議員間討議→討論・採決は活発な委員会運営につながるいい仕組みだと改めて感じました。
結果として「否」とはなりませんでしたが、最後まで疑問を持たざるを得ない議案が含まれていたことは確かです。十文字地域多目的総合施設、いわゆる十文字地域局新庁舎の開設に伴う条例改正の議論ではグランドデザインに対する場当たり的な対応(認識)が浮き彫りになりましたし、横手駅東口新公益施設のアドバイザリー事業、スマートフォン決済ポイント還元事業はその必要性や予算措置のあり方について多くの異論が出されました。
また、議会側も要望し続けた小中学校普通教室にエアコンを整備する事業についても、熱源に関する?マークが分科会審査前から付いていました。これはお互いが歩み寄る形で事なきを得たわけですが、もう少し工夫があればスンナリいったのに・・・と思います。
審査は終了しましたが、明日は所管事務調査。もうひと踏ん張りです。