役割分担の明確化を!

10日(水)に行われた臨時議会を報じた地元紙の記事です。

大雪や新型コロナ関連の補正予算案が可決されたわけですが、新型コロナワクチン接種について、当日の立身万千子厚生分科会長の報告で気になる部分がありました。

それは、市当局の答弁に「接種自体は、県が体制の整備と接種を行うため、市は接種費用のみ予算計上している」というものがあったからです。まともに解釈すれば、接種は主体的に県が行う事業ということになります。

私は会場やスタッフの確保、情報提供、問い合わせ対応といった実務は基礎自治体が行うものだと理解していますし、実際そうなっていると思います。では、“体制の整備と接種を行う”県の役割は何か?何か混乱が生じた場合は県が責任をもって対処してくれるのか?正直、よくわかりません。いずれ、県と市の役割分担の明確化を含め、徹底した連携が求められると思います。

P.S.「6畳間のピアノマン」、泣けます。

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問題の本質は

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明しました。後任は白紙だそうです。

いかに「余人をもって代え難い」方だったとしても、謝って済む問題ではありませんでした。国会議員時代は文教族として活躍した元首相。その経験と人脈、調整力は別の形で発揮していただければと思います。

森さんが女性蔑視ととられる発言をした直後、会場内からは笑いが起こったそうです。突き詰めればこの方々も同罪です。人間の心に潜む無意識の“差別”。問題の本質はこの部分にあるんだろうと思います。

「人の振り見て見て我が振り直せ」。森さんを批判して終わりではなく、自分自身も気をつけなければ・・・です。

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臨時議会

今日は臨時議会でした。議案は今年度一般会計補正予算案2件(専決処分含む)で、内容は新型コロナと大雪における支援・対応策です。

総務文教分科会審査のメインは教育費でした。市内小中学校の新型コロナ対策のため、パーテーションや防護服、専用寝具等の保健衛生用品・備品を購入します。財源は国庫補助金と財政調整基金で賄います。

お昼の出前は鍋焼きうどん(大盛)。海老天が2本入っているのがナイスです。

議案は本会議で全員賛成で可決されました。コロナ、大雪いずれも適切に事業執行していただくよう、お願いします。

その後は行政課題説明会。案件は「横手体育館・横手市民会館整備に向けた基本構想の検討状況について」。昨日の総務文教常任委員会協議会で示された資料に「横手市財政計画」が新たに加わっての説明でした。今後は3月定例会に上程される来年度当初予算案の中での審査となりますが、議会側の意向も汲んだ、柔軟な姿勢で対応してほしいと思います。

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会議が続きます

今週は明日まで会議が続きます。昨日の午前は議会改革推進会議。議会の活動評価や議会基本条例条文・関連例規の見直し、議会基本条例の検証作業に伴う横手市議会行動計画、定数と報酬、通年議会のしくみ、といった盛りだくさんの事項について活発な意見交換を行いました。

行動計画については、策定するだけでなく、議会内のどの機関(委員会等)が主体的にアクションを起こすかといった役割の明確化が大事だと思います。でないと、押し付け合いになって、あやふやなまま結局何もできずに時間ばかりが過ぎていくという展開になりかねません。

通年議会については、ずっと以前から検討課題とされてきたものですが、そろそろ実現に向けて本格的に着手しなければならないと思います。通年議会を採用することによるメリットを議員間で共有するための仕掛けをこれからつくっていこう!という意見でまとまりました。

今日は総務文教常任委員会関係。午前は協議会。案件は4つでした。「横手体育館・横手市民会館整備に向けた基本構想の検討状況について」は今までの協議で各委員から出された“宿題”の回答としての資料が示されました。現状において精一杯の資料提示ということは理解しますが、モヤモヤ感の解消とまではいかなかったようです。

明日の行政課題説明会で全議員に改めての説明がありますが、総務文教としては3月定例会前最後の協議となりました。「基本構想の段階である程度納得したい」という私たちと「細かい部分は基本計画で」という姿勢の市当局。立場をわかりつつも、微妙にすれ違った状況で3月定例会での委員会審査を迎えることとなりそうです。

午後は所管事務調査。「災害時の避難行動」について論点の④多様な避難の在り方と⑤災害弱者の不安解消を取りまとめました。これで1年2カ月にわたった調査が実質完結。播磨議長に提出する報告書(提言書)の作成については一任いただきました。3月定例会中の提出を目指します。

明日は臨時議会と行政課題説明会です。

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麒麟がくる

最終回は光秀と信長の切なき友情物語でした。「麒麟がくる」の放送が終了。戦国時代最大のクーデターである本能寺の変を起こした謀反人、というイメージを変えさせた秀逸な作品でした。

だからこそ、弟よりも知名度で劣っていた三淵藤英や、今まで悪役としか描かれていなかった松永久秀をもここまでクローズアップさせることができたのだと思います。「捨てられる花にも、一度は咲いてみせた誇りがあるように見える」という言葉とともに切腹した藤英の頬を伝った一筋の涙、美しかったです。

それぞれの役者さんが見事に配役を演じきり、私も楽しませていただきました。大河ドラマを最初から最後まで観たのは初めてです。役者って、すごいですね。

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ついに観測史上最大

いやー、降りました!横手市はついに観測史上最大の積雪となりました。今日は午前9時過ぎに登庁して、帰りは午後4時半前でしたが、車はかまくら状態になっていました(汗)もうたくさんです。

