小沢一郎氏、再び

 今日から新年度。18年前のこの日、私は新社会人としてお隣、北上市で入社式に臨んでいた。あの頃の自分の人生設計はこうだ。「この会社で出世し(支店長ぐらいまではいきたいなあ)、仙台で家庭を築く。両親が来たい、といったら呼び寄せる。待てよ、グループの役員になって北上に行ったほうが近いかも」。今、考えると完璧な妄想である。

 あれから18年。私は横手に戻り、家庭を築くどころか、実家に身を寄せ、議員という職業に就いている。人生はわからないものだ。新社会人としてスタートする方々もそれなりに人生設計や夢を持っていることだろう。それが必ずしもうまくいくとは限らない。軌道修正しても良い。大事なのは感謝の念を忘れずに、日々を精一杯生きていく事だ。

 さて、今日は小沢一郎氏が湯沢市にやってくる。1月の東部郵便局長会の新年会以来だ。私ははっきりいって執行部派でも、小沢派でもない。野田佳彦も、小沢一郎も民主党に、そして日本に必要な政治家だと思っている。

 消費増税を巡って党内はゴタゴタしている。財政健全化のためには増税論議(税と社会保障の一体化を含む)はあってしかるべきだ。が、国民に負担をお願いする前にまず、自らの身を切ること、具体的にいえば議員定数の削減を実行しなければならないと考えている。やはり、今の国会議員の数は多すぎる・・・

 政治家が100人いれば、100通りの考えがある。だから、党内対立はあっていい。その方が私は健全だと思う。ただ、最後の最後は双方納得して、この国のために団結してほしい(これは与党だけでなく、野党の責務でもある)。一党員としてその事だけを願いつつ、湯沢市に向かおう。

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