派閥政治は終わらなかった

 注目の自民党総裁選の結果は、安倍晋三元首相が決選投票で逆転し、返り咲いた。「結局、自民党の派閥政治は終わらなかったんだ」というのが正直な感想である。

 国会議員の投票では“長老”の支持を得た石原伸晃氏が首位。そして、“脱・派閥”を掲げて臨んだ石破茂氏が党員票で圧倒的な票を得たのに関わらず、国会議員票のみの決選投票でひっくり返された。全国の党員はどんな気持ちでこの結果を受け止めたであろうか。

 さて、安倍氏の新総裁就任によって自民党がもくろむ衆院選後の連立相手は日本維新の会が中心となりそうだ。そうなると、この先の日本がどんな針路を辿るのか、少し怖いような気がする。

 今回の総裁選のキャッチフレーズは「日本を、取り戻す。」だった。おそらく民主党の未熟な政権運営によって失われた日本の良さを取り戻すという意味だと思う。確かに終戦後の日本を発展させたのは自民党による力が大きかった。だが、忘れないでほしい。その日本を壊し始めたのも自民党だったということを。

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自民党総裁選

 今週はいよいよ自民党の総裁選が行われる。自民党を支持しているわけではないが、現段階において新総裁が次期首相になる可能性が高いという情勢なので、政治の世界に身を置く者のひとりとして注目している。

 5人の候補のうち、私が好感を持っているのは石破茂氏と林芳正氏である。このふたりの共通点は「冷静」であること。国会審議や数々な場での発言を見聞していると、“情と理”のバランスに優れていると感じる。まちがっても参議院の某議員のように絶叫しながら、審議を止めるという愚行はしない。

 この二人のうち、どちらが総裁になっても野田首相との党首討論は厚みのある政策論議になるだろう。それこそが今、国会に求められているのだ。さて、議会開会中に投票権のある複数の先輩議員に聞いてみた。「誰に投票しますか?」回答は全員、同じ人だった。地方の声は自民党の国会議員に届くだろうか?

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あきたYOSAKOIキッズ祭り

 昨日は秋田ふるさと村をメイン会場に「第10回あきたYOSAKOIキッズ祭り」が開催され、私も実行委員として参加した。県内外から史上最多となる30チームが参加。大賞と10月7日、仙台市で行われる「第15回みちのくYOSAKOI祭り」の代表派遣権を賭けて熱い演舞を繰り広げた。

 私は某印刷会社社長とコンビを組んでパンフレット販売&お祭り広場演舞の音響を担当。人見知り(笑)の私たちを見かねて(?)初出場のcrabひろおもて(秋田市)の子どもたちが販売を手伝ってくれた!ありがとね。写真はそのcrabひろおもての演舞。

 大賞は昨年、初出場で準大賞を獲得した輝羅鈴☆煌組(弘前市)。切れ味鋭い演舞で観衆を魅了。準大賞は第6回~第8回に3連覇を達成した馬花道ジュニア(十和田市)。そして、地元・横手YOSAKOIジュニア(写真)が悲願の仙台行きを決めた。良かったね、おめでとう!

 今年も子どもたちに元気と勇気をもらった。第10回という節目を終え、来年からはまたもう一段バージョンアップになった祭りになるだろう。私もできる限り関わっていきたいと思っている。

 さて、民主党代表選は野田首相の圧勝で幕を閉じた。私も野田氏に投票した。理由はただ一つ。ご自身が首相の立場で国民の審判を受けて頂きたい、その責任が彼にはある、という事。26日には自民党の新総裁も選出される。二大政党のトップの国政に対する覚悟と責任がいかほどのものか。注視していきたい。

 

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趣旨採択

 9月定例会が閉会した。最終日は各議案の採決がメイン。その中に厚生常任委員会が「趣旨採択すべきもの」とした請願があった。“趣旨採択”というのはわかりやすくいえば「趣旨自体は賛同できるが、請願項目の中に認められないものがある。だから○でも×でもない△」という時に判断されるらしい。要するにグレーである。

