トークショー

平鹿図書館の企画、「ヨッシーさんトークショー」に行ってきました。ヨッシー(吉見秀明)さんはアンドナウ時代の先輩で、現在はグラフィックデザイナーとして活躍しています。その傍ら、フリーライターとして3月号をもって休刊したアンドナウで「ズームアップ地元」、「秋田酒蔵探訪」の連載を続けてきました。

今日はそんな吉見さんの勇姿を拝見したく、駆けつけた次第。トークショーは2部構成で第1部は「ズームアップ地元」でとりあげた戊辰戦争にまつわる地元の偉人について、そして第2部は「秋田酒蔵探訪」での思い出話でした。

“歴史”というのは、メジャーな人達ばかりが注目されますが、なかなか光の当たらない地元の偉人も多数います。吉見さんはそんな人物にも注目して丹念に掘り起こしをしてきたのですね。素晴らしいです。

そして、自らも好んで飲む日本酒の取材は吉見さんの真骨頂ともいえます。イキイキと語っていたのが印象的でした。

地元の歴史とお酒は次代に語り継ぐべきもの。その大切さを吉見さんは教えてくれました。味のある企画でした。

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通年議会の研修会

ネクタイを外したくなる季節になりました。春夏秋冬はっきりしているのが、日本のいいところですね。

昨日は午後から議会改革推進会議が主催する研修会がオンラインで行われました。テーマは「通年議会」。ご教授いただいたのは、平成27年12月に導入した北上市議会の皆さんです。「通年議会」を簡潔に説明すると、定例会の会期を一年とすることで年間を通して審査や調査ができるようになるしくみです。

私はもともと推進派なのですが、改めて議会活性化としてのメリットを感じる内容の研修会でした。横手市議会の少なくとも過半数は通年議会に対して前向きだと思うのですが、まずは議会内で本格的に検討していくという方向性を早期に決められれば・・・また、市当局との調整も必要です。“スピード感ある意思決定ができる”という面では市当局にもメリットがあるということですので、お互いに理解を深めながら協議することが大事です。

通年議会を導入することによって、議会での活動量は今以上に増えることが予想されます。しかし、頻発する災害への対応や各委員会での審議時間の充実によって市民の意見を反映していくという議会の機能強化のためには、負担になるという理由で及び腰であってはならないと思います。議員個々が議会活動優先の意識を持てるかどうかが導入へのカギです。

 

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旧小学校校舎の活用~にかほ市の例~

「県内若手議員研修会」報告の第2弾です。

市川市長との対面を終え、バスに乗って旧上浜小学校へ。

閉校となった校舎は、地域ベンチャーの拠点「わくばにかほ」となっています。ジェイアール東日本企画が支援する一般社団法人ロンドが運営しています。

体育館はドローンスクールの実践の場としても活用。

ここではJ企から出向してきた若手社員や地域おこし協力隊のメンバーが、それぞれの“想い”を持ちながら活動しています。ちなみにJ企とにかほ市は包括連携協定を結び、今後もいろいろと“仕掛け”をするようです。

グループワーク形式で意見交換しました。

地域おこし協力隊のメンバーは「食」に関心があって、にかほ市を選んだ男性や3×3(スリーエックススリー)のプロチームの仕事をするために北秋田市から移り住んだ女性など多士済々です。行政から「これをやりなさい」と縛りは特にないそうで、自己実現のために自由にやらせてもらっているという雰囲気を感じました。

次に、旧上郷小学校へ。ここには関係人口(←横手市でいうところの応援人口)の拠点という位置付けで「にかほのほかに」が開設されています。

にかほを応援する人たちと地元住民の交流の場として活用してもらうべく、ワークショップや各種イベントが開催されているそうです。

インターネットラジオのスタジオも。

ラジオには地元の人たちが順番に出演して自由にしゃべる、という番組もあります。「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのようなものだと思ってください。この番組を外、いわゆる関係人口に発信しているのですが、同時に地元住民も聴いているわけで、改めて「地元の良さ」に気付いてもらうという(いい意味での)企みがあるように思います。関係人口を充実させるためには、「地元をより磨いておく」必要があるからです。

「にかほのほかに」に常駐している女性のお話を拝聴しました。ラジオの担当もしていて、この方も地域おこし協力隊のメンバーです。京都出身で国際教養大の卒業生だそうです。

にかほ市では、様々なステージで地域おこし協力隊が活躍しています。その秘訣は「わくばにかほ」のパートでも書きましたが、「自己実現のために自由に活動してもらう」ことだと思います。

「任期終了後の定着率ももちろん大事だけれども、メンバーがいろんな活動をすることによって地域が活性化すれば、それでいいのではないかと思う」と地元の佐々木雄太県議がポロッと言っていましたが、私も同感です。横手市は今年度から地域おこし協力隊の募集を始めますが、是非そのようなスタンスで臨んでいただければと思っています。

