FMの収録

 「市議会だより」の編集が主な業務だった議会広報委員会にこの春、ふたつの役割が追加された。議会ホームページの内容に関することと、横手かまくらFMの番組のコーディネートである。

 議会改革の大きな柱のひとつに情報発信がある。議会、そして議員はどんな責務を負って、どんな活動をしているのかをあらゆるツールを使って市民の皆さんに情報提供していかなければならない。それが議会と市民の距離を近づける第一歩だ。

 今日はFM番組(コーナー)の第1回目の収録を行ってきた。毎月第2・4月曜日の午前10時45分~11時(再放送は翌日の午前7時半~7時45分)に「なちっこの教えて!横手市議会」と題して、議会の概要や、仕組み、取り組み、委員会、会派などを紹介していく。ちなみに第1回目の放送は4月9日。

 内容もさることながら、できるだけ多くの議員に出演してもらってその“肉声”をお届けできればと思っている。月2回、15分という時間だがより良い番組にするべく、スタッフの皆さんとがんばっていきたい。

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嵐到来

 ものすごい強風である。こうみえて熟睡タイプの私も気になって、気になって一睡もできなかった。空が明るくなるのを待って旧市内を中心にグルグル。ポールやビニールシートなどが道路に散乱、何とゴミ集積場まで倒れていたところも。自分でできる範囲内でお片づけ。私の看板も2ヶ所倒れていた(泣)

 横手かまくらFMでは天候や交通等の情報を流している。ラジオで最新情報を取得して今日一日、安全に過ごしてください。

 それにしても、なかなか本格的な春がやってこない・・・

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小沢一郎氏の胸中

 小沢一郎氏を迎えようとしている雛壇。その向こうの席は超満員(京野公子秘書氏発表で420人)であった。

 午後4時ちょっと前に小沢氏到着。元衆議院議員の川俣先生が駆け寄る。それに「おぉ~!」と笑顔で応える小沢氏。会場からは割れんばかりの拍手。世論調査で彼に対して厳しい結果が出ているのが不思議なくらいだ。正直、私のまわりにも「大きい声でいえないが、実は私、小沢一郎ファン」という方々が結構な数、いる。

 京野衆議院議員への激励という形で挨拶に立つ。話題はやはりTPPと消費税。TPPに関しては「自由貿易は進めるべき。でも、はっきりものをいえない日本の国民性を考えると(交渉で)米国にいいようにやられてしまうのではないか」との懸念を表明。消費税に関しては「(行財政改革を)やりきって、それでも(財源が)足りないっつーんだったら国民の皆さんにお話ししなければいけない」という立場。今日はやんわりと野田政権を批判した、という印象だった。

 そして、最後に「我々(民主党)の政権だから支えなくちゃいけないとも思っている」とも。そこに小沢氏の揺れる胸中をみた。時間の許す限りテーブルを廻り、握手し、記念撮影に応じ、笑顔で去った小沢氏。今月末の裁判結果しだいでどう動くか。政界も、マスコミも、そして国民も彼の一挙手一投足に注目するだろう。その是非はともかく、まだまだ小沢氏はこの国の政治のど真ん中にいる。

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小沢一郎氏、再び

 今日から新年度。18年前のこの日、私は新社会人としてお隣、北上市で入社式に臨んでいた。あの頃の自分の人生設計はこうだ。「この会社で出世し(支店長ぐらいまではいきたいなあ)、仙台で家庭を築く。両親が来たい、といったら呼び寄せる。待てよ、グループの役員になって北上に行ったほうが近いかも」。今、考えると完璧な妄想である。

 あれから18年。私は横手に戻り、家庭を築くどころか、実家に身を寄せ、議員という職業に就いている。人生はわからないものだ。新社会人としてスタートする方々もそれなりに人生設計や夢を持っていることだろう。それが必ずしもうまくいくとは限らない。軌道修正しても良い。大事なのは感謝の念を忘れずに、日々を精一杯生きていく事だ。

 さて、今日は小沢一郎氏が湯沢市にやってくる。1月の東部郵便局長会の新年会以来だ。私ははっきりいって執行部派でも、小沢派でもない。野田佳彦も、小沢一郎も民主党に、そして日本に必要な政治家だと思っている。

