観測史上最多の大雨

秋田県内は昨日から各地で観測史上最多となる降水量を記録し、広い範囲で冠水、床下・床上浸水、土砂崩れ等の被害が起こりました。五城目町では男性が水没した車から救助されましたが、その後死亡が確認されるという痛ましい出来事も。

秋田市広面にある姉の家も物置が浸水し、家屋の床下まで水がきたとのことで、本当に心配です。今は雨が止んでいますが、まだまだ雄物川をはじめとする河川の氾濫や土砂災害に警戒が必要です。

交通網もほぼ全滅に近い状態。用事で横浜に行っていた姉は昨夜は盛岡で足止めされました。今日、新幹線で北上まで来た姉を私が車で迎えに行きましたが明日以降、横手からさてどうするか?といった状況です。

横手市も時折激しく降りましたが、目に見える被害はないようです。ただ、一時的に避難された方は心身共に疲労が残っていることでしょうし、農作物の被害状況の把握はこれから。県内はしばらく復旧に向けた作業に時間がかかりそうです。

カテゴリー: 未分類 | 観測史上最多の大雨 はコメントを受け付けていません。

厚生常任委員会行政視察その②~高崎市~「ヤングケアラーSOSサービス事業について」

人口約37万、群馬県最大の都市である高崎市。新幹線が停車し、高崎経済大学という全国から学生が集まる著名な学校があるなど、県庁所在地の前橋市よりも活気があるかなというのが私の印象です。ちなみに、8年前も厚生委で「こども発達支援センター」を視察しています。

ヤングケアラーと子育てに関連したSOSサービスについて学びましたが、ここではヤングケアラーの取り組みについて書きます。

高崎市は子育てから高齢者政策まで幅広い福祉分野でSOSサービスを導入しています。ヤングケアラーSOSサービスもその一環で、「高崎の子どもは高崎で守る」という富岡賢治市長の強い思いから実現したもので、ヤングケアラーに代わって家事介護等を行うサポーターを無料で派遣し、生活における負担軽減を図るという委託事業です。

昨年4月に教育委員会にヤングケアラー支援担当を設置し、相談窓口を一本化。ここには福祉分野に長けた職員も加わって「教育と福祉の融合」を図っています。相談に対して、ワーキングチームによる検討→ヤングケアラー支援推進委員会での審議という体系的なフローを経て支援の可否を判断。もちろん、派遣につながらなくとも、ヤングケアラー一人ひとりの事情に合わせた対応が可能となり、虐待問題にも有効とのことでした。

私がこの取り組みの説明で感銘を受けたのは「ヤングケアラーが何人いるか?という現状把握よりも、まず先に動くことでわかる」という担当者の言葉です。なかなか自分で言い出せず、かつ自分でもヤングケアラーだと気づかない子どもたちはたくさんいます。各自治体はまず何とか現状把握に努めようとしていますが、高崎市は逆。いることを前提に組織を立ち上げ、一人でも多くの子どもたちを救うという姿勢を鮮明にしています。

横手市にはヤングケアラーは今のところ一人もいないんだそうです(←議会での各答弁より)が、私はずっと疑問を持ち続けています。高崎市の担当者は「学校生活のちょっとした変化に気づくことができるかどうか」がヤングケアラーを見つけるポイントだと言われていました。何も横手市の学校の先生が児童生徒に対してきちんと向き合っていないとは思っていませんが、市教委もこうした取り組みを参考にしてほしいと思います。

渋川市の給食無償化も、このヤングケアラーSOSサービスもトップの子育てに対する強烈なこだわりで実現しました。いろんな意味で「首長のリーダーシップとは?」を考えさせられる行政視察でした。

 

カテゴリー: 未分類 | 厚生常任委員会行政視察その②~高崎市~「ヤングケアラーSOSサービス事業について」 はコメントを受け付けていません。

風邪でした

会派研修の途中から咳が出始めました。市販薬を飲んでも一向におさまる気配がなく、今日の日中は「清新」の配付をしようと思っていたのですが、取りやめてかかりつけの内科へ。新コロの検査は陰性で、まあ、風邪だろうということで薬を処方していただき帰宅しました。

夕方からは整骨院と横手駅前商店街納涼ビアガーデンに行く予定でしたが、大事をとってキャンセルして自宅でおとなしくしています。ビアガーデン、楽しみにしていたのですが・・・来週に臨時議会が控えていますので快復に努めます。