 どうだろう?議会の意思決定は理論的に○か×かの判断しかないと私は思う。自分の中で100:0でも51:49でも○。こうした難しい決断をするのが市民の負託をうけた議員の仕事だと思っている。議員一人ひとりの考え方はそれぞれだが、こういった意味で私はこの“趣旨採択”という判断は認めることはできない、と思った。ちなみに議会運営委員会でもこれを巡って激論になったらしいし、議会事務局も「好ましくない」という見解を示したそうだ。

 本会議でこの請願は“趣旨採択”されたが、私は反対した。同じように反対したのは木村清貴、佐藤誠洋、高橋聖悟、高橋大、寿松木孝、播磨博一、佐藤功の各議員。少なくともこの方々は私と同じ意見のようだ。また、明らかに渋々と立った(賛成した)方もいた。この趣旨採択は今後、議会運営委員会であり方を協議するらしいが、ぜひ「議会がすべき事は何か」という視点で議論して頂きたいと思う。

 今日は議会広報委員会の仕事。東久留米市のNPO法人視察受け入れ、正副委員長会議、横手かまくらFM「教えて!横手市議会」の収録が予定されている。

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総括質疑

 昨日、決算特別委員会の総括質疑に立たせて頂いた。昨年は勝手がわからず、時間も30分ということでバタバタとした進行だったような記憶があるが、今回は多少落ち着いてできたと思う。

 テーマは「アウトソーシングの取り組みについて」。まず、23年4月から実施されている水道料金の業務委託の評価について。民間企業に業務委託されたことにより、運営が柔軟になり、収入率アップにつながっている。特にコンビニで料金を収納できるようになった事が大きく寄与している(コンビニ収納はべつに業務委託されなくてもやろうと思えばできるが、今回の業務委託がひとつのきっかけになったことは間違いない)。

 それを踏まえて、今後の市事業においてアウトソーシングを導入する考えを質した。そもそも市にはアウトソーシングにおける基本的な指針というものがない。そして、行政で必ずやらなければならないもの、民間に任せられるものは何かという議論、整理、定義づけがなされていない。私はそこから作業を進めていかなければならないと思う。

 そして、最後に7月に総務文教常任委員会で視察した高浜市のアウトソーシングの例を持ち出した(詳細は7月10日のブログ参照)。ここの仕組みをそっくりあてはめるかどうかはきちんと見極めをしないといけないが、いま市役所で働いている雇用期間3年の一般事務の非常勤職員を活かす(継続して働いて頂く)うえで有効であるという話をした。

 全体的に市長からは前向きな答弁が得られたと思う。もうちょっと踏み込んでみたい部分もあったが、時間が・・・。

 昨日は私の他に佐藤誠洋議員、木村清貴議員、齋藤光司議員、土田祐輝議員も総括質疑に立った。清貴さんは「災害対応について」。東日本大震災時、ガソリン不足で透析が必要な方が大変苦労した、そういった細かいことも市は想定して対応していくべきだ、というくだりには「うーん、なるほど」と唸ってしまった。

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残暑?

 9月も中旬だというのに、日中は30°超がまだ続いている。朝晩は秋らしくなってきてはいるが・・・今年は涼しくなったと思ったらすぐ雪が降るというパターンになるのだろうか。

 さて、14・15日、商工会議所青年部東北ブロック大会が横手を会場に開催された。むろん、ホスト役は私も会員になっている横手商工会議所青年部(YEG)ということで2日間、忙しく働かせて頂いた。登録者数は約1000名。実際に参加された方々は700名くらいだったろうか。15日の夜は約300名が大挙して中央町近辺に繰り出したことを考えれば大した経済効果につながったと思っている。

 昨日は南中16期梵天奉納有志会の練習会&バーベキュー。10名が参加。来年の後厄奉納で(とりあえず)最後ということで毎月、練習会を行っている。私が参加できなかった先月はうだるような暑さで参ったらしい。それでも元気に練習するのだからウチらはすごい。

 夕方はいものこまつりin鶴ヶ池。佐藤清春議長や柴田正敏県議、鶴田有司県議らと花火を堪能。

 さて、今日は明日の総括質疑の準備を一日かけてやる!

