政治家の失言

 あの9・11同時多発テロから今日で10年。私は当時、仙台に住んでいて、そのニュースを飲み会帰りのタクシー車内で聴いた。よもや、あんな残酷な出来事が本当に起こったとは思わず、同乗していた上司が「青ちゃん、これラジオドラマにしてはリアルだよね」と言い、タクシーの運転手が「いいえ!これはさっき、起こった本当の話です!」との言葉に驚愕したことを今でも鮮明に覚えている。

 自民党の石原幹事長が講演でその事件に触れ「歴史の必然だった」と述べたという。新聞ではあまり大きく扱っていないが、これが与党の幹事長の発言だったとしたら、「大失言」として今頃大騒ぎだったろう。

 失言といえば経産相を辞任した鉢呂氏。あの発言はあまりにも軽率であった。許されないことである。しかし、私は最近、いわゆる失言とされるものに関してその時の時間帯や場所、そして記者がどんな質問をしたのか等の状況もチェックしなければいけないと思っている。

 そう考えると一連の報道はそれが明らかにされていない。ツイッター上では鉢呂氏に質問した記者についての批判も渦巻いている。

 これから重要な役職にいる政治家が公式な記者会見以外、一切記者の問いかけに答えないという場面が多く出るかもしれない。

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事業仕分け傍聴

 今日と来週の日曜日、わいわいぷらざで横手市の「事業仕分け」が行われている。私は昨年12月議会の一般質問で、事業仕分けをとりあげた。その中で運営手法について改善点を指摘したこともあり、今日は少しの時間だったが傍聴してきた。

●仕分け人が集まりやすいことと、傍聴者増を見込んで休日に開催を→土曜日と日曜日に開催するので改善。しかし、担当者によると今年も仕分け人の募集は苦労した模様。そして傍聴者も(日曜日はどうかわからないが)劇的に増えたとは言い難い。他に理由があるのか。ちなみに今年はマスコミが事前に報道しなかった。マスコミさん、とりあげて!

●仕分け人の声がまるで聞こえない。きちんと仕切った部屋でやるべき→わいわいぷらざ3階の各研修室を使用したので改善。でも、仕分け人によっては、小さい声の方もいた。傍聴者のためにもはっきりした声で発言することをお願いすべきだろう。

●事業の基本的な質問から始まったため、深い議論になりにくかった。本番前の事前説明に時間を割くべきだし、現場調査もやってみては→事前説明は現場調査を含め、3回行ったそうだ。私がみた範囲では昨年よりは突っ込んだ、そして建設的な意見が多かったのはその賜物か。

 という事で、昨年よりはだいぶ改善されたように感じる。特筆すべきなのは今回、高校生が5名、仕分け人に入っていること。説明者を一瞬怯ませる鋭い質問もあった。将来の横手を担うであろう高校生が事業仕分けに参加しているのは歓迎すべきことである。来週も「いものこまつり」の前に傍聴しに行くつもりだ。

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一般質問終了

 今日で一般質問が終了した。

 昨日は土田百合子議員からスタート。男女共同参画条例の制定にこだわりを持っていて、市長と熱い論戦を交わした。

 2番手は高橋聖悟議員。観光行政についての議論で“市民のホスピタリティ意識の醸成”について言及した。私も同じ意見なので心の中で「その通り!」。

 3番手は寿松木孝議員。徹底した調査を重ねていることが内容を聴いていてわかる。特に、ある施設の指定管理についての憂慮すべき事については孝さんの“想い”が伝わってきた。

 ラストは齊藤勇議員。共産党らしく、と言ったらいいのか、原発事故からくらしと農業をどう守るのか、という質問。

 今日は3名が登壇。播磨博一議員は被災地に行った際の体験を通じた質問。遠野市を例にとって、横手が全県規模の災害における後方支援の拠点となり得るのではないか?という着眼点は大変勉強になった。

 立身万千子議員は「福祉のスペシャリスト」の本領を発揮。介護の分野について当局の考えを質した。

 最後の鈴木勝雄議員はいつもの「農業振興策」に多くの時間を充てた。

 来週月曜日は各常任委員会・分科会。

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一般質問始まる

 昨日は一般質問初日。トップバッターは新政会会長の佐藤忠久議員。地元・大森地域の公民館を巡る課題や、五十嵐市政の前半(特に議会への説明)の総括について、当局に迫った。

 二番手は我が会派の堀田賢逸議員。これまた地元・平鹿地域の浅舞公園に碑がある「忠義な猫」のストーリーが地域活性化につながらないかと提案。

 初日のトリは齋藤光司議員。またまた地元・十文字地域で大豪雪により倒壊した空き家の話題を通して、空き家対策について熱弁を奮った。

 みなさん、真剣。そして勉強している。今朝、ある人が「国には期待していない」と言った。それはイコール行政や政治にも期待していないと言っているのだと受け止めた。今の現状をみれば、そう思う人はたくさんいる。わかっている。しかし、議会にいて、先輩議員と当局のやりとりを見ていると、それでも、やはり行政に、政治に希望はある。そう思う。

 それをどうやって伝えていくのか。これも我々の役割のひとつである。

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予備日

  台風12号は温帯低気圧に変わった。気圧の谷の影響により、朝はどんよりとしていたが、日中は(雲が多いが)青空となった。

 決算分科会が昨日の一日で終了したので、今日は総括質疑や一般会計補正予算案質疑の準備、市役所に連絡済みの住民要望の現場確認であっちこっち。

 決算分科会。産業経済分科会で私が質問した事業は以下の通り。カッコ内は質問した意図。

●フィルムコミッション活動事業(ライバルは全国。乗り遅れないためにも、市観光連盟職員の雇用継続を期待)

●「食と農」からのまちづくり各事業(情報発信が大事。特にHPによる圏外へのPRはより積極的に!)

