能代市役所から「新バスケの街のしろ推進計画」の参考資料が送られてきた。
実は「スポーツによる地域活性化」を昨年12月議会の一般質問の中でとりあげたのだが、その調査研究の過程で能代工業高校をシンボルとした「バスケの街」推進に取り組む能代市に問い合わせをした。当時は「実はまだ具体的な動きがなくて・・・」との回答で「ありゃりゃ」と思ったものだが、その後それなりに作業をしていたらしい。
それにしても、自分の街に関係のない一地方議員の問い合わせを忘れずに、資料が整ったところで知らせてくる姿勢は立派だと思う。当然といえば当然なのかもしれないが、いつぞやのブログにも書いた秋田県の某部署の対応とは雲泥の差である。同じ行政なのだが。
で、この資料はなかなか興味深い数字が並んでいる。「能代カップ」の観客数、プロバスケットボールリーグ開催時の観客数、「バスケの街を他に誇れるか」という市民へのアンケート調査の数が年々落ちてきている。これは能代工の強さと関係があるかもしれない。
プロ野球やJリーグもそうだが、やはり地元にそういうチームがあっても強くないと盛り上がらない。そんな現実をこの数字は示しているような気がしてならない。