連合秋田政治フォーラム

 師走に入りました。

昨日は秋田市で連合秋田議員懇談会の総会に出席しました。振り返ってみると、今年は自身を含め選挙尽くしの年でした。連合にとって、推薦する候補者が3分裂して突入した衆院選はいろいろと考えさせられました。

 総会は議長に選出された土谷勝悦県議の進行でスムーズに議案が承認され、最後に私が読み上げた「勤労者を基盤とする幅広い政治勢力の結集に努め、<働くことを軸とする安心社会>の実現と真の民主主義を実践していくために奮闘することを宣言する」総会宣言(案)を満場の拍手で承認し閉会しました。

 総会後は毎年恒例、連合秋田主催の政治フォーラム。今回の講師は政治学者で一橋大学大学院教授の中北浩爾氏でした。演題は「これからの日本政治と野党」。

 講演の中心はやはり先の衆院選。希望の党は風任せの“気泡の党”であって、民進党が地方組織そっちのけの永田町の論理でそこに身をゆだねてしまったのは大変残念なことであり、今回の教訓をどう活かすか?それを踏まえた上でわかりやすく解説していただきました。

 分厚い支持基盤を持つ自公政権に対抗するためにはやはり分裂したままの状態はダメで再合流しなければならない。そのためには日米同盟を基軸とし、憲法を肯定的に捉える保守リベラル(中道)の立ち位置をしっかり示していかなければならないそうです。そして、二院制の日本において二大政党制を実現するのは難しいという考えを述べられました。

 他にも示唆に富むお話をいただきましたが、この辺で・・・政治フォーラム、いつも講師の人選が良くて毎年の楽しみになっています。

 そして、今日は仙台市にいます。これからNTT労組の東日本自治体議員団会議に出席します。

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