今春の選挙で初当選した方々とお会いできたことも含めて、大変有意義な研修会でした。

 

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政策は戦略で決まる

昨日は日帰りでにかほ市へ。佐々木雄太県議プロデュースの県内若手議員研修会でした。北から南から、そして内陸から沿岸から、研鑽意欲に燃える23名の県議、市議、町議が集いました。2回に分けて報告します。

まずは市川雄次・にかほ市長の講話・意見交換会。新型コロナ交付金で整備した象潟庁舎のオンラインルームで行われました。

市川市長とは私が議員なりたての頃からのお付き合いです。4年前、市議を辞してにかほ市長選挙に挑戦し、県議会議長も務めた大物候補と大激戦を繰り広げて当選された時は自分の事のようにうれしかったです。

市政運営には、「観光的視点」を持って臨んでいるという市川市長。それは、いわば「シティプロモーション(セールス)」であり、突き詰めれば「経営マネジメント戦略」だと言います。

その成果として各媒体での「住みやすさランキング」での上位進出やふるさと納税の急増を挙げられました。そして、全国の自治体共通の悩みである人口減少への対応策として、データを分析した結果、「若者に対する支援」が求められていることに辿り着きました。そんなわけで、現在「若者支援住宅」の整備に取り組むところだそうです。

私たち県内若手議員が6年前に勉強した大潟村の住宅政策は子育て世代がターゲットでしたが、こちらは自立を促すために、単身者がターゲット。オリジナリティがあります。

最後のまとめとして、私たちに投げかけた言葉。「政策は戦略で決まる。戦略は仮説に基づく。仮説を立てるのに必要なのは情報収集の量と確度だ」。しびれました。

「自由にやれ。責任は俺がとる」という市川市長の姿勢は地域おこし協力隊の皆さんの活躍にもつながっています。そのチャレンジングな取り組みはまた次回!

 

 

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新型コロナにまつわるetc.

4都府県で緊急事態宣言が継続され、明後日からは愛知県と福岡県が追加となりますが、秋田県内も新規感染者がなかなか減りません。県は昨日、独自の警戒レベルを秋田市に限定して4に引き上げました。私は来週、連合秋田議員懇の幹事会で秋田市に行く予定でしたが、今日「書面開催に変更」の連絡がありました。

佐竹知事は来月行われる県内での聖火リレーについて、「セレモニーは実施せず。中止もあり得る」との認識を示しました。日々、厳しい状況になってきています。

その東京オリパラですが、SNSで競泳の池江璃花子選手に「代表辞退」を求める要請が相次いだことが明らかになりました。開催が間近となった今もいろんな意見があってもいいですし、議論は必要だと思います。しかし、それを選手に求めるのは酷というものです。その人たちなりの正義感で行ったのかもしれませんが、「正義」と「暴力」は紙一重です。筋違いの行動はやめていただきたいと思います。

一昨日、横手市では15日からのイオンスーパーセンター横手南店でのワクチン集団接種(65歳以上)の予約受付が行われました。あっという間に埋まるだろうなとの予想通り、午前9時からの受付でしたが9時55分には横手市公式LINEで「今回の受付終了」とのお知らせがきました。ただ、地元紙の記事は「10時半で受付を終えた」とあり、何だかよくわかりません。

今日、「清新」配付で廻った地区の皆さんの声は「3回電話したけどつながらなかった」、「家族総出で挑んでネットで予約できた」、「かかりつけ医(個別接種)でやるから予約しなかった」、「まだ大丈夫だと思っていたら終わっていた。甘かったかな」等々でした。また、接種の段取り(仕方)の理解があやふやな方もいらっしゃって、再度の詳細な告知が必要とも感じました。

さらには、まだ裏どりをしていないので書きませんが「え?そんな事ができたの!?」という話も聞き・・・事実であれば次回に向けて改善の余地ありかもです。

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モーニングセミナー

今朝は横手市倫理法人会のモーニングセミナーでお話させていただきました。

前回お招きいただいたのは9年前の4月で、生い立ちから現在までを時系列的に紹介するという内容でしたが、時間配分に見事に失敗した記憶があります。

そのため、今回も失敗してもいいようにパワポでレジュメを作成し、もし話しきれなかった部分があった場合は後で読んでいただくという周到な準備をして臨みました。案の定、最後は早口で端折る形となり、「成長してないなー」と反省です。

今日の内容は「議会の役割」ということで、①地方議会について②横手市議会について③横手市議会の議会改革の3点に大別して説明させていただきました。

レジュメを作成しながら(←つくるうちに盛り上がってしまって14ページの大作になりました)改めて議会改革の歩みを振り返ることができました。このような機会をいただき、ありがとうございました。

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大神輿渡御

横手神明社例大祭の大神輿渡御に供奉してきました。午前8時に出御祭を行い、午前9時に出発。新型コロナの影響で例年よりも少ない人数での市内巡行でしたが、2年ぶりという部分に意味があります。各家々から多くの人々が出ていました。