明日から警報級の大雨予報が出ています。横手市は市内10カ所に自主避難所を開設しました。十分にお気を付けください。

カテゴリー: 未分類 | 風邪でした はコメントを受け付けていません。

厚生常任委員会行政視察その①~渋川市~「給食費無償化の取り組みについて」

日本の“へそ”部分に位置する渋川市は人口約7万3000人。国内有数のこんにゃく芋の産地です。平成18年に1市1町4村が合併した結果、伊香保温泉や日本3大うどんの一つである水沢うどんも渋川の自慢となりました。

渋川市の給食費無料化は平成29年から始まりました。きっかけは当時の市長公約だったから。まず、約30%公費負担からスタートし、第3子以降の全額公費負担と徐々にステップを踏んでいっての実現でした。

群馬県は給食無償化先進地。全市町村の半分以上が実現させているため、無償化が少子化対策に効果があったとはいえない、と説明した担当者の方から正直なお話をいただきました。ただし、確実に保護者の皆さんの経済的負担軽減にはつながっています。

逆の見方をすれば、給食費無償化は子育て施策の切り札ではなく、もはや数ある事業のうちの一つに過ぎなくなってきているということ。国の動きに期待しているのではなく、一般財源を使って(←渋川市は一般会計の1%)進めていかなければどんどん乗り遅れてしまうのです。

視察に出発する数日前、男鹿市が補正予算を組んで給食費無償化を始めるというニュースを目にしました。秋田県にもそのスタンダードな波はやってくるでしょう。それでも国からのお金を口を開けて待っているだけだったら、高橋市長が言うところの「思い切った少子化対策」は画餅に帰すこととなるでしょう。

カテゴリー: 未分類 | 厚生常任委員会行政視察その①~渋川市~「給食費無償化の取り組みについて」 はコメントを受け付けていません。

群馬県に行ってきました

実は二週連続で県外出張でした。厚生常任委員会の行政視察で月・火と群馬県渋川市と高崎市へ。今日は埼玉県上尾市を視察する日程でしたが、私は監査委員業務があるために昨夜、一足早く帰横しました。

群馬県、予想通り半端ない暑さでした。まあ、視察地を渋川に!と提案したのは私なんですがね。報告は後日、ブログに書きます。

高崎の駅弁といえばコレ。だるま弁当です。帰りの新幹線でいただきました。

ということで今日は監査委員業務でした。午前9時から監査委員会議、その後は午後にかけて令和4年度の一般会計等決算審査ヒアリング。毎年のように議会が指摘しているものが一向に改善されておらず・・・市当局の言い分もわからないわけではありませんが、もっと全庁的に問題意識を持つべきです。

明日は臨時議会の議案説明会があります。

カテゴリー: 未分類 | 群馬県に行ってきました はコメントを受け付けていません。

まさか・・・

全国高校野球選手権秋田大会が昨日開幕しました。今日はグリスタで母校の試合を観戦しようかなと思っていましたが、朝起きたら天気があまりよろしくなく・・・やらなければならない事務仕事もいろいろとあるので、やめました。ただ、6回裏途中からライブ配信で観戦。最終回に一打逆転サヨナラのチャンスをつくりましたが、惜敗でした。3年生の皆さんはお疲れ様でした。

さて、今朝の地元紙にも載りましたが横手駅東口再開発事業でまさかの施工ミスが発覚してしまいました。先月、市議会でも見学した民間施設のB棟の柱のアンカーボルトが7センチほどずれていたのにも関わらず必要な措置をおこなわず、工事監理者に報告もしていなかったということです。

来週月曜日からJAをはじめ団体、企業が順次入居するという直前の事態に信じられない思いです。昨日、高橋市長は「現時点での情報では建物の使用を認められない」という判断を下しました。先行きは全く不透明ですが、各方面への影響は不可避。今後の動きを注視していかなければなりません。それにしても、残念です。

カテゴリー: 未分類 | まさか・・・ はコメントを受け付けていません。

会派・さきがけ視察研修in北海道

火曜日から会派の視察研修で北海道へ。昨夜遅く帰横しました。

美瑛町では「美瑛町地域材利用推進方針」について。道の方針に沿って策定、今年はゼロカーボン化の部分を追加する改正を行っています。

丘のまち郷土学館「美宙」(みそら)。やるのであれば、ここまで徹底して地域材を使うべきですね。

「わいわいプール」では木質バイオマスボイラーを導入しています。

冬をはじめとする厳しい気候環境の中で、木材需要を活用しながら燃料使用量や温室効果ガスの削減に成果を挙げられ、森林資源の循環を促進している姿勢に感銘を受けました。今後は木質チップ燃焼に伴って発生する焼却灰の有効な活用方法について検討したいとのことでした。

