改選後初となる臨時議会が昨日開かれました。議長、副議長選挙をはじめとする議会の体制を決めることと、異例ではありますが市当局提案の議案を審議したために閉会が午後9時過ぎという超長丁場の展開となりました。
私の議席番号は20番。かつてはNPB各球団のエースナンバーでした。

だからというわけではありませんが、選挙後のさまざまな動きの中で私は議長選挙に立候補する決意を固め、本会議に臨みました。が、敗れました。人徳がなかったということだと受け止めています。後で某後輩議員から「ボクは質問している青山さんがイイです!」と言われまして・・・自分はそういう役回りなのかなと妙に納得しました。
ちなみに副議長選挙ではなぜか私に1票入りまして。念の為に弁明しますが私は書いてません。副議長としての仕事っぷりを評価していただいた方が「もう1回やれ」と票を投じてくれたのかなと勝手に解釈しています。
ということで、議長は菅原正志議員(市民の会)、副議長は本間利博議員(創成の会)という東農大ノンアルコンビに決まりました。私は厚生常任委員会、広報広聴委員会(広報分科会)に所属することとなり、議員全員で構成する予算決算委員会の副委員長に就任しました。与えられた仕事を精一杯がんばろうと思います。
ここまでで午後3時。それから議案3本の上程でした。1本は専決処分の報告。そして懸案となっている大森浄化センターにおける第三者委員会設置条例案と関連予算案です。
この第三者委員会設置については、改選直前の9月定例会最終日に佐藤誠洋議員が提案し、高橋市長が受け入れたことから始まったものです。それ自体は評価しますが、ノーチェックで賛成するわけにはいきません。それが二元代表制たる地方議会の役割です。要は中身なんです。内容なんです。それを審議しなければいけません。
そんな意味でこの議案2本は「客観性の担保」と「指針の順守」という点で問題がありました。産業建設常任委員会・分科会での小野正伸委員の反対討論はそれをまとめて「拙速」と断じました。
高橋市長は会計検査院が来横することを意識して「スピード感、取り急ぎ」という表現で私たちに理解を求めました。であるならば、「急がば回れ」だったのではないでしょうか。第三者委員会設置そのものに異を唱える議員はいません。だからこそ、市当局はその内容を丁寧に精査し、提案すべきだったと思います。
午後8時40分からの予算決算委員会及び本会議でこの議案2本は反対多数(予算決算委員会→賛成2・反対19 本会議→賛成2・反対20 私はいずれも反対)で否決となりました。
P.S.昨日の本会議前には本庁舎市民広場前で「厚木・横手リレーマラソン歓迎セレモニー」。友好都市・厚木市から「あつぎ昼走会」の皆さんが約530㎞の道のりを襷をつないでゴールしました。お疲れ様でした!


