決算特別委員会

 昨日は平成21年度の決算特別委員会が行われた。決算は施策の成果をあげるために、きちんと使われたかを審議するもの。それが、来年度の予算編成にあたって少なからず影響を与える。

 私は選挙費について質問した。当然のことだが、投票率は低いよりも高い方がいい。とくに低迷している若年層の投票率アップが課題となっている。男鹿市ではその対策として、スーパーなど“人の集まる場所”に期日前の投票所を設けている。

 その部分で、横手市として、どう考えているかを狙って質問をしたが、どうやら交渉、検討はしているようだ。ただ、経費などの面で詰め切れていないとの答弁があった。

 来年度は県議会議員選挙がある。投票率アップのため、さらなる工夫をお願いしたいと思う。

 決算は来週、各常任委員会の分科会で詳しく審議する。

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9月議会開会

 全国高校軟式野球大会で能代高校が28年ぶりの優勝。おめでとう!秋田の野球は決して弱くはない。

 9月議会が開会。昨日は市長の所信説明、各議案の上程など。

 所信説明の中で、市長はねじれ国会について言及。「地方分権の推進など方向性が一致している政策については、各党が協調し速やかに実行していただきたい」。 まったくもって同感。

 そして気になるのが、家庭児童相談室への相談件数が昨年度を上回るペースであること。しかも、育児放棄が昨年度4件だったのが、今年度はすでに9件。

 これは、やばい。社会が壊れる。よく、「子どもの教育も必要だが、親の教育も必要」というが、“対策”としては、効果はあると思う。でも、大切なのは育児放棄をしない大人を育てることであって、そこを取り違えてはいけないと思う。“人づくり”により真剣に取り組まなければ。

 今日は決算特別委員会。夜は横手地域づくり協議会を傍聴予定。

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横手版事業仕分け

 議会準備をしていたら、先日の事業仕分けについて大体まとまってきたので述べてみたい。

 まず、概要はこう。対象事業は市が3つの基準で選定した30事業。仕分け人は公募等で選ばれた30人。1事業60分で判定。評価区分は1、不要 2、必要(民間実施) 3、必要(国・県実施) 4、必要(市実施だが要改善) 5、必要(市実施で現行どおり、または拡大) 1グループ6人の5グループ体制。1グループあたり6事業を仕分け。

 そして、この事業仕分けを実施する目的なのだが、市によると、「評価の結果を基に、事務事業の必要性と効果、及び執行体制、効果的な手法を再検討し、今後の事務事業に反映させる」こと。要は来年度以降の施策に反映させる。そこが昨年度までとは違う。だから、地元マスコミも注目した。

 さて、今回の仕分けを本来の定義とされている3つの点からみてみる。

1、外部の目で行う→“民間人”ということからすると、“外部”かもしれないが、コーディネーターを務めた他自治体職員を除いては“市民”が仕分けした。そういう点では少し内向きだったのではなないだろうか。仕分けには「客観的な判断」が求められる。そのためには、市民と外部の割合が50:50がベター。

2、公開で行う→意気込みは満点。しかし、マイクなしだったので非常に聴きづらかった。これでは“公開”の意味がない。お金をかけてでも傍聴しやすい工夫をすべき。

3、「そもそも」から始める→「そもそも、この事業は必要なのかどうか」から議論を始めなければならない。目的にも「事務事業の必要性を再検討」とあるのだから。ここは仕分け人に温度差があったように思う。それを理解している仕分け人と、あくまで“事業は必要”という前提で臨んでいる仕分け人とがいた。

その他に気付いた点がある。

1、仕分け人の姿勢→30人の内訳は公募が10であとは市が依頼した有識者とコーディネーターを務めた他自治体職員。はっきりいって、活発なグループとそうでないグループに分かれた。もう少し言わせていただくと、やる気のない仕分け人もいた。各グループ最低1事業の仕分けを傍聴したが、(その時だけだったかもしれないが)一切発言しない仕分け人がいた。今回の仕分けが少なからず、施策に反映される可能性があるのだ。市民を代表して仕分けをしているのだ。自覚をもってほしい。