芦別市では「芦別市道路舗装修繕計画」について。

著しい損傷に至ってから修繕を行う事後保全型の維持管理では、将来的にコストが増大する危険性があります。よって、計画的な維持管理を行う必要性を鑑みて予防保全型の管理に移行し、コストの縮減や予算の平準化を図るべく策定したとのこと。市道のうち主要な20路線を対象として、道路舗装のメンテナンスサイクルを構築しているそうです。

「予防保全型」という考え方は横手市における道路関連事業にも大いに参考になるものであり、このような計画策定の必要性を感じました。また、幹線ではこうした計画によって健全な道路環境の維持が図られる一方、その他のいわゆる生活道路の修繕とのギャップが懸念されます。そのことについては、生活道路も市民の皆さんの要望にある程度応えられているという説明があり・・・横手市の現状と比較して非常にうらやましく思いました。

 

 

カテゴリー: 未分類 | 会派・さきがけ視察研修in北海道 はコメントを受け付けていません。

配付開始

着れば暑いし、脱げば寒い。これから横手かまくらFM「すぽこん」ですが、一枚羽織っていくか迷うところです。

今日から議会報告「清新」の配付を始めました。「休め」の一言でお茶っこ飲みながらいろいろとお話ししたところもありました。

たぶん、9月定例会が始まってもひたすら配付すると思われます。市議会の動きを知っていただくことは大切なのでがんばります。

カテゴリー: 未分類 | 配付開始 はコメントを受け付けていません。

しずかと語る会

7月に入りました。

相次いでトラブルが生じているマイナンバーカードの返納が全国的に増えているそうです。この制度はこれからの時代を考えると必要なのですが、あまりにも国が基礎自治体に様々なオペレーションを任せすぎました。責任まで押しつけないでください。

今日は午後からかまくら館でおこなわれた寺田静参議院議員の「しずかと語る会」に行ってきました。全県を選挙区にしている参議院議員はとかく「活動がみえない」と言われがちですが、静さんはコロナ下で開催できなかった時期を除いて毎年のように県内全市町村でこうした会合を開いています。簡単そうでなかなかできないことだと思います。

現在所属している農林水産委員会での活動や、議員として重視している女性・子ども政策の推進、課題を中心にわかりやすくお話しいただきました。今後のご活躍を祈念しております。

カテゴリー: 未分類 | しずかと語る会 はコメントを受け付けていません。

この三日間

この三日間を食事の写真とともに振り返ります。

●28日(水)日中はほぼオフ。午前は大曲の整骨院で治療。午後からは本荘郷土資料館で開催されている企画展「本荘のお殿様 六郷家を探る」へ。途中、大内にあるカツ丼の名店「いときん」で昼食。ものすごいボリュームでした!

企画展は江戸時代の本荘藩主・六郷氏にまつわる古文書や木簡などを展示しています。六郷氏はその名のとおり中世は仙北郡六郷を本拠としており、関ヶ原の戦いの後に常陸国(茨城県)に転封、最上氏の改易に伴って1623年に本荘藩に移封され11代にわたって治世を行ってきました。8月27日までやってます(午前9時~午後5時 原則月曜日休館)。

夕方は横手ライオンズクラブ例会に久々に出席。今年度最後の例会でした。

●29日(木) この日も日中はほぼオフ。歯医者さんでメンテナンス→床屋さんで散髪。夕方は横手市建設産業団体連合会の会員交流懇談会に出席。会場はよこてシャイニーパレス。再開発事業で現行の宴会場は7月1日で営業を終了します(移転後の宴会開始は7月13日より)。本当にお世話になりました。

この会合は4年ぶりの開催でしたが、私はいつも楽しみにしています。懇談に熱が入りすぎて刺身二切れとなす漬けくらいしかお腹に入れなかったので、道すがら近所のお店で天重を食べて帰宅。ココは天ぷらが美味いのです。

そして、今日は午前9時から午後4時までみっちり監査委員業務。決算審査に入りまして、今日は水道、下水道、病院事業の企業会計を審査しました。

昼食は条里北庁舎近くの知人が経営するラーメン店で。ピリ辛納豆、おかかご飯、スプラウト(クーポンサービス)です。

議会報告「清新」が納品されましたので、来週から配付を始めます。

 

カテゴリー: 未分類 | この三日間 はコメントを受け付けていません。