P.S.それにしても中国は大人げない。デモやるのは自由だが、日本車ひっくり返したり、日本企業を襲撃したり・・・暴力的ですなあ。

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全力で

 阪神の金本知憲選手が今季限りの引退を発表した。当時の星野仙一監督が「優勝に絶対必要」と必死に口説き落とし、移籍後はその背中で選手を引っ張り2回のリーグ優勝に貢献。1492試合の連続フルイニング出場記録。手首に四球を受け、骨折しても出場して右手1本で安打を放った。「今日一日しか球場に来られない人がいる。だから痛いからといって休むのはプロとしてどうかと思う」。グッとくる言葉だ。

 そして、彼には広島時代につくった“1092打席連続併殺打なし“という隠れた大記録がある。常に一塁ベースまで全力疾走したことの証しだ。彼はそれが自分にとっての一番の誇り、だと語った。会見ではこうも言っていた。「7、8割がしんどいことで、2,3割の喜び、充実感しかなかった。でも、その2、3割をずっと追い続けてきた」。共感する。

 本当にお疲れさまでした。今度は指導者として、日本球界に貢献して頂きたいと思う。

 今日は議会広報委員会。週末は商工会議所青年部の東北ブロック大会(←ほぼ受付にいる)。南中16期のぼんでん練習会、いものこまつりin鶴ヶ池と活発に動く予定。

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代表選(総裁選)

 私が注目していた方々が軒並み立候補を断念するという状況で、世間的にも私的にも盛り上がりに欠けそうな民主党代表選。波乱があるとすれば、決選投票で2・3・4位連合が実現し、一発逆転という環境をつくれるかどうかなのだが、顔ぶれをみると・・・。私も1票投じる権利があるのだが、まあ・・・じっくり考えるとする。

 片や、自民党総裁選は谷垣氏が立候補を断念するという「何だかな~」という展開。それでも代表選よりは盛り上がりそうである。立候補者が確定したらこのブログで少し触れていきたいと思う。

 さて、来週の決算特別委員会で急きょ総括質疑をすることになった。7月の総務文教常任委員会の視察に関連した内容である。今日でお願いしていたデータが揃うので本番までじっくりと組み立てていきたい。

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週末

  昨日は連合秋田の全県一斉クリーンアップ活動。横手湯沢地域協議会はふるさと村周辺で活動。例年、この地区が参加人数は一番覆多いのだという。昨日も60名を超える参加者数であった。

 京野公子衆議院議員、土谷勝悦県議会議員も参加して一緒に汗を流す。思ったほどゴミはなかったが、田久保沼の東屋脇に大量に捨てられている弁当類、空き缶を発見。まだ平気でこんな事をする人たちがいるんだな・・・

 午後からは南中16期の梵天奉納有志会打ち合わせと厄祓い実行委員会ご苦労さん会。あちらこちらで当日のエピソードに花が咲く。後厄のぼんでん、夏の後厄祓いと南中16期の活動はまだまだ続く。

 今日は秋田市で情報労連の秋田県協議会定期大会に出席。挨拶の機会があったので、(松浦大悟参議院議員も出席していたが)国政についてやや辛口の話をさせて頂いた。

 明日は総務文教常任委員会・分科会。付託された議案を審議する。

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勉強会

 一般質問2日目。今日登壇した皆さんは各自の“こだわり”を質問のテーマに据えた気がする。

 佐々木誠議員は「経営品質向上プログラム」。議員になって初めての議会の決算特別委員会・分科会で誠さんがこれについて再三にわたって質問していたのを憶えている。あれから3年たったが、誠さんは地道に追跡しているんだなあと思う。寿松木孝議員は強風被害で自ら倒木処理に奔走した経験を踏まえ、「災害支援策」を、堀田賢逸議員は浅舞公園の「忠義な猫」を、土田百合子議員は女性の視点にたった質問を行った。

 その後は佐藤誠洋議員、小野正伸議員とあるテーマについての第1回勉強会を開く。詳細は伏せるが何とか形にしていきたい。

 今日は一般質問最終日だが登壇は鈴木勝雄議員のみ。午後から議会改革推進特別委員会。

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