児童虐待・DV防止講演会

 風の強い日でしたね。

 今年度の「横手市児童虐待・DV防止講演会」が平鹿生涯学習センターで行われた。講師は発達心理学、母性研究の第一人者である恵泉女学園大の大日向雅美学長。演題は「母親ひとりの“孤育て”から、皆で支える“子育ちへ”」。

●「児童虐待」というのは身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待の4つから成り立っているが、それぞれにレッドゾーン、イエローゾーン、グレーゾーンがあり、特に社会全体で支えていかなければならないのはグレーゾーンの方々である。
●専業主婦にも、働く母にも、そしてイクメンにもそれぞれの悩みがあり、「父」とか「母」としての関係だけでなく、「夫婦」としての関係を基本に子育てしてみましょう。
●ほめすぎるな。叱るときにきちんと叱れ。
●高速道(職場)から一般道(自宅)にすぐ行くのではなく、インターチェンジで休憩(クールダウン・頭を切り替える)する時間、場所をとれ。

 このような内容が印象に残った。最後に「支え・支えられてお互いさま」という哲学が重要と強調された。

 講演会の後は横手中央公民館(女性センター)で開かれている「石坂洋次郎没後30年記念・ミニ写真展」に行ってみた。高校教師として20~30代の大半を横手で過ごした石坂洋次郎。その時代の横手の風景を洋次郎が勤務していた横手高女(現・横手城南高)、横手中(現・横手高)を中心に写真展示している。ちなみに、写真提供者は私の南中同級生のお父様である。

 秋田ふるさと村では、「よこて菊まつり」も開催中。先日、一関に行く前に開幕式に出席したが、今年も力作がズラリと並んでいた。7日(月)までですので、ぜひ足をお運びください。

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