遠野市の後方支援

 遠野市が東日本大震災において後方支援の拠点として大きな役割を果たしたことがメディア等でとりあげられている。実際、現地をみながらお話を伺おうということで一昨日、ひとりで遠野市を訪問した。

 横手を発って約1時間45分で到着。遠野は北上在住時に営業で何度か訪れているので迷うことなく市役所機能が入っているショッピングセンター「とぴあ」に到着。震災時に庁舎も被害を受けたための措置だというが、お店の隣に市民課や税務課といった部署があり、市民の対応にあたっている。ガラス張りでいいではないか!

 さて、本題の後方支援についてだが、要点だけ整理する。担当者が話された「遠野が評価された理由」は主に3つ。

●立地条件 遠野は盛岡や花巻、北上、それと宮古、釜石、大船渡、陸前高田といったいったところから陸路で約1時間、ヘリで約15分というアクセスにおいては絶好の位置にある。

●協議会たちあげ 大地震による津波被害を想定して、沿岸部を含む近隣自治体と後方支援拠点整備の協議会を設立し、動いていた。

●2度の訓練実施 平成19年、20年と県、自衛隊と共に防災訓練を実施。

 遠野の後方支援拠点の中心は幹線沿いにある総合運動公園。そしてそのそばに今、消防本部、消防署、訓練棟、ヘリポートを併設した総合防災センターが作られており、尚一層の充実が図られる予定だ。

 担当者は「市長のリーダーシップも大きかった」と話された。本田市長は県職員出身で防災を担当していた時に阪神淡路大震災が起こった。支援のため、現地で動いたその体験をもとに津波防災計画を練りあげていたという。そして遠野と沿岸部は藩政時代から人の交流があったことを含めて一連の後方支援計画を実行に移したのだという。

 視察の最後に多忙な時間を割いていただき、市長とも面会できた。いい意味で自信がみなぎるお顔をされていた。

 この後方支援拠点計画、立地条件や総合運動公園といったキーワードを考えていくと横手もあてはまる?・・・はず!

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鶴ヶ池荘の源泉改修について

 今日は臨時議会が行われた。主な議案は一般会計補正予算案(約4500万円)。その中の1千万円は鶴ヶ池荘の源泉改修経費である。これが今日最大の焦点であった。

 地域経済や温泉を楽しみにしている人々のために一刻も早くお湯を出したい。その気持ちは市当局も議会も同じである。しかし、先日のブログでも記したように直近の3月の工事を含めた市の対応は充分であったのかという疑問が残る。

 にも関わらず、一昨日の議案説明会で当局側からは「間違っていたとはいえない」とか「一定の効果があった」という発言が飛び出した。このような認識ではとても前には進めない。そんな思いで今日、私は一連のトラブルにおける対応の総括という事で当局を質した。

 鈴木副市長から経緯と今後の対応について長々と答弁があったが、その中で「結果的に甘かったと言われればそのとおり」という発言があった。鶴ヶ池荘では今回に限らず、過去何度か源泉トラブルがあり、その都度、当時の現場担当者が「いずれ、また同じ事がおこる」と抜本的な対策を訴えていたそうだが実現に至らず結局、今回のような大問題が起こってしまった。

 他先輩議員からは管理体制や指定管理における問題等々、多岐にわたる視点から質問があった。結果、この予算案は出席者全員賛成で可決されたが今回のような問題は他の温泉施設でも発生する恐れがある。その際はぜひ、今回の反省を活かしてスピーディーにかつきちんとした対応するよう望みたい。

 さて、一昨日はひとりで遠野市へ視察に行ったのだが、その話はまた明日・・・

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週末終了

 この週末もなかなかハードであった。

●26日(土) 増田地区多目的研修センター(増田庁舎の隣)で伝建保存対策調査報告会が行われた。最初の講師は弘前大教授の北原啓司氏。行政と住民が一緒になって街並みを守るだけでなく、創造していくことも大事。そして、その地区だけでなく、周辺地区も街並みを意識しなければせっかく伝建地区に指定されても輝かないと熱弁を奮われる。

 中座して一路、能代市へ。目的は商工会議所青年部秋田県連総会の懇親会で9月の東北ブロック大会PRと翌日、アリナス(能代山本スポーツセンター)の視察。

 予定より30分ほど早く着いたので能代総合体育館も視察したがこれが収穫だった。この体育館、行ってみると、とても立派な施設である。私は不勉強でbjリーグや能代カップはアリナスで開催されていると思い込んでいたが、実はそれは総合体育館でやっているのであった。

 って事はアリナスは・・・?という疑問を抱きつつ、商工会議所青年部県連総会懇親会へ。東北ブロック大会のPRをしつつ、以前から知り合いの方々や初めてお会いする方々と共に深夜まで痛飲(焼肉&ざる中華で〆た・・・)

●27日(日) 一泊してアリナスへ。アリーナやプール、温泉、レストラン、宿泊棟も併設している一大スポーツ施設。

日曜日とあってアリーナはいろんなスポーツを楽しむ方々でたくさん。

施設内には各チームがここで合宿をした記念の色紙や写真が飾られている。

 総合体育館は大きな大会、そしてアリナスはスポーツ合宿の受け入れ。もちろんどちらも市民がスポーツを楽しめる事を基本にこのような棲み分けがなされているとしたら・・・ うらやましい限りである。