 消費増税を巡って党内はゴタゴタしている。財政健全化のためには増税論議(税と社会保障の一体化を含む)はあってしかるべきだ。が、国民に負担をお願いする前にまず、自らの身を切ること、具体的にいえば議員定数の削減を実行しなければならないと考えている。やはり、今の国会議員の数は多すぎる・・・

 政治家が100人いれば、100通りの考えがある。だから、党内対立はあっていい。その方が私は健全だと思う。ただ、最後の最後は双方納得して、この国のために団結してほしい(これは与党だけでなく、野党の責務でもある)。一党員としてその事だけを願いつつ、湯沢市に向かおう。

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開幕!

 プロ野球の2012シーズンが開幕した。なんといってもヤクルトの石川雅規、福岡ソフトバンクの攝津正という2人の投手が“開幕投手”としてマウンドに登ったことは秋田県として素晴らしい出来事だった。そして、結果は2人とも見事なピッチングで勝ち投手!とくに石川投手はあの“ほとんど全員4番バッター”の読売打線を相手に9回1死までノーヒットノーランという快投をみせてくれた。

 また、野手陣でもオリックスの主将・後藤光尊内野手が2安打と気を吐いた。秋田出身の選手がプロで活躍しているのは、本当にうれしいし、秋田の野球少年のレベルアップにつながる。埼玉西武の藤田太陽投手ら他の県出身選手の今後も期待!

 ところで、小野正伸議員が自らのブログで読売ファンをカミングアウトしているが、私は・・・内緒!ただヒントとして一度も東京ドームには足を運んでいないということは書いておきたい(笑)

 と、呑気なことを書いているが国政は消費増税を巡ってすったもんだしている。これについてはまた後日・・・。明日は小沢一郎氏が湯沢市にやってくる!

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「減災」&野球

  昨夜の地震、横手は震度4を記録した。3月に入ってから日本列島は地震が続く。昔から日本は「地震列島」といわれてきたが、3・11以降はもはや「いつ、どこで、どんな規模の」地震が起きてもおかしくないという認識を国民の皆さんは感じていることだろう。

 地震は自然災害であり、自然の脅威を「防ぐ」ことはできない。だからこそ、「防災」よりも「減災」という意識にたって物事を進めていかなければと思う。

 さて、金足農業高校野球部の嶋崎監督がこの春もって退任するという記事が新聞に掲載された。夏の甲子園準決勝であの桑田・清原のいたPL学園高校に立ち向かった試合は鮮烈な記憶として残っている。私はいまでも8回の桑田のホームランはファウルだと思っている。秋田勢が最も深紅の大優勝旗に近づいた年だったのではないだろうか。

 4月からはノースアジア大学の硬式野球部監督に就任されるという。かつては北東北リーグの強豪の一角を占めていたが、最近はパッとしない。ぜひ、名指導で復活させて頂きたいものだ。

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祝・当選!

  昨日、投開票された藤里町議選で伊藤孝年氏が2回目の当選を果たした。藤里町議会は県内で最初に「議会基本条例」を制定しており、私は自身の選挙前に伊藤さんを訪ねて勉強をした経緯がある。そんな事もあって非常に注目していたのだが、激戦の末の当選、今後も活躍して頂きたいと思う。

 さて、今日は議会広報委員会である。「議会だより」の原稿が一通り揃う予定なのでじっくりと校正をすることになる。

 この議会広報委員会、4月からはその役割が拡大されることになった。詳しくは後日・・・

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連合との意見交換会

 昨日は連合秋田・横手湯沢地協の皆さんとの意見交換会に堀田賢逸議員と出席した。今、連合秋田に所属する各組合は春闘の真っ最中。その状況報告と今後の取り組みなどが話し合われ、日頃「連合」という大括りでしか活動を把握できていなかった私にとっては非常に有意義な会となった。

 また、私と堀田議員の市政報告の機会も与えて頂いた。私は空き家対策と3月定例会の地域づくり相談員関連の議案撤回、新年度予算から中学生海外派遣事業、スポーツのまちづくり事業、コンベンション誘致事業、議会広報委員会からの情報発信と多岐にわたって話をする事ができた。

 そして、ここからが本番(?)の懇親会では、各テーブルを廻って様々な意見を頂戴した。TPPやがれき処理、ごみ処理場建設、福祉商業政策、光回線の整備、原発などなど・・・ 皆さんの意見は大体私のそれと一致していたので、とても前向きな議論ができたと思っている。連合の皆さん、またやりましょう!

