今日は「第32回山下太郎学術研究奨励賞・第30回山下太郎地域文化奨励賞授与式」に2年連続で議長代理として出席しました。
学術研究奨励賞は2名。超文系人間の私には難解でしたが、県出身の若手研究者が私たちの生活や健康のために日夜努力されている姿に敬意を表すばかりです。
●山田学・秋田大学大学院理工学研究科講師「アルカンのサイズと形状を認識できる超分子有機結晶の創製」
●高橋光規・山梨大学大学院総合研究部医学域助教「神経活動を光で制御する全光学神経生理学法の開発」
地域文化奨励賞は2団体。受賞者あいさつが心に残りました。
●あきた民俗懇話会「秋田県及び東北地方の民俗に関する研究」・・・「年中行事の繰り返しは<事(事故)がない>ことなので、生活の安泰につながる」。地域行事の大切さを改めて認識しました。
●本荘由利地域史研究会「本荘由利地域における地域史等研究及び歴史資料保全活動の実践研究」・・・「過去に学んで将来を見通す」。そのために民間に埋もれている歴史資料を発掘し、整理する保全活動を行っているそうです。
山下太郎顕彰育英会が設立された平成元年、私は高校3年生でした。あれから30余年、人材育成と教育に情熱を注いだ「アラビア太郎」の遺志は今もこうして受け継がれています。
P.S.授与式では高校時代の恩師・N先生と姉の恩師であるT先生も出席されていて、ごあいさつできました。いい日でした。