国の補正予算成立

国の補正予算が昨夜、成立しました。これで新型コロナウィルスの経済対策が本格的に動き出します。その中で目玉(?)となっている一律10万円の特別定額給付金について、横手市の進め方をお知らせします。

案内通知は9日(土)より世帯主に届き始めます。そして振り込みが始まるのは19日(火)以降で毎週火曜日と金曜日に順次振り込みが繰り返されるという形になります。なお、通帳には「テイガクキュウフ」と印字されることになるようです。市民の皆さんからのお問い合わせに対応するため、7日(木)からコールセンターを設置する予定です。

また、子育て世帯への臨時特別給付金、いわゆる児童手当のかさ上げも準備が整いしだい開始されます。対象児童一人につき1万円の給付ですが所得の関係で約180人が対象外となります。しかし、その所得はおそらく一昨年のものであり、この緊急事態の中でその方々も困っている状況にあると考えられます。

そういうことで、昨日の行政課題説明会で市独自の判断で所得制限を撤廃して等しく支給すべき、と申し上げておきました。高橋市長の政治決断を期待します。

 

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一色でした・・・

インターハイや全国中学総体の中止が決定し、特に最終学年の子どもたちにとっては悔しい事態となりました。先日、インターハイ中止を受けてということで高校3年生時の担任だったK先生が地元TV局のインタビューに応じていました。K先生は秋田北高校長の傍ら、県高体連の会長を務めています。

K先生曰く、県高校総体はできれば何らかの形で開催したいという意向を持っているということでした。県中学総体は明日、そして県高校総体は来月8日に開催の可否が決まります。「最後の夏」に賭ける子どもたちの想いと安全安心の確保・・・悩ましいところです。

今日は朝から登庁して、3つの会議に臨みました。まず、総務文教・産業建設合同の委員会協議会。前回に引き続き、横手駅東口再開発事業について協議しました。

その後は総務文教単独での協議会。新型コロナウィルス問題に伴い、国のGIGAスクール構想が前倒しになったことによる横手市の対応について協議しました。

午後からは行政課題説明会。横手市の新型コロナウィルス対策について各部署から説明がありました。緊急経済対策事業もまとまり内容が示されましたが、細かな部分で修正点があるようで、このブログでの公表はひとまず差し控えます。いずれ、これが第一弾だと思いますので、継続的に支援策を展開していかなければなりません。

4月も今日で終わり。振り返れば新型コロナウィルス一色のブログでした。5月は少しでものほほんとしたものが書ければと思います。

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茨城県境町の取り組み

今日、横手市は新型コロナウィルス対策として国の一律10万円給付と児童手当かさ上げ分それぞれの事務費5300万円の専決処分を行いました。また、横手市議会は高橋市長に要望書を提出しました。

横手市議会新型コロナ要望書

さて、日本経済新聞の25日付け北関東経済版に茨城県境町の取り組みが紹介されています。国や県に先行して橋本正裕町長が様々な施策を展開しています。

●11日(土)に町内で初の感染者が確認されると、すぐに飲食店に休業要請し、10万円の補填を発表。テイクアウト補助を検討中。

●小中学校に加え、児童クラブ、保育園も休業。高校生以下の約4000人に一人当たり5000円を給付。

●学校を再開できない場合、動画サイトを活用した遠隔授業を実施。通信環境が整っていない家庭にWi-Fi整備。タブレット端末の配布も検討中。

●以上の財源は花火大会の中止や、自動運転バス実用化の延期で確保。今後の施策に備えてふるさと納税の基金2億円の活用を検討、新規でも1500万円集めた。

●企業版ふるさと納税やガバメントクラウドファンディングを活用し、県内の高校生にマスクを配る取り組みを実施。

また、記事の他にも緊急雇用対策として任期付職員を募集し、内定を取り消された方も受験できるような措置をとっています。

橋本町長は44歳。町職員から町議会議員となり4期務め、平成26年の町長選で初当選、現在2期目です。町議時代には35歳で全国最年少の議長に就任しています。類まれなリーダーシップを発揮している首長だと思います。

感染拡大が続く首都圏の自治体だからこそのスピード感ともいえますが、その施策の数々は大変参考になります。

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市議会有志で要望書を提出

21日(火)のことになりますが、高橋聖悟、菅原亀代嗣、山形健二各議員と私の4名で市に対し、「新型コロナウィルス対策に関する要望書」を提出しました。公務多忙の高橋市長に代わり、石山副市長と総務企画部長に対応いただきました。

議会有志新型コロナ要望書

横手市は現在、独自の支援策を検討している最中ですが、その施策にぜひ盛り込んでいたきたいという思いからの行動でした。もちろん、これとは別に個々が考える支援策も持っているのですが、今回はスピード感を重視してすんなり合意できた5項目を要望しています。

