週末あれこれ

週末あれこれ。

昨日はまず臨時議会。議案は専決処分(除雪作業中の物損事故関連)1件、出産・子育て応援交付金事業と雪対策費の増額を盛り込んだ今年度一般会計補正予算でした。

補正予算案は予算決算委員会に付託せずに本会議による審査となりましたので、いろいろと質問が出ました。特に除雪費(雪対策費)の増額補正については先日のブログに書いたように、今後の当初予算措置に関する方向性について佐藤誠洋議員、斎藤光司議員、加藤勝義議員、そして私が市長、建設部長と議論しました。光司さん以外は増額すべし、の立場です。

「限られた財源」、「増額すると他の事業がやれなくなってしまう」、「必要最低限の予算を置いている」という答弁でしたが、雪対策は市民の皆さんにとって最大の関心事といっても過言ではありません。地球温暖化の傾向を見据えながら、必要最低限の額は果たしていくらなのか?という検討を庁内で今以上に行ってほしいと思います。補正予算案は全員賛成で可決しました。

午後からは行政課題説明会。夕方は湯沢市で連合秋田横手湯沢地域協議会の「2023新春旗開き」に出席しました。3年ぶりに組合員の皆さんにお酌をすることができました。

一泊(←湯沢に泊まるのは初めてじゃないかなあ)して帰横。今日は午後から第6回市民大学講座「よこてだいがく」。会場は大森コミュニティセンターでお題は「小野寺氏の城と大森城」。講師は盛岡市在住で城郭研究の第一人者である室野秀文氏です。以前も書いたような記憶がありますが、私の卒論のテーマが小野寺氏だったので、ちょいと勉強ということで参加しました。

小野寺氏が築城、あるいは居城した城は全てに石垣がないものだったが、昨年12月の調査によって大森城跡には石垣の痕跡が認められたようです。これは、太閤検地で大森城に入った上杉景勝が豊臣政権の権威を高めるために行ったものと推測されると指摘されました。

また、小野寺氏の本城は稲庭城→沼館城→横手城というのが定説だが、湯沢城跡を丹念に調査した結果においては、支城としてはかなり大規模であり稲庭の後、沼館の前に本城であったと考えられるとの見方を披露されました。

史料だけではなく、城郭の調査によっても新しい可能性を見出せる。そんな歴史の奥深さを感じた時間でした。

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