●企業誘致対策(自動車関連産業のみならず、選択肢をひろげて“発酵”関連産業にもアプローチを!)

●ふるさと会事業(若手・中堅層を取り込む仕掛けを考えてほしい)

 明日からは一般質問。

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商工会議所青年部東北ブロック大会

 「第30回日本商工会議所青年部(YEG)東北ブロック大会」が青森市で2日(金)から3日間の日程で開催された。私は昨日、青森市に入って記念式典、講演会、大懇親会に参加。

 いつぞやのブログでも書いたが、来年の第31回大会は横手で開催される。そのPR活動を行うことが今回の横手YEGの一番の目的。当日の青森市は気温35°にも達する残暑というより、猛暑といったかんじだったが、日頃、交流のある秋田県連の皆さんの協力も得て(←感謝!)良いPRをすることができた。

 こういった東北規模、全国規模の大会や会議を頻繁に横手で行うことは交流人口増による活性化にもつながる。秋田市ではすでに取り組み始めているという。県内第二の都市である横手も市内の各団体と密に情報交換して前向きに取り組んでいくことが必要だと思う。

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一般質問日程

 来週行われる一般質問の日程が決まった。

●7日(水) 佐藤忠久議員(新政会) 堀田賢逸議員(ニューウェーヴ) 齋藤光司議員(市民の会)

●8日(木) 土田百合子議員(公明党) 高橋聖悟議員(新風の会) 寿松木孝議員(さきがけ) 齊藤勇議員(日本共産党)

●9日(金) 播磨博一議員(さきがけ) 立身万千子(日本共産党) 鈴木勝雄議員(日本共産党)

 傍聴、ならびにライブ中継、録画中継でぜひご覧ください。

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定例会開会&野田新首相

 一昨日、9月定例会が開会した。昨日は22年度決算の特別委員会だった。活発な議論が交わされたのだが、主に雇用、農林、総務費関係の事業についての質疑が多かった。

 私は「横手市元気回復プラン事業」について質問した。これは、市職員から地域活性化に結びつく事業の提案を募集して、可能性のあるものについて、研究調査していこうというもの。5件について現在、実施中との事だった。こういった職員提案を推進していくことは市役所内の活気を促進させるといった側面も持つので、「どんどん、やってくれ」という意図で質問したのだが、言葉足らずというか、質問力がまだまだだったというか、あまり伝わらなかったかもしれない。反省・・・

 夜の先輩議員との会合。決算審議というのは「きちんと事業が遂行されたのか?成果はあがったのか?」というチェックもさることながら、「今、どうなっているのか?」、そして「来年度はどうするのか?」という視点も重要であることを再認識した。決算審議は来週、各分科会でも審議されるので、そのような視点をもって臨みたいと思っている。

 さて、国政では野田佳彦氏が民主党代表選を勝ち抜き、内閣総理大臣に指名された。「顔は自民党だが民主党です」、「このルックスなので支持率は上がらないと思います・・・」、「重厚な内閣といわれていますが、私は体重で貢献しています」などなどシャレのきいた語録で知られるが、私は昔から民主党若手有望格の中では地味ながらも安定感はピカイチだと思っていた。

 代表選では、「怨念を超えた政治」、民主党の現状を「雪の坂道を雪だるまを押していく状況」に例え「全員で押していかなければ落ちてしまう」と党内融和を訴えた。野党と協力して震災復興等の諸課題に取り組んでいくために、まずは与党内がまとまらることが必要不可欠。その決意が党の役員人事に現れたと思う。

 民主党にとってのラストチャンス。これでまたメディアにあおられて「親小沢」とか「脱小沢」という不毛な論争を繰り広げるのであれば、もう民主党は政権を降りて、自民党にもう一度やってもらっても構わない。党員であり、ひとりの地方議員として私はそう思っている。

 野田さん、期待しています!

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さあ!

 昨日は仙台市議選の投票日であった。1月に「全国若手市議会議員の会東北ブロック」研修会で横手に来ていただいた岡本あき子さんと小野寺健さんが当選。共に民主党の公認ということで、さぞかし厳しい選挙だったと思う。おめでとうございます。仙台復興に活躍されることを期待したい。

 これから、9月定例会に出席するべく登庁する。民主党代表選の行方も気になるが、私も気合と集中で初日に臨みたい。

 さあ、がんばろう!

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来週から9月議会

  今日で挨拶まわりが終了した。来週月曜日からは9月定例会が始まるので、この週末はその準備に追われている。

 今回は22年度決算の認定審議が入っているので、長丁場の議会となる。私は一般質問の予定はないが、決算審議の締めくくりととして行われる総括質疑に挑戦しようと思っている。与えられている時間は30分間。登壇してではなく、議席から行うので一問一答に近い質疑を行うことができる。国会の予算委員会や、県議会の総括審査をイメージして頂くとわかりやすいかな。

 残暑厳しく、クールビズ議会となるが、がんばっていこうと思う。

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