午前11時過ぎに商工会議所到着。供奉は午前のみで、御注輦所祭に参列してから帰宅しました。天気はなんとか持ってくれましたが、午後からの巡行は心配です。

ゴールデンウイークを締めくくる地域の大切な伝統行事。これからも各町内会が協力し合って絶やさないようにしていきたいものです。

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2年ぶりに

コロナ禍につき、昨年中止された横手神明社例大祭の大神輿市内巡行が2年ぶりに行われることになりました。ウチの町内会は役員・班長さんを中心に今朝8時半からその準備作業でした。

まずは町内会館で御幣づくり。1年に1回でも作り方を忘れるのに2年ぶりなのでさっぱりわからず、参加する予定のなかった(作り方のわかる)ITくんに急遽お越しいただいて何とかでかしました。

その後、注連縄張り。市内巡行は簡易的なものになるいうことで、本通り(山内道角)のみに張りました。ITくんは最後まで手伝ってくれました。ありがとう。ちなみに今回は注れん所は設置しません。

明日の市内巡行に町内会を代表して供奉します。

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福祉大を追い詰めた男

仙台六大学野球の春季リーグ戦が昨日から始まりました。コロナ下ということで開幕が遅れ、しかも一部の試合を東北大と宮城教育大が辞退する(不戦敗)という変則日程です。

先日の地元紙に仙六で活躍した方が載っていて、なつかしく感じましたので、今日はその話を・・・

仁部智さんは由利本荘市の出身。本荘高~東北学院大~TDKと進み、平成15年のNPBドラフト会議で広島東洋から5巡目で指名され入団。4年間在籍して通算8試合に登板、1ホールドという成績を残しています。

私が仙台の広告代理店に勤めていた頃、仁部さんは学院大のエースとして活躍していました。166㎝という小柄な体ながら、ストレート、変化球ともにキレがあり、三振を取れる投手でした。

4年秋のリーグ戦最終節。勝ち点を取った方が優勝という大一番の相手は25連覇中で無敵を誇っていた東北福祉大。主将は後にカープ一筋の現役生活を貫いた石原慶幸(敬称略)でした。

初戦を仁部さんの完封で快勝した学院大は第2戦も2点をリードし最終回の福祉大の攻撃を迎えました。マウンドには6回か7回(←あいまいです)から連投の登板となった仁部さんがいました。

実は私、この試合を現地(福祉大球場)で生観戦していて、福祉大の連覇阻止と学院大の昭和63年秋以来の優勝という歴史的瞬間を見届けられるはずでした。興奮度MAXでしたね!学院大野球部の女子マネ2人は勝利を確信し、今か今かとネット裏に張り付いていましたし、絶体絶命の福祉大はスタンドの控え部員が「石原さん!何でもいいから(塁に)出でけれ~!」と悲痛な叫びを上げていました。そう、先頭打者は石原慶幸でした。

結果的に先頭の石原を打ち取っていれば、学院大は優勝できたと思います。しかし、石原は仁部さんから意地の二塁打を放ち、そこからあれよあれとよいう間に福祉大が同点に追いつき、延長戦の末に学院大は敗れ1勝1敗。球場からの帰り道に友人に「福祉大、恐るべき底力」とメールした記憶は鮮明です。

翌日の第3戦は福祉大打線が3連投となった先発の仁部さんを攻略し、平成元年春からの連続優勝記録を26に伸ばしました。第2戦、仁部さんが登板した時に「(出す回が)ちょっと早いかな・・・」と思ったのですが、やはり疲れが出ましたね。

優勝を逃した学院大でしたが、当時としては最も頂点に近づいたチームの中心選手が仁部さんでした。私の中では「最強・福祉大を土俵際まで追い詰めた男」です。学院大が岸孝之(東北楽天・敬称略)らの活躍で久々の優勝を飾ったのはそれから5年後のことです。

社会人野球を経ての入団ですが、仁部さんは学院大初のプロ野球選手となりました。その後、学院大は投手を中心にプロ選手を輩出していますが、その先駆者といえます。まさに仙台六大学野球の歴史にその名を刻む投手でした。

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地震

5月に入ったとたんに宮城県沖を震源地とした地震が起きました。石巻市、大崎市、涌谷町で震度5強。横手市は震度3でした。

周囲の状況を確かめてから、岩手、宮城に住む友人たちに連絡をとりました。特に東北高校のヨット部を指導している大学時代の同級生を心配しましたが、「津波は来ないようだが、一応避難している」とのことで安心しました。

それにしても東北地方で地震が続きます。友人たちのLINEも「やばい気がする」、「勘弁してよ」とネガティブです(-_-;)

災害で一番怖いのは地震。予期できませんから。「すぐ逃げる」のが基本なのですが、私も一瞬体が固まってしまいます。これ以上続かないようにと祈るばかりです。

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