そして、市議会全体での動きも始まりました。各方面から「今が行政と議会の力を発揮するとき」という激励をいただいています。国や県の対策を注視しながら市民の皆さんを守る手立てを市当局と議論しながら打っていきたいと思います。

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臨時議会の日程が決まりました

空も心もスッキリしない日が続きます。

先日、梨田昌孝さんが一般病棟に移ったというニュースを目にして喜んでいたのですが、今日は女優の岡江久美子さんの訃報が飛び込んできました。「連想ゲーム」の頃から知っていたのでショックです。「終着駅シリーズ」はどうなってしまうのか・・・

一昨日、県から休業や時短等を要請する施設の発表があり、横手市も公共・民間問わず多くの施設が対象となりました。これによって、市独自の支援策検討も加速していると思われます。

今日は午後から全員協議会(行政課題説明会)→議員懇談会→議会改革推進会議の予定でしたが、全協と議員懇が長引いたため、議会改革推進会議は延期となりました。

全協の案件には新型コロナ関連で水道料金の支払い猶予の説明がありました。対象者は県社会福祉協議会の緊急小口資金・総合支援資金の特例貸付を受けている個人と、県の経営安定資金等を受けている法人で、明日から実施されます。

その他の案件に新型コロナ関連のものはなかったのですが、寿松木孝議員の求めにより現状で説明できる範囲で市当局から方針が示されました。市独自の経済支援策については雇用調整助成金の上乗せが確定しているようです。

臨時議会が来月14日に行われることとなって、ここで新型コロナ対策の補正予算案が審議されるわけですが、市当局の説明では10万円の一律現金給付はこの予算が成立してから申請の受付を開始し、来月中には振り込みを始められるとのことでした。そのための体制として対策室を設置し、今日付けで人事異動が発令されています。

が、児童手当のかさ上げも含めてこういった国からの給付金や手当を事務的に進めるだけのものについては専決処分を行い、速やかに市民の皆さんのもとに届けられるようなものにすればいいと思います。専決処分はそのためにあるのですから。佐藤誠洋議員からそのような発言があり、全協後に私も賛同する旨を財務部長にお話ししました。おそらく、その方向で動くのではと期待しています。

議員懇談会では由々しきというか、やっぱりねという事態になった案件もありました。非公式な会議なので申し上げられませんが、いずれ公になります。もちろん、市議会が議決したものですので(←私も悩んだ末に賛成しました)私たちにも責任があります。しかし、これに関して政治判断を下した方はどう思っていらっしゃるのか、まだ私はわかりません。どのような責任をとられるのか、それとも一切とらないのか、注目しています。

 

 

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委員会協議会

一昨日の午後は委員会協議会を行いました。新型コロナウィルスで大変な状況下ですが、議論すべきことは議論しなければなりません。

まず、総務文教・産業建設の合同協議会。お題は「横手駅東口第二地区市街地再開発事業による公益施設について」。実はこの案件はハードが産業建設、ソフトが総務文教という所管になるので別々に協議会を行っていました。しかし、産業建設の加藤勝義委員長と「いずれ両面からめての議論も必要だろう」という認識で一致し、今回から合同開催ということにしました。

改めてスケジュールが提示されましたが、来年3月から令和7年3月までを解体・建築工事の機関とし、そのためには今年12月には権利変換計画の認可をいただかなくてはならないということでした。実施設計に入るべく、来月中旬には概要を議会に認めていただきたいということなので、これから議会全体含めて断続的に協議することになります。

合同の後は総務文教単独での協議会。案件は3つありました。協議会なのであまり詳しく書きませんが「<市報よこて>の発行回数について」、「日本郵便株式会社との包括的連携に関する協定締結について」、そして「横手市公共施設再配置に関する市民検討委員会について」です。

質問が相次いだのはやっぱり「市民検討委員会について」でした。市民に対する情報提供のあり方、委員選出の公平性、市の方針と検討委員会の結論が違ったらどうするのか?、そもそも新型コロナウィルスで大変なのに、計画どおりできるのか?等、全委員が質問しました。市当局の皆さんには3月定例会で附帯決議をした重みを受け止めて、議会に対してまめに情報提供していただけるようにお願いします。

 

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“フクシマ”の気持ちが

何があっても、桜は咲くのです。

まさに急転直下。一昨日、政府が緊急事態宣言の地域を全国に拡大し、経済対策として所得制限なしで国民一人あたり10万円を給付することとしました。基準を満たした減収世帯に30万円給付する案は取り下げられます。今回の2つの決定は政局がらみが背景にあるようですが、今は横に置いておきます。