 帰横。今年から同級生と商工会議所青年部の先輩が入っている野球チームに加えて頂いた。今日はその初練習日。何せ、きちんと野球をするのは25年ぶりである。きつかった~

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整理と混乱

 その昔、竹下登さんが首相時代に「議論をしつつ審議をし、審議をしつつ議論する」という国会答弁をしたことがあった。その場では「ふ~む、なるほど」と思わせる回答だが、後でよくよく考えると何を言っているのかさっぱりわからない。これが竹下登という政治家の持ち味であった。

 竹下流語録を拝借すれば、今の私の頭の中は「整理をしつつ混乱し、混乱しつつ整理する」状態だ。なんせ、やらなければならない事が山のようにある。懸命に山を崩しているが、気づけばその隣に新たな山が築かれている・・・

 しかし、頼られているうちが華だなと思って日々、動いている。有難く思わなければ。

 今日は横手地区少年保護育成委員会の総会。明日・あさっては商工会議所青年部の関係と視察で能代市である。

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県南備蓄倉庫

 思うところがあり、秋田ふるさと村近くにある県南備蓄倉庫を見に行った。平成10年完成、鉄骨平屋建で面積は約800㎡。管理は県だが、土地は横手市のものである。

 名前のとおり、災害時には雄平仙地域に支援物資を供給する機能なのだが、昨年の東日本大震災のような広域災害の場合は被災地に送る役割もある。

 ここに現在、毛布や紙おむつ、飲料水等3日間で4200人分の物資が保管されている。東日本大震災前にはなかった食料品もあの教訓を生かして副食やパン缶が置かれるようになったという。

 備蓄倉庫があるのは知っているが、中は見たことがない。そんな方々は多いだろう。百聞は一見に如かず。県や市に連絡して見学することをおすすめする。

 

 

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感謝

 昨日は「後援会春の集い」を開催した。日曜日の夕方にも関わらず、たくさんの方に出席して頂き、感謝の念に堪えない。

 第1部は鈴木弘志・上下水道部長の講演。人間にとって必要不可欠な「水」の仕事を横手市ではどのような態勢で、どんな考え方で遂行しているのかをわかりやすく話してくれた。

 第2部は懇親会。各テーブルを回らせて頂いたが、改めて私の議員活動は多くの方々によって支えられていることを認識した。1期目の残りは約1年半となったが、今以上に精力的に動いていきたいと思う。

 

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鶴ヶ池荘の源泉

 今日は同会派の堀田賢逸議員と源泉井戸の不具合(温泉が出ない)についてヒアリングするため、鶴ヶ池荘に行ってきた。

 鶴ヶ池荘の源泉井戸工事については、3月定例会で緊急の補正予算として約800万円が計上され、議会は可決している。しかし、その工事でも温泉が出ることはなく今に至っている。当局はもちろん、可決した私たち議会にも責任がある。

 実はこの源泉井戸、私が把握している限りにおいて平成19年、平成20年、平成21年、そして今回と、その都度対応してきたにも関わらず不具合が相次ぐ事態となっていた。簡単にいえば、過去にとってきた対策は失敗だったという事。鶴ヶ池荘の現場では抜本的な解決策を求める声もあがっている。

 今日は社長と現場担当者も交え、現場を視察しながらヒアリングを行った。30日の臨時議会で浚渫工事の予算が提案される予定だが、果たしてこれで万事うまくいくのか。地域経済に与える影響を考慮しつつ、私たちは慎重に判断しなければならないだろう。

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スポーツ施設

  JOC(日本オリンピック委員会)と秋田県・秋田市がスポーツ振興事業で協力し合う「パートナー都市協定」を締結した。秋田市がうらやましい。

 国内のトップ選手が県の施設を練習拠点として使用する。県スポーツ界のレベル向上にも一役買う事にもなるし、交流人口の増加も見込まれる。対象となる施設は仙北市の田沢湖スポーツセンターを除き、全て秋田市にある。

 横手市にも「県立」規模の大きいスポーツ施設がほしい。ハピネッツの今シーズン最後のホームゲームの盛り上がりぶりや、この報道をみて、その想いがさらに強くなった。

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Facebook

 同級生から「やった方がいいよ」と言われてから約1年半・・・。ようやくFacebookというものを始めた。

 使い方がまだよくわからず、数日前も高橋聖悟議員と議員控室であーだ、こーだとFacebookをいじっていたのだが、結局二人とも???のままで終わった。それでも相当数の知人がやっている事が判明した。

 これで私個人の情報発信ツールは紙ベースの議会報告、このブログ、ツイッター、そしてFacebookと一通り(?)揃った。あとはこれをどう有効に使いこなすか、だ。

 それにしても、世の中には「青山豊」という名前の人間がたくさんいるんだなあ。

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晴れて良かった

  雨で延期された横手南小の運動会、無事開催。川俣先生(元衆議院議員)が「南小の運動会はいつも雨降りなんだよなあ」と隣でつぶやいていたように、我が母校の運動会はよく雨にたたられる。だから、今日は良かった!

 私が在学していた頃は会場が市営球場だったが、今は自校のグラウンド。3年生以上は白・青・赤・黄の4つの組に分けて優勝を競う。これは当時から変わっていない。昨年は赤組が優勝したが、昔は白と青が強かった記憶がある。

 写真は開会式の誓いのことばの場面。甲子園の選手宣誓のようでかっこよい。

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