ぶら下がり取材

 野田首相が情報発信の方法として、マスコミがお願いしている「ぶら下がり取材」ではなく、会見方式を採用することにしたようだ。

 それで良い。そもそも、ぶら下がりというのは規則で定められているわけではなく、小泉元首相がワンフレーズで言い切ることが得意なことから多用していただけ。小泉時代はそれが一番有効的だったが、首相が交代したらその人なりの情報発信策があって当然だ。それを理解しないで「ぶら下がり取材拒否」などと批判しているマスコミはどうかと思う。

 国民からみると安易にぶら下がりに頼ろうとしている姿勢が見えてしまう。それが、マスコミ不信につながっているのではないか。現実は朝夕問わず、地道に情報をとりにいく事が多いのだから、そういう姿をみせた方が信頼されると思うのだが・・・

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勝つことが

 政治の話題から少し離れて、中日・落合博満監督の退任について触れてみたい。

 今季で契約満了という事で、オーナーから監督交代を告げられたという。契約どおりといえば、それで仕方のないことだが、就任以来、一度もBクラスに転落していないという実績を考えると腑に落ちないものがある。

 背景には落合監督がファンサービスやマスコミ対応ににおいて消極的であること、それによってナゴヤドームでの観客動員数が減少傾向→球団経営圧迫につながっていることがあるらしい。

 これ、おかしいですね。監督の役割は何か?それは勝つことである。指揮官なんだから「勝つことが最大のファンサービス」と考えるのは当然のことだ。それを落合監督は実践してきた。

 ファンサービスが悪い、マスコミ対応が悪い。それを補うのがフロントの役割ではないのか?私は何度かNPBの公式戦を観戦しているが、別に監督や選手が愛嬌を振りまかなくとも、スタジアム全体が醸し出す雰囲気や演出で充分楽しめた。そういう認識が中日のフロントには欠如しているのだろう。

 中日、弱くなるだろうな・・・

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あきたYOSAKOIキッズ祭り

 3連休の多くの時間は「市議会だより」や自身の議会報告「清新」の原稿書きに費やしたが、24日(土)だけは終日、「あきたYOSAKOIキッズまつり」に実行委員として参画した。

 第9回目を迎えたイベントだが、今回はいつもの秋田ふるさと村の他に「よこてにぎわいカーニバル」が行われている横手地域局前にも会場を設定し、“にぎわいの相乗効果”を目指した。

 今年の参加チームはゲスト、特別演舞(昨年まで3連覇した馬花道ジュニア)含めて25チーム。会場は子どもたちや付き添いの保護者の皆さん、そして孫の演舞を一目みたいというおじいちゃん、おばあちゃん等たくさんの人でごった返していて、大いに盛り上がったのであった。

 大賞は秋田市からやってきた、みなとWAKAHATA Jr.。そして地元・横手YOSAKOIジュニアは5回目の出場にして(多分)初の金賞!そして、総合でも4位と躍進した。おめでとう!(写真を添付したが、後ろからの撮影になってしまった。音響を担当していたもので・・・)

 という事で、今年も子どもたちから元気と勇気をもらった。これがあるから私は毎年、実行委員をやっている。それから感じたことは各チームの挨拶の良さ。子どもたちではなく、保護者の方々も気持ちの良い挨拶をしてくれる。特に県北のあるチームは本当に礼儀正しかった。あれを見ると、「あそこに旅行に行ったら住民は優しく接してくれるんだろうな」と思ってしまう。挨拶も交流人口増につながるんだということをしみじみ思った一日だった。

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9月定例会閉会

 9月定例会が閉会した。22年度決算の認定もあったので、長丁場の議会であったが、上程された議案はすべて可決・認定。私は決算審議の中で総括質疑を行ったが、非常にいい経験をさせて頂いた。議会の度に一つひとつ何かを学んでいく。本当にありがたいことだ。