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地域づくり相談員

 遅ればせながら、3月定例会で当局が撤回した「地域づくり相談員」関連の条例改正案について記しておきたい。

 この「地域づくり相談員」というのは、「住民と行政の協働のもと、人口減少と高齢化が進む集落を維持し、その活性化対策を推進していくことを目的に設置する」もの。簡単にいえば限界集落対策。

 主な活動は住民と行政との間の連絡調整(橋渡し役)、集落の現状や課題について住民同士が話し合う場の設定、集落を巡回し、状況を把握、活動報告書を市に提出する等である。

 2010年代は限界集落が「消滅の危機」として顕在化するといわれている。そうした中でこの地域づくり相談員は数ある対策のひとつとして有効なものであり、その必要性は私を含め、議会も認めている。

 しかし、今回問題となったのは月額4万8千円という報酬について。地域づくり相談員が外部から来るのなら、“生活給”としての意味合いもあり、納得したのだが、当局は基本的にその集落の中から委嘱する方針のようであった。そうなると、同じように地域のためにがんばっている町内(自治)会長や、民生委員等の方々の待遇と比較してあまりに高額。活性化どころか集落内に軋轢を生み、逆効果になるおそれがある。そんな理由で議会は当局に再検討を求めた。

 報酬額の再検討もそうだが、地域づくり相談員を同集落の中から選ぶという基本方針も再考してほしいと私は思っている。“集落を外からみる目”を活かすという視点も大事だからである。住民を「やる気」にさせる人材をぜひ選んでほしいと思う。

 ところで、この改正案は私の所属する総務文教委員会で審議されたのだが、私は一言、二言質問しただけで後はほとんど議論を黙って聴いていた。理由はこの「限界集落」という問題に関して先輩議員がどのような考えを持っているのか知りたかったから。いつぞや、木村清貴議員から「青山、議員っていうのは議会の中でしゃべるだけでなく、黙って耳を傾けているのも必要なんだぞ」と教えて頂いたことがある。その通り、大変勉強になった!

P.S.選抜高校野球が始まった。開会式での石巻工・阿部主将の選手宣誓は見事だった。国民がいま思っている、その全てが言葉に込められていた。そして今日の試合、敗れはしたがあっぱれな戦いぶりであった!

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生意気な口を利けるということ

 3月定例会最終日は昨日のブログで書いたように、まずは「地域づくり相談員」の報酬についての条例改正案が撤回され、それに関連して新年度の一般会計予算案も訂正。その予算案は賛成多数で可決(賛成23・反対3・退席1・欠席1 私は賛成)。491億8千万円という規模で新年度はスタートする。

 そして、議会案としてTPP反対の意見書案とがれきの広域処理における決議案を全会一致で採択した。世論の賛否が分かれているものに対して“横手市議会”としての姿勢を示すこと。これも議会の重要な責務である。

 終了後は市当局幹部の方々も交え懇談会。今年度で退職される4人の方々の挨拶もあった。某部長はその中で「私は1970年に入庁して・・・」とおっしゃられていたが、1970年って・・・私はまだ生まれていない。私がこの世に生を受けていない頃から自治体職員として地域を背負ってこられた方々によくもまあ、今まで生意気な口を利いてきたものだな・・・と思う。

 しかし、これは「議員」だからこそ、できる事である。そして、しなければならない事である。人生の大先輩に生意気な口を利けるという“権利”とその立場の重み。昨夜は酒を飲み、料理を味わい、皆さんと語らいつつ、ずっとその事が頭から離れなかった。そんな夜だった。

 P.S. 写真は本会議休憩中に高橋聖悟議員に撮ってもらった。よく、「おまえのブログなのにお前が写っていない」と言われるもので・・・

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