塩竃に触れてみた

 横手から高速利用で2時間半弱、塩竃市は「港町」と「門前町」という二つの顔を持つ人口約5万の街である。

 研修会初日の正午前に到着。集合場所のホテル隣にある「コロラド」でお昼。まさに「ザ・昭和の喫茶店」という雰囲気の中、大好物のナポリタンを食す。

 大盛りにしとけばよかった・・・と思いながらも、味はバッチリであった。

 午後1時半。メンバーとホテルを出発。街並みを歩きながら会場へ。これも今回の研修のポイントのひとつである。観光客目線で本塩釜駅~鹽竈神社。

 鹽竈神社。伊達藩の手厚い庇護を受けた“東北開拓の守護神”。もちろん、国の重要文化財指定。

 きつい勾配をヒイヒイ言いながら登る。


 

 境内では桜がすでに咲いていた。そういえば、大学の同級生が学芸員の資格を取るためにココの博物館で実習してたなあ。今はハイウェイパトロールの会社にいるけど。

 研修会場の旧亀井邸は神社の境内にあった。「亀井」とは東北を代表する総合商社・カメイ。そのルーツが塩竃だったという事を今回初めて知った。ちなみに、「酒のやまや」も今は仙台に本社があるけど、元々は塩竃に本社があった。広告代理店時代、よく通ったものである。

 初日の研修を終え、懇親会。講師のお二人と全若第9代会長を務めた伊藤博章・副議長もご一緒。魚介料理の店を予想していたが、地元の阿部眞喜議員がチョイスしたのは「炭火焼肉ぐら」。なんでも予約が取りにくいほど地元では大人気の店なんだそう。写真撮れなかったが、「んだべな」と納得してしまうほど美味であった。

 二日目。私はメンバーとは別のホテルに宿泊したので朝食はホテルのバイキング。みんなは朝7時半に出発して新魚市場を見学、海鮮丼の朝食をとったようだ。
 私は9時すぎに到着。仲卸市場。

 研修終了後、みんなで昼食。伊藤副議長にご無理を聞いていただき、「亀喜寿司」。
 そして、昼食後はこれまた副議長の計らいにより、銘酒・浦霞の醸造元「佐浦」をプチ見学。純米吟醸の「浦霞禅」が私の昔からのお気に入りである。ちなみに、「うらがすみ」ではなく、「うらかすみ」。読みは濁らない。

 メンバーとの全日程はこれで終了したが、私は自宅用として「武田の笹かまぼこ」で「杜のチーズ」を買って帰った。

 このように、神社・市場・寿司・日本酒・かまぼこと塩竃には観光客が訪れるキーワードが満載である。実際、賑わいを感じることができた。しかしながら、「悩みは宿泊が少ないこと」と土見大介議員が言っていた。仙台や松島から近い、というのはメリットだが逆にそこの部分では負けてしまう。

 それでも、塩竃は個性的な街である。市内中心部の至るところに寿司店が並び、歴史的な建造物も所々にある。そして、外装・内装のデザインが自らの主張とお客の目をマッチングさせることを意識した店が多い。ジャンルも多種多様だ。地元議員のお二人は謙遜していたが、まさに「磨けば光る」地域だと思う。

 私はまだ塩竃を理解し切ったとはいえない。なぜなら、東日本大震災の状況、そして復興の様子についてあまり聞けなかったからだ。宮城県は南三陸地方や仙台の荒浜、名取の閖上といった場所がメディアにとりあげられているが、塩竃だって被災地だ。そんな目線でいつかまた、訪れてみたいと思っている。
 

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