維新は「下駄の雪」となった!

第219臨時国会が閉会しました。物価高対応等の経済対策を盛り込んだ補正予算が成立、交付金を活用して地方自治体が施策を講じることになります。横手市も内容を精査している最中。年明け、臨時議会ですかね。

さて、今回最も酷かったのが国会議員の定数削減問題で大暴走した日本維新の会。「協議の結論が出なかったら一年後に自動的に削減」という民主主義の根幹を揺るがすトンデモ法案を主導し、成立しなかったら連立離脱と自民党を脅していました。

しかし、海千山千の自民のブラックホールに吸収されるように徐々に主張を後退させ、会期延長もできずにシャンシャンとなりました。審議にも入れなかったのは野党のせい、と必死に強弁しましたが、その環境を整える努力をせずにサボタージュしたのは維新だということは、各メディアで報道されているとおりです。これで「下駄の雪」確定。

そもそも、維新が与党となった狙いは大阪を副首都にすること。まさに我田引水であり、「定数削減は政治改革のセンターピン」などと格好つけたのはそれを隠すためだったとしか思えません。定数削減もそして企業・団体献金の廃止も本当はどうでもいいと思っているのではないか、と勘ぐりたくなります。

維新には優秀で心ある議員も多くいます。ぜひ、党利党略に流されることなく、党内で堂々と正論を言ってほしいと思います。

ちなみに、この定数削減について横手市議会は12日(金)に「地域の実情を踏まえた議論を求める」決議を全会一致で可決しています。魁さん、記事にして!

 

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