2、市担当者の姿勢→差があった。事業の必要性を訴える職員、仕分け人と一緒に議論していこうという職員。一方で、事業内容の説明に終始する職員、防戦一方の職員(←ちょっと可哀想だった)。何だかんだいって実際、執行している事業なのだから、意見を拝聴しつつも、その必要性について納得のいく話をしなければ。

3、実施方法について→行政刷新会議が行った事業仕分けは本番前に膨大な時間をかけて、資料収集やヒヤリング、現地調査を行い、そのうえで評価を下した。要するに本番前にすでにその事業の内容を完璧に把握していたわけだ。だから60分で仕分けできた。それに対し、今回の流れをみると(事前に説明会を行ったというが)冒頭の事業説明とその後の質疑応答があって、やっと事業の内容が理解できたという仕分け人が多かったと思う。あとは目の前の資料と自らの経験や知識に基づく考えに従って評価するしかない。とすればこの60分という時間は短すぎる。仕分け人には負担だと思うが、今後は市ではなく、仕分けチームが事業を選定し、綿密な準備を重ねて、本番に臨むという方法が良いのではないか。

 と、かなり厳しいことを述べてきたが、率直な思いなので仕方ない。ただ、評価すべきなのは「やった」という事実。他自治体がやらない中で、パフォーマンスといわれようと公開で実施し、施策へ反映させようという姿勢は市の行政経営改革への本気度を表している。

 この事業仕分け。いろんな改善を図りながら、今後も定期的に続けてほしいと思う。

 忙しい中、(本気で取り組んだ)仕分け人の皆さんに敬意を表したい。

 

 

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籠る

 今日は大曲の花火。観に行きたいところだが、来週から議会が始まるので、準備のために2日間籠って資料を読み込むことにした。

 この花火は一回は観ておく価値がある。そして、観てしまうと毎年観たくなる。

 観に行く方は水分をこまめに摂りながらお楽しみを!

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まとまらず

 昨日は南庁舎で行われた事業仕分けを傍聴。

 いろんな思いが頭の中を駆け巡っていて、まだまとまらず。とりあえず、写真のみで詳細は後日!

 今日はNTT労組秋田分会の総会出席のため、秋田市へ。

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終日、横手庁舎

 昨日はほぼ終日、横手庁舎だった。

 午前は議会運営委員会に代理出席。9月議会の日程や、陳情の取り扱いなどを協議。9月議会は8月30日(月)~9月24日(金)の長丁場。今年度から決算の認定も審議する。

 午後からの議案説明会の後、学校給食センター統合計画や、定住自立圏構想など当面の市の行政課題について説明を受ける。

 その後は議会広報委員会。日程などを話し合い。今号は10月15日に発行予定。

 夜は未来型政策課題研究会。まさに横手の“未来”はどうあるべきか、そのためにどうすべきかを議論する場。法律の枠や常識にとらわれない活発な議論が交わされ、いい刺激になった。

 今日は、さかえ館にて行われる身体障害者福祉大会に出席。夜は横ふれ実行委員会。

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フォーラム終了

 2日間にわたって行われた「民主党東北地方自治体議員フォーラム」。非常に有意義な研修会だった。

 以下に、各講演会でのポイントと私が参加した分科会の模様をかいつまんで。

●講演会「事業仕分けの現状と今後の課題」 講師:熊谷哲氏(写真:京都府議会議員 必殺仕分け人)  政治不信の要因のひとつは「透明性がない」こと。事業仕分けはここを突き破った。定義は1、外部の目線で行う 2、公開でやる 3、「そもそも」論から始める。

