最終日

 2日間の“ほぼ引き籠り状態”から脱して(笑)今日は3月定例会最終日で登庁する。

 私の所属する総務文教常任委員会でモメにモメて継続扱いになっていた「地域づくり相談員」の報酬に関する議案について、当局は取り下げることに決めたようだ。趣旨自体は大変良いことなので、懸念される問題に対して議会の理解を得られるような内容に変えて次回、再提案して頂きたいと思う。

 この件については、後日詳しく私の考えも述べてみたい。では、出発。

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観光地におけるトイレ

 新年度予算の中に公共施設「洋式トイレが増えました」事業というものが盛り込まれている。観光施設や高齢者利用率の高い施設のトイレを3ヶ年計画で洋式化するというもの。実にいい視点だな、と思う。

 観光客(特に女性)は意外とトイレを気にする。男女別なのか?洋式なのか?きれいに掃除されているか?車椅子でも大丈夫か?小さい子どもと一緒に入れるくらい広いのか?等々。トイレによって、その観光地のイメージやリピーター率が左右されるといっても言い過ぎではない。

 先日、佐藤誠洋・産業経済常任委員長の計らいで産業経済常任委員会協議会に出席、策定中の観光振興計画の説明を受けた。ちなみに、私もオブザーバーとしてこの策定に関わっている。その中でこの「観光地のトイレ」の話に言及したところ、策定委員会の若杉清一委員長が反応してくれて、道の駅十文字のトイレは「子ども」の使い勝手を優先に設計したことや、各地の“ただ用を足すだけでない”楽しめるトイレの紹介をしてくれて、興味深かった。

 この「洋式トイレ」事業、主な担当部署は施設を管理している各地域局らしいが、ぜひ観光物産課などと連携し、「観光」の視点も採り入れて進めていってほしい。

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週末は悶々と・・・

 明日、あさってはほぼ籠って各種作業を行うことにした。明日の夜は会議があるので出かけるが、それ以外は一歩も外に出ないことにする。

 何しろ、机に向かっての作業が(考え事を含め)山のようにある。恐らく「なぜ、ここまで放っておいたのだろう」と自分で自分を叱りつけながら、しかし心の中で「でも、忙しかったんだから仕方ないよね」と言い訳をしながら作業をこなしていくのだろう。ちなみに確定申告も結構ギリギリだった・・・

 その中で一番、時間がかかるのが議会報告「清新」の原稿作成だ。書けるところから手をつけているが、しだいに悶々としてくる。机上に積み上げられた資料をあれやこれやと探し出しながらの作業はアンドナウで多くの記事を書いていたにも関わらず、難儀なものである。

 書くことに慣れている私がそうなのだから、会報を出している他の先輩議員たちも毎回大変だろうと思う。閉会中は某先輩議員が、議員控室で原稿を前に苦悶の表情を浮かべている姿をよく目にする。それでも、伝えなきゃいけない。それが議員の仕事なのだから。

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国会は相変わらずですな

 昨日は参議院の予算委員会があり、テレビでも放映されていたので時折みる機会があった。率直な感想。「一体、何をやっているのか」

 まず、政府側。相変わらず田中直紀防衛相の答弁がしどろもどろだ。なぜ、このような方を防衛相にしたのか。野田首相は自らの考えを国民にわかりやすく説明する政治家なのだが、この人事だけは未だによくわからない。

 対する自民党側。はっきりいって民主党に対する「いちゃもん」以外の何物でもない質問が多すぎる。大臣の政治献金、政務官の後援会事務所所在地、そして官房長官には「女系天皇」についてのクイズ・・・。予算委員会は何を質問してもいいのだが、あまりに揚げ足をとりすぎる質問には辟易してしまう。

 大震災から1年しか経っていない。国民が国会に望んでいる議論はもっと本質的なところだと思う。

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私たちは生きなければならない

  今日はわいわいぷらざで東日本大震災に関するイベントが開催された。午後2時46分、参加者全員で黙祷を捧げた。

 1年前のこの日、東北の地で数多くの尊い命が犠牲になった。未曾有の困難の中から私たちは「普段」というものの素晴らしさに気付いた。水が出る喜び、電気が点く喜び、車が走るという喜び、そして今日一日を生きているという喜び。

 私たちは決して忘れてはならない。そして、生きなければならない。犠牲者の方々が命を賭して、私たちに教えてくれたものを引き継いでいくために。

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とうとう・・・

 今日で40歳になった。子どもの頃、40歳の男性は私の目から完璧な「おじさん」に見えていたのだが、自分がなってみるとそうでもない。先行して40に到達した同級生らと一緒にぼんでんで大はしゃぎしていたのを思い起こすと、「俺らもまだまだ若いぜ」と思ってしまう。何より、市議会においては下から2番目というひよっ子議員だ。