 11月には任期の折り返しを迎える。横手市議会はその時点で各委員会のメンバー構成も変わる仕組みになっている。私の所属する会派は4人なので、4つの常任委員会に1人ずつ所属するかたち。昨日は本会議の休憩中にその事について話し合い、所属委員会を内定させた。正式決定するまでは発表できないが、どの委員会に行っても初心を忘れず、研鑽を重ねていこうと思う。

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あっという間

 昨日は決算特別委員会で総括質疑に初挑戦。

 歳入についての内容で「市たばこ税」と「元市職員による横領事件に関する弁償金の収入未済額」をとりあげた。

 市に入るたばこ税は約5億5000万円前後で推移しており、システム上、収入率は100%という安定した税収である。しかし、市内で消費されているたばこの全てが市税として入ってきているわけではない。

 それはパチンコ店の景品たばこ。店舗を全国に展開している大手は本社の所在地で一括購入して各店舗に配送するシステムをとっており、横手で消費されるたばこもその本社所在地の税収になってしまっているという現状がある。それを何とかして“企業の地域貢献”の一環として横手市内からたばこを購入して頂くよう、協力を要請できないか、という質問を一昨年の県議会でとりあげられた事や公社を通してたばこを購入し、地元のパチンコ店に納入しているという群馬県太田市を例にとって、議論した。

 市長からは前向きな答弁を得られたので、良かったと思う。自主財源がどんどん減っていく中、少しでも税収を上げる、減収を抑える工夫が必要である。

 2番目の弁償金の収入未済額については、一昨年の12月定例会から本会議では議論されなかった話題だったので、敢えてとりあげてみた。その額は約800万円。本人が早急に、きちんと全額弁済するのに越したことはないが、事件前後の状況からいって非常に不安があるという趣旨の質問。

 もう一押ししようと思っていたところで時間が来てしまった。1時間与えられている一般質問と違い、総括質疑は30分。あっという間だった。でも、自分なりに中身の濃い議論ができたと思っている。自己採点すれば65点の「可」というところか。

※総括質疑の模様は市HPの録画中継でご覧になれます。

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総括質疑

 明日は決算特別委員会。その締めくくりとして行われる総括質疑に挑戦する。歳入についての質問で、内容は「市たばこ税について」と「元職員による横領事件の未収金対策」の2点。

 その他、齋藤光司委員(市民の会)、土田祐輝委員(新政会)、木村清貴委員(新風の会)も総括質疑を行う。

 いい質疑になるよう、がんばりたい。

 

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東京かまくら会

 昨日は東京・アルカディア市ヶ谷で行われた「東京かまくら会」に出席した。首都圏在住の旧横手市出身者でつくられている、いわゆる“ふるさと会”である。

 一般の参加者は約100名ほど。総会の後、横手市環境保全審議会の会長をされている佐川君子さんが「私説・横手の歴史」と題して講演を行った。出羽の国の由来から、国指定史跡となった大鳥井山遺跡、そして小野寺氏の時代、横手城代・戸村氏の時代にまつわる様々なエピソード、そして本多上野野介正純について等、1300年にわたる横手の歴史をわかりやすく解説して頂いた。

 その後は懇親会。同じテーブルに東京須賀川会の方もいらっしゃって、東日本大震災の話を聞いた。いつぞやのブログで私は「福島は浜通りの惨状ばかりとりあげられているが、実は中通りもかなりひどい」と書いた記憶がある。郡山市に隣接している須賀川市も市役所が機能しなくなるほどの被害を受けたようだ。

 福島県についての風評被害は本当にひどい。農産物についてももちろん、「福島県人」というだけで施設への入館を拒否されたり、転校してきた子どもがいじめに遭ったり・・・。残念なことだが、全国でそのような動きが続くのならば、せめて我々、同じ東北人が福島県を応援し続けるしかない。がんばろう!福島!