●講演会「地域経済と観光振興」 講師:清水慎一氏(JTB常務取締役・立教大観光学部特任教授 仙台駅の「牛タン通り・すし通り」の発案者) 観光振興は首長しだい。民間とのパートナーシップを確立し、住民の意識を変えることが大事。地域の20年後はどうなっているか?を問いかける。すると、「観光」がみえてくる。

●講演会「地域農業の再生と課題」 講師:篠原孝氏(農林水産副大臣・衆議院議員 “地産地消” の名付け親) 戸別所得補償制度はヨーロッパでは当たり前の政策。そこには限界集落がない。日本全体を都市近郊型農業と位置付ける意識を持とう。小沢一郎氏は「地域の消防団が存続できる社会を目指す」といった。その想いが戸別所得補償制度につながっている。

●分科会「地域主権と地方財政」 熊谷氏の講演をうけての分科会のため、内容の大半は事業仕分けの話題に。冒頭の自己紹介で、私が「今週、横手市は事業仕分けをやります」と発言したら、案の定、参加者から矢継ぎ早に質問が。懸命に答弁。熊谷氏からは「世の中には“なんちゃって事業仕分け” があるから注意深くみるように」とのご指摘をいただく。ポイントは講演でも触れたとおり、「外部の目」と「そもそも」。

●講演会「秋田県4年連続学力トップクラスの秘密」 講師:阿部昇氏(秋田大教育文化学部教授) 秋田のすごいところは無答率(白紙回答)が少ないこと。それはクラスで「みんなで考える、意見を述べ合う」授業をしているから。それを学力向上に結び付ける戦略を教師が持っている。

 昨夜の大懇親交流会には枝野幹事長も駆けつけた(写真)。挨拶で「六本木ヒルズの発展だけをみて日本が発展してると思う風潮になってはいけない。地方の活性化こそ、日本発展のカギだ」と鼓舞される。

 名刺交換をお願いしたら、「お、横手。横手やきそば食べたいんだけど、なかなか機会がなくてねえ」 思ったより、気さくな人だった。

                                               

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東北自治体議員フォーラム

 今日と明日は秋田市で開催される「民主党東北地方自治体議員フォーラム」に出席。東北各県から議員や党関係者が集う。

 講演会、分科会、交流会など盛りだくさんの内容。他県の議員とも出会えるいい機会。

 まもなく出発!

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西へ、北へ

 挨拶まわりは西へ、北へ。大雄~大森~境町~黒川~金沢各地区。

 同級生が専務をしている会社を訪問。営業をしていても、最近は金額の話が先、というか全てだという。提案内容の可否が先で、そこから金額の話をするのが本来のあるべき姿なのだが・・・。これでは、“やりがい”を感じなくなるのではないだろうか。

 昼食は大森庁舎の「ふれあい食堂」にて、別の同級生と。ツイッターの活用方法から地域局や議員のあり方まで、短時間ながらも意見交換。

 明日は川崎と仙台から帰省する同級生と飲む予定。昨日から同級生ネタばかり(笑)

 

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お家芸

 今日は山内~増田~十文字地区を巡った。十文字で、湯沢高校時代の同級生の実家に行ったら、なんと本人が偶然帰省していて卒業以来の再会。うん、変わっていない。

 湯沢高校といえば、お家芸はハンドボール。最近は男子だけでなく、女子も強くなってきている。今朝の魁新報には明日から始まる東北総体の出場選手が掲載されているが、ハンドボールは現役やOBが多数出場する。成年男子のメンバーには同級生の名前も。すごいぞ。

 思えば、高校時代は体育の授業や、球技大会もハンドボールだった。おかげで、大学時代の体育でハンドボールをやった時にルールもわからず右往左往する周囲を横目にビシバシとシュートを放っていたものだ。いやあ、あれは爽快だった。

 秋田では近年、ラグビー、サッカー、バスケとプロチームが誕生している。それにならって湯沢でも選手を集めてプロチームをつくり、日本リーグに参戦してみるのもいいかもしれない。余計なお世話かな。

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