求心力の低下?

「夏が近づいてきた」という昨日のブログをあざ笑うかのように、今日は雨風の強いお天気です。市内では住宅の屋根が剥がれる被害も出たとか。今週いっぱいの外出は傘を携帯した方がよさそうです。

昨日、安倍首相が検察庁法改正案の今国会での成立を断念しました。是非はさておき、「実行力」がウリの首相としては異例の判断です。

まあ、「国家公務員だから」という理由で束ね法案で提出し、森雅子法相を出席させないという姑息な手段を用いた時点でダメでしたけどね。代わりに答弁させられた武田良太行政改革相はとんだとばっちりでした。

反対する世論の高まりが予想外に強かったことが背景にあるようですが、政府や自民党内で首相の求心力が低下してきているのではないか?という指摘もあります。

新型コロナウィルス対策でも減収世帯に30万円給付する案が公明党などの反発を受けて取り下げられ、国民一人あたり一律10万円給付に変更されました。首相と菅義偉官房長官との間にすきま風が吹き始めたと報道されたあたりから何かがおかしくなってきたように思います。懐刀は大事にしなきゃ!です。

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夏が・・・

夏が近づいてきました。横手市役所は来週月曜日からクールビズ期間に入るようです。今日は半袖でもいいくらいでしたからね。

先日、時津風部屋から番付表が送られてきました。西の大関に「朝乃山英樹」の名があります。

夏場所が中止となり、高田川部屋の力士が新型コロナ感染症で亡くなられました。角界も大変です・・・

今日はこれから横手かまくらFM「すぽこん」。終了後の反省会(飲み会)は4月から自粛中。もう少しの辛抱です。

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新型コロナ対策予算案を全会一致で可決

新型コロナウィルス感染症対策を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案等を審査した臨時議会が今日開かれ、全ての議案を全会一致で可決しました。

本会議の冒頭、高橋市長から発言があり、「さらなる支援策を検討していく」という考えを表明されました。国からの地方創生臨時交付金の使途、今年度予定していた各事業の精査、財政調整基金の取り崩し、財源を「生み出す」方策等、いろいろと頭をめぐらせながら持続的な支援を行ってほしいと思います。

今日、秋田県を含む39県の緊急事態宣言が解除されます。収束のフェーズに入ってきていますが緩みは禁物です。第2波を防ぐための対応をお願いします。

P.Sお昼の出前。普通盛りなのにとってもボリューミーでした。

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全若OB会

しつこいようで大変恐縮ですが、私は全国若手市議会議員の会を45歳定年(?)をもって卒業しています。その後にお誘いを受けてOB会に入会していますが、この会は年会費1000円で非常にゆる~くつながっている組織であり、私は総会にも年数回行われる研修会にも一度も参加したことがありません。事務局長である伊藤正実・つくばみらい市議会議長がまめに会員の選挙情報などをメールで配信されています。

そんなOB会が急に活発な動きを始めました。きっかけは新型コロナウィルスです。全国津々浦々にちらばるネットワークを活用して情報共有を図ろうと、前蒲郡市議の来本健作さんが管理人となりLINEグループをつくりました。今日現在で102名の参加者があり、いろいろと意見交換をしています。

現職からの各自治体・議会の情報はもちろん参考になるのですが、OB会はすでに議員の職を辞している方々も多く、その視点からの議会のコロナ対応に対する意見も私にとっては有益なものになっています。先日は海外在住の会員からドライブスルー方式のPCR検査体験記が寄せられ興味深く拝見しました。

今後もいただいた情報を横手市のコロナ対策に生かしていければと思っています。

 

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臨時議会の議案説明会

今日は午後から明後日の臨時議会の議案説明会がありました。主に新型コロナウィルス対策の補正予算案を審議しますので、「コロナ議会」と名付けることにします。

横手市独自の経済・生活支援策は補正予算案ベースで4億円弱となる見込みです。5月2日付けのブログで紹介した主な事業に加えて「横手市経営持続化支援事業補助金」が説明されました。

これは、国の持続化給付金の対象外や県と市による休業協力金の申請外となっている事業者を救うために、諸条件を満たせば「業種に関係なく」20万円を支給するというものです。これで、市内の多くの事業者が何らかの支援を受けることになりますので一定の評価はしたいと思います。

ただ、“収束”の気配はあるものの、“終息”はまだまだ見通せません。今後も国や県の動向に注目しながら、経済活性化策を含めて何らかの手を打っていく必要はあります。

横手駅東口再開発事業が案件の議員懇談会を経て広報分科会も行われました。3密に配慮してます。

明日は延期になっていた議会改革推進会議があります。

 

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槍は切るものではなく、通すものだ

昨夜、NHK-BS1の「沁みる夜汽車」という番組を観ました。そこで出会った言葉。

槍は切るものではない。通すものだ。

全県高校総体の中止が昨日発表されました。先立って、全県中学総体も中止が決まっています。大会に向けて練習を重ねてきた子どもたちの心情は察して余りある、という表現が自分でも空疎に聞こえるほどつらい決定だったと思います。特に3年生はやり切れない気持ちでいっぱいでしょう。

けれでも、最後までやり通したこと。それは決して無駄ではありません。胸を張ってほしいと思います。

私の高校3年時の担任だったK先生も言っています。今朝の地元紙に出ていました。「スポーツを愛して真摯に打ち込んだ者が得られる貴重な財産を誇りに思ってください」。

前を向いて、がんばろう!