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総括質疑届け出

 今日は20日の決算特別委員会での総括質疑通告を届け出する日。だが、私は昨日のうちに議会事務局に届けを済ました。今回は(今のところ)私を含め3名が総括質疑を行うようだ。

 内容は明日にも市HPの議会コーナーに掲載されると思う。ライブ中継や録画中継もみれるので、是非ご覧あれ。

 昨日、高橋聖悟議員と横手庁舎を出たら、市民広場の階段のところにある木を写真に撮っている女性がいた。私たちがその横を通り過ぎようとしたら「この木は何の木なんでしょうか?」と質問された。私も聖悟議員もわからなかったが、駐車場の係の方が「それはコブシだよ」と教えてくれた。

 そうか、コブシか。二人とも母校・横手南中の校歌の「みちのくの山春浅く、コブシの花の咲くがごと♪」という歌詞を思わず口ずさんだ。

 ふだん目にしていても気にすることはなかったコブシの木。もう少し、周囲に気を留めて、風景を楽しむ心の余裕が必要だなと感じたのであった。

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産業経済常任委員会・分科会

 昨日は、各常任委員会・分科会が行われた。産業経済委員会は審議に先立って、市内2ヶ所を視察。そのうちの一つは10月1日に新駅に生まれ変わる横手駅の工事現場。総務文教、建設の各委員会と合同で視察した。

 もはや皆さんご存じだと思うが、今回の目玉は駅に西口をつくり、2階に東西の自由通路を設けること。

 これによって東西を人が自由に行き来し、駅前が盛んになることを狙っているのだが、これは正直、やってみないとわからない。

 また、1番線は北上線、2~3番線は奥羽本線と看板に表示があるのに、なぜか4番線には表示がない。色がグリーンな事を考えると、もしかして秋田新幹線や山形新幹線がここまで来ることを念頭にしているのか!と視察した(一部の)人たちの間で話題になった。どうなんだろう?

 あとは北上線のホームへの階段が奥羽本線のそれより狭いのが少し気になった。乗降客数を見越しての措置なのか?

 午後から審議入り。議案は増田の内蔵関連の条例制定と一般会計補正予算案など。私は「道の駅十文字」が増田の内蔵への誘客機能として、もっと重要な役割を担わなければいけないという趣旨の質問をした。

 道の駅十文字は市内のみならず、市外から来場するお客様も多く、横手市内では秋田ふるさと村をも上回る集客がある(22年度の統計より)。“内蔵”を横手の通年観光の重要拠点と位置付けるならば、その立地条件からいって道の駅十文字にはもっと“内蔵”をPRする仕掛けがあっていいと思う。

 任期の折り返しとなる11月には委員会の構成が替わる。私は別の委員会に行くかもしれない。そうなったとしても私は今以上に産業経済部の皆さんと積極的に意見交換をして横手のためにがんばっていきたいと思っている。

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政治家の失言

 あの9・11同時多発テロから今日で10年。私は当時、仙台に住んでいて、そのニュースを飲み会帰りのタクシー車内で聴いた。よもや、あんな残酷な出来事が本当に起こったとは思わず、同乗していた上司が「青ちゃん、これラジオドラマにしてはリアルだよね」と言い、タクシーの運転手が「いいえ!これはさっき、起こった本当の話です!」との言葉に驚愕したことを今でも鮮明に覚えている。

 自民党の石原幹事長が講演でその事件に触れ「歴史の必然だった」と述べたという。新聞ではあまり大きく扱っていないが、これが与党の幹事長の発言だったとしたら、「大失言」として今頃大騒ぎだったろう。

 失言といえば経産相を辞任した鉢呂氏。あの発言はあまりにも軽率であった。許されないことである。しかし、私は最近、いわゆる失言とされるものに関してその時の時間帯や場所、そして記者がどんな質問をしたのか等の状況もチェックしなければいけないと思っている。

 そう考えると一連の報道はそれが明らかにされていない。ツイッター上では鉢呂氏に質問した記者についての批判も渦巻いている。

 これから重要な役職にいる政治家が公式な記者会見以外、一切記者の問いかけに答えないという場面が多く出るかもしれない。

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