対象地域拡大に伴い、秋田県は緊急事態措置を早急に決めました。市民の皆さんは冷静さを保ちながらも、今以上に慎重な行動をお願いします。そして、市内の小中高も再び休校となりました。児童生徒、保護者、学校関係者の皆さんはいろんな思いを抱えているでしょうが、ご協力をお願いします。私たちとしても、できる限りのフォローを行っていきたいと思います。

一律現金給付ですが、リーマンショック時の「消費喚起」とは目的が違い、今回は「暮らしを守る」ための給付金です。安倍首相が方針転換したこと自体は評価しなければならないと思います。あとは知恵と工夫で迅速な支給!です。

今回の新型コロナウィルスは東日本大震災の原発事故と同様に、「目に見えない敵」です。奇しくも私たちは今、当時の福島県民のような苦悩を抱えて過ごしています。いや、福島の方々は今も・・・です。私もその苦しみを少しでも理解すべく、原発被災地に何度か足を運びましたが、それが現実に起こっていることに驚きを感じています。

P.S.元関脇の豊ノ島が現役を引退し、年寄・井筒を襲名しました。大けがからの執念の関取復帰は見事でした。18年間、お疲れ様でした。

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どの業種にも…

前々回のブログで「わかりやすい情報発信を!」ということで提案させていただきましたが、市のHPは一昨日には新型コロナウィルス関連情報がまとめられたサイトに変わっていました。お手数をかけました。これからも、尚一層の充実をお願いします。

安倍首相が公明党・山口那津男代表の要請に応じて、所得制限なしで国民一人あたり10万円の現金給付を検討するようです。当初から野党も提案していたもので、首相本人も頭の中にはあったと思いますが、政府内に抵抗勢力がいるんでしょうね。ここは思い切った政治判断をお願いします。

今日は午後から横手ユネスコ協会の打ち合わせで本間利博議員のお宅に伺いました。以前も書きましたが、本間さんと私は横手ユネスコの副会長をしています。本間さんちは和菓子屋さんでスーパー等に商品を卸していますが、道の駅や病院の売上が特に落ち込んでいるそうです。ほんと、いろんな業種が影響を受けています。

本間さんちの看板商品、塩豆大福です。

明日の午後は横手文化財保護協会の総会に会員として出席します。何の連絡も来ないので、開催するんだと思います。

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考えられる経済・生活支援策

ここ数日、新型コロナウィルス問題での横手市としての経済・生活支援策案を情報収集しながら考えていました。現時点でいくつか挙げてみます。

●ふるさと納税(ガバメントクラウドファンディング型)寄附金で新型コロナウィルス対策資金を確保。

●市税や水道料金など各種支払いの猶予。

●事業所に対して超長期の返済期間など限りなく緩い基準での融資(例:マル横に特例枠)。

●国の雇用調整助成金に上乗せ、独自の雇用調整助成金制度。

●国の持続化給付金に上乗せ。

●飲食店などの家賃補助。

●休業・離職された方、内定を取り消された新卒者の支援(例:市役所臨時採用、JAと連携して農家とマッチング)。

本当は政府ができなかった一律給付も・・・と考えましたが、それはいろいろと賛否があるところです。

まだ日程は固まっていないようですが、来月の中旬には臨時議会があると思います。引き続き、どのような支援策があるか考えていきます。

P.S.今日はタイヤを交換・・・というか、買い替えました。ハイブリッド車は前輪が減りやすいようで、これからは定期的にタイヤのローテーションをしていきたいと思います。

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わかりやすい情報発信を!

NHKがHPに新型コロナウィルスの特設サイトを載せています。その中に「こんなときは どんな支援が」として、経済や生活の支援制度がパターン別にわかりやすくまとまっています。さすが、公共放送を担う法人だと感心しました。

先日の総務文教常任委員会協議会。協議事項は「小中学校の再開」でしたが、今の横手市としての総合的な取り組みについても複数の委員から質問がありました。そのうちの一つに情報発信に関するものがあったのですが、私もそれに乗じて質問というか、提案をさせていただきました。

それは、市HPにおいて経済・生活支援についてまとめた情報をバナーで表示するなど、わかりやすく伝える工夫が必要なのではないかということです。今は「よこてピックアップ」というコーナー(?)の上位に中小企業者支援や生活相談についての情報を表示をしていますが、いずれ国の緊急経済対策の予算が通ればその情報も載せなければなりませんし、現在進行形でいろいろな支援制度が設けられています。NHKの事例を参考しながら、まずはトップページにそれを載せて、新しい支援制度が確立されたら随時、更新していくという方法をとればよろしいかと。

市は本庁舎1階に「くらしの相談窓口」を設けています。願わくば、平日だけでなく土日祝日も開いていただければありがたいのですが、評価できる対応です。そういったことを含めて、市民に伝わりやすい、わかりやすい情報発信のあり方を早急に構築していただきたいと思います。

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