昨日、音信不通になっていた大学の同級生(仙台在住)と連絡がとれた。実は彼、高校のヨット部監督でこの時期も海にいることが多い。だから、本当に気が気でなかったので心底ホッとした。彼は「土・日曜日は閖上(名取)で練習だったので、もう一日ずれていたらアウトだった」と言っていた。電気も通って、水や食料もなんとか確保しているので、しばらくは大丈夫そうだ。
本当に心配なのは、宮古・釜石・大船渡にいる商工会議所青年部の方々だ。昨日、商工会議所に立ち寄ったのだが、「(商工会議所自体と)全然、連絡とれません」という話だった。被災地で、救出されたというニュースも入ってきている。まだまだ救出される望みを捨てていない方はたくさんいるはずだ。
横手市経済への打撃も深刻。小売店を中心に立ち寄ったのだが、お客さんもいなく、ヒッソリとしている。由利本荘に通っている後援会幹部の方もガソリンがなく、横手の自宅から指示を出しているが、「といってもダンプや重機も動けないんだよね・・・」。印刷会社も紙不足に陥りつつあるし、この状況下だけに仕事のキャンセルも相次いでいる。
暗い話を続けてしまったが、佐竹知事がガソリン等の供給について「近く、正常化。もうしばらくの辛抱だ」とのコメントを出したようだ。具体的な話ではないが、首長のコメントで少し安心した県民もいたのではないか。行政もあらゆる手段を用いて、メッセージを発信していく事が大事だ。