 そうとはいえ、最近、外見を含め衰えを感じるようにはなってきた。頭頂部が気になってきたり、トイレが近くなったり、早起きがきつくなったり・・・。「40なんて働き盛りだろ!」と叱られそうだが、先日のいとこ急逝の事もあり、体調には充分配慮した40代を送ろうと思う。

 さて、議会は今日から総務文教常任委員会・分科会である。当局に質問することが山ほど(?)ある。前向きな議論をしていきたいと思う。

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お手本

 横手市議会には私のお手本となる先輩議員が何人かいるが、昨日登壇した寿松木孝議員もそのうちの一人である。

 キレがあるのにコクもある発言が持ち味だが、いつも注目しているのが一般質問の前段(←小説のプロローグのようなもの)の部分。今日登壇する木村清貴議員もそうだが、必ずと言っていいほど国政について言及している。

 昨日は「何も決まらない、決めれない」、「自らの身を切ろうとしない」国会に苦言を呈するところから始まったのだが、何より感動したのは東日本大震災により発生したがれきの広域処理について、市民の皆さんに協力を呼びかけた場面。孝さんは久慈市に2年ほど住んでいたそうで、なおさら想い入れが深いのだろう。そして、岩手の友人に言われた「なんで秋田はがれきを受け入れてくれないの?」という言葉が胸に刺さったそうだ。

 実は、私も北上市に2年間住んでいたし、大学を出て入った会社のグループ本社は北上だったので、岩手の友人は少なからずいる。そして、その友人たちも「被災地の現状をわかってくれ、がれきを受け入れないとこの街は復興しないんだ」と言い続けている。

 いま、被災地にいる皆さんが何を必要としているのか。それは様々だろう。しかし、がれきの受け入れはその中の重要なひとつであることは間違いない。孝さんの発言からそれを重ねて認識した。

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う~ん

 一般質問初日の午後は論客の遠藤忠裕議員、佐藤誠洋議員が相次いで登壇した。

 両議員とも市長の決意を問う真っ向勝負の展開。特に誠洋さんの冒頭のくだりは相当辛辣なものであった(←詳細は市HPの録画中継からどうぞ!)

 それに対する市長の答弁はう~ん、いつにも増して抽象的というか、振り下ろされた刀をスッとかわしているような印象。質問する議員が論戦を挑んでいるのだから、市長も自らの想いを率直に語ってほしかった。

 今日も4名の議員が登壇。午後イチの寿松木孝議員も論客。市長がどんな答弁をするか、楽しみだ。

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一般質問

 3月定例会は今日から一般質問。日程および登壇者は以下のとおり。

●5日(月) 佐々木誠議員(市民の会) 土田百合子議員(公明党) 遠藤忠裕議員(新政会) 佐藤誠洋議員(新風の会)

●6日(火) 佐藤功議員(さきがけ) 立身万千子議員(日本共産党) 寿松木孝議員(さきがけ) 小沢秀宏議員(ニューウェーヴ)

●7日(水)木村清貴議員(新風の会) 齊藤勇議員(日本共産党) 堀田賢逸議員(ニューウェーヴ) 鈴木勝雄議員(日本共産党)

 市HPよりライブ中継の他、横手かまくらFMでは10時~11時、14時~15時に中継を予定。リアルタイムで視聴できない方は録画中継を!

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別れの言葉はかけなかった

 いとこの“いっちゃん”は真面目な顔で眠っていた。今にも起きて、仕事に出かけるような、そんなかんじの顔だった。

 いとこの家は東急東横線・日吉駅と綱島駅の中間くらいにある。写真は家を出てすぐの綱島街道。ここを家族で何度も、何度も歩いたのだろう。

 土曜日は納棺式が行われた。聖句を聞き、主の祈りを捧げ、愛唱歌であった讃美歌「聖なるかな」を唄った。でも、涙であまりきちんと唄えなかった。いっちゃん、逝くの早すぎるって・・・

 秋田で生まれ、岩手で育ち、高校卒業後上京し、真面目に働いた。そして、愛する家庭を築き、横浜に居を構えた。40年の生涯を彼は一所懸命に駆け抜けた。そう思う。

 今朝、帰横する前にもう一度顔をみにいった。別れを告げに行ったのだけど、その言葉はかけなかった。なぜなら、いつかまた、天国で会えるだろうから。

 いっちゃん、またうまい酒飲もうな。

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