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山本周五郎

「ステイホーム週間」とも、「がまんウィーク」とも呼ばれたゴールデンウイークが終わりました。皆さん、いかがお過ごしだったでしょうか?

毎年、この時期は横手神明社例大祭や水上児童公園の清掃&花見といった地域行事に勤しんでいるのですが、今年はご承知のとおりの事情となりました。残念ですが、やむを得ません。

不要不急の外出自粛で私の読書量も増えました。こうみえて、あまり時代小説を読んでこなかった私ですが、この連休中に不朽の名作を読破しました。

っていうか、山本周五郎を読むこと自体初めてでして(汗)面白かったです。おかげで、私の趣味のひとつである「先人の足跡巡り」のリストが数ヶ所増えました。中には大学時代住んでいたアパートの近所や、東京出張した際に訪問した場所のすぐ近くだったところもあります。もっと早く読んでおけば・・・新型コロナが終息したら行ってみようと思います。

 

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延長

「吉田類の酒場放浪記」は60分番組ですが最新収録分から始まり、その後は3年前、一昨年、そして昨年の放送分と続きます。昨夜の最新ロケ日は3月24日でしたが、それ以降はおそらく収録していないと思われます。

類さんも生ビールが恋しいでしょうね・・・

昨日、緊急事態宣言の延長が決まりました。6日までとしたものが今月末となります。判断は妥当だと思いますが、心配なのはますます強まる経済への影響と自粛疲れです。秋田県は今日にも対応を決めるようですが、特定警戒地域でもないし、3週間にわたって新規感染者が出ていませんので休業要請対象施設の一部解除が見込まれます。ですが、命あってのものなので、県民の行動は今までとあまり変わりなく自粛生活は続くと思います。

そうなると地域経済も人々の“心”もあと1ヵ月が限界といったところでしょうか。政府はきちんと数字目標を伴った出口戦略を示すべきです。でないと、私たちも前を向いてがんばれません。それにしても「新しい生活様式」、すでにやってきたものを今さら言われてもねえ・・・

大相撲夏場所も昨日、中止が発表されました。ファンとしては残念ですが、ポジティブに考えれば、ここ最近の過密日程を振り返ると力士にとってはいい骨休みになったかと・・・公傷制度がなくなって、大けがをしても完全に治す時間もないまま土俵に上がらざるを得ませんでしたからね。次の場所に向けてしっかりと準備する期間にしてほしいです。

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経世済民

改めて説明するには及ばないと思いますが、「経済」という言葉は中国の古典の「世を經め、民を濟う」が語源となっています。いわゆる、「経世済民」です。未曾有の緊急事態においては、この考え方を基本に思い切った財政出動を講じなければなりません。

県内各自治体で新型コロナウィルスの独自経済対策が続々とまとまっています。横手市より手厚いと感じるのは飲食以外の業種に対する支援と子育て・教育支援です。

これは一昨日の地元紙県北面。能代市の記事ですが、これを一例として挙げます。

能代市は一定程度の売り上げ減少という条件がつきますが、業種に関係なく一律20万円の事業継続支援金を給付します。この「業種に関係ない」支援はお隣の大仙市や湯沢市も実施する予定です。

また、国の児童手当かさ上げにさらに1万円上乗せし、児童扶養手当を受け取るひとり親世帯にさらに1万円支給します。さらに、収入が大幅に減少した世帯には給食費などの就学援助を行い、市奨学金は定員を倍にして追加募集します。給食費に関してはすでに井川町が無料化としていますし、北秋田市は緊急子育てサポート給付金や市外で暮らす学生を対象に学生生活支援臨時給付金を創設する方向です。

こういった様々な取り組みは横手市においても迅速に行わなければならないものだと思います。特に、「業種に関係ない」支援は先日の行政課題説明会で私も要望しましたし、多くの議員がその必要性を感じていると思いますので、緊急経済対策にぜひ追加してほしい施策です。

大阪府の吉村洋文知事は先日の記者会見で「経済で人は死なせない」と発言しました。財政出動、今やらないでいつやるのか!それと同時に「財源を生み出す」という考えも持ちながらこの難局に挑むべきです。

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横手市の緊急経済対策事業

現在まとまっている横手市の緊急経済対策事業の大まかな内容です。

①中小企業等休業対応支援事業補助金新型→コロナウィルス感染防止対策の徹底を図るため、県の要請に応じて、一定期間休業に協力した事業者、または自主的に休業を行った食事提供施設の事業者に対して補助金支給

②緊急雇用安定支援事業補助金→新型コロナウィルス感染症拡大の影響により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用する労働者を一時的に休業させた場合に係る休業手当等の一部を補助

③横手市販路拡大等応援事業補助金→新型コロナウィルス感染症の拡大による事業者等の本業の落ち込みに対して、新商品開発やサービスの提供など、新たな取り組みをする企業を応援

④秋田の医療を支える 横手ものづくり企業応援事業補助金→新型コロナウィルス感染症拡大の影響による市内および県内の医療を支えるため、不足している医療物資の製造・供給に寄与するための新商品(製品)開発に取り組む市内企業を支援

⑤融資あっせん制度の拡充→県の「経営安定資金危機対策枠」の実質無利子が終了した後に市内中小企業者が各金融機関に支払う利子を全額負担

①は県の協力金に上乗せし、県の要請対象外となっている食事提供施設にも補助します。

②は雇用調整助成金の上乗せです。

③は飲食店のテイクアウトに係る費用も対象となります。

詳細は市HPや商工観光部商工労働課(0182-32-2115)までお問合せ下さい。

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