今日は午後1時から急遽、経営企画課長と面会。その後、午後1時半から来週行われる臨時議会の議案説明会→行政課題説明会でした。

臨時議会では、新型コロナや大雪関連の補正予算案が上程されます。新型コロナのワクチン接種については、3月から業務委託によるコールセンターを開設して市民の皆さんのあらゆる問い合わせに対応する予定となっています。

帰宅して雪寄せ。午後5時過ぎから近所のホテルで佐々木康寛・羽後町議と30分ほど面会。久しぶりにいろいろとお話ができました。面会終わって、また雪寄せ。スカッと雪を片付けて、なんだか達成感があります。

P.S.森喜朗さん、変わってないですね。もうお辞めになった方がよろしいかと思います。

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ワクチン接種対策室を設置

2月に入りました。今日は雲一つない青空!気持ちいい天気です。まあ、夜からは雨の予報ですが・・・

横手市はワクチン接種対策室を設置し、本日付けで5名の職員が着任しました。とりあえず兼任ですが、定期人事異動を経て来年度からは専任となる見込みと聞いています。

いまだかつて経験したことのない国家的プロジェクトとなる新型コロナワクチン接種事業ですが、各自治体にほぼ丸投げされる気がしています。会場やスタッフの確保、市民に対する正確な情報提供など様々な課題がありますが、国や県と連携して進めていってほしいと思います。奮闘を期待しております。

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野球の話題

早いもので、NPBは明日から12球団が一斉にキャンプイン。ということで、ここ数日の野球の話題を・・・

まずはNPB。田中将大投手の東北楽天復帰が決定しました。前々回放送の横手かまくらFM「すぽこん」で「まー、日本にはまだ戻らないでしょうねえ」としたり顔でしゃべっていた身としてはお恥ずかしい限り。これでイーグルスは一気にパシフィックの優勝候補に躍り出ました。後は石井一久GM兼監督の手腕しだいというところでしょうか。

そして、選抜高校野球。東北勢は3校選出されました。2年連続14回目の仙台育英、初出場の柴田、そして21世紀枠で八戸西。柴田は宮城の公立では利府に次ぐ実力校です。八戸西は地元に八戸学院光星、八戸工大一という強豪私立がある中で、昨秋の東北大会8強という成績を残しました。立派です。今年は無事に開催できればいいですね。

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そのような姿勢では・・・

久々の早朝除雪は予想よりかなり少ない積雪量で助かりました。が、とてつもなく大きな氷塊をツルハシで砕くのに難儀しました。2つあったのですが、1つは途中で面倒になって断念し、放置しました(笑)

昨日は午後から行政課題説明会。全部で10案件というてんこ盛りの内容でした。私はその中から「温泉施設民間譲渡の取組に関する検証について」で気になる部分がありましたので、質問させていただきました。

それは「今後の取り組み」の部分。市当局は着手時期は未定としながらも、あくまで民営化したいという意向のようです。そして、最終的な方向性については「議会や市民の皆様と協議を重ねながら決定する」と明記しています。

しかしながら、「今後の流れ」では来年度に「住民説明会<方向性案が一定程度まとまった段階で、地域住民の皆様への説明会開催>」とも書いています。“協議を重ねながら”という一方で“説明会を開催”。この微妙なニュアンスの違いに引っかかりを覚えました。

そこで、「他自治体では住民主体の考えの下、重要課題に対して住民と白紙から話し合いを重ねて政策決定しているところが増えている。“説明会の開催”というのは“協議”と違うのではないか。表現を改め、白紙から住民と話し合ってほしい」と意見を申し上げました。

担当課長の答弁は一定の理解を示したようなものでしたが、残念だったのがその後の高橋市長の「方向性<案>であって、たたき台がないと住民も何を話し合えばいいかわからない」という趣旨の発言。問題意識を持っている方ならば、たたき台がなくとも話し合えると私は思います。議会報告会・意見交換会を経験したからこそ、そう思います。この発言は完全に「上から目線」です。「住民は何もわかってない」と言っているのと同じです。

以前も書いたかもしれませんが、トップのそうした姿勢が変わらない限り、「協働のまちづくり」はいつまでたっても実現しません。市当局も佐藤淳先生から「対話の重要性」を学んでいるはずなんですが・・・

大森病院関連の新型コロナ感染者が相次いでいますが、感染者やその家族、医療関係者等への誹謗中傷が発生しているようです。市役所に「どこの誰だ?」という問い合わせもあるようです。このブログをご覧になっている方はそんな事はされないと思いますが、「自分が、家族が、親しい人が」感染したら・・・?という立場になって冷静に行動していただくよう、改めてお願いいたします。

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災害時の避難行動

今日は午後から総務文教常任委員会所管事務調査。調査研究テーマのひとつ、「災害時の避難行動」についての取りまとめです。論点を①備蓄②伝達手段③防災リーダーの育成④多様な避難の在り方⑤災害弱者の不安解消と定め、先月①のまとめを終えました。ということで、今日は②と③です。

「伝達手段」では、議会報告会・意見交換会や過去の一般質問での議論を踏まえて、デジタル防災行政無線の必要性や新時代を見据えた手段の研究といった意見が出されました。

「防災リーダーの育成」では、防災士や自主防災組織によるリーダーづくりや住民主導の防災訓練等を行うことによる育成といった意見があり、話題が地域づくりにまで及ぶなど多岐に亘る議論ができました。

残りの④と⑤のまとめは来月を予定しています。いよいよ佳境に入ってきました。

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