サムライ

 ほんの少し前まで、市当局にはサムライがいた。政策会議で決定し、議案として上程した以上、なにがなんでも通してみせる。それが市民のためになる。そんな気迫と凄みのある人たちがいた。

 「反対」を察知し、何度も電話をかけてきた副市長がいた。議員控室で待ち伏せしていた副市長もいた。事務方トップには幾度となく部屋に呼ばれた。その方のスーツの内ポケットには常に「辞表」が入っていた。自らの職を賭して議員と向かい合う。武士であった。サムライであった。

 昨日、12月定例会が閉会した。総務文教常任委員会で「否決すべきもの」とされた条例改正案が本会議でも賛成少数(賛成10:反対12:欠席1)で否決された。以前のブログで「議論沸騰」を予想していた議案である。私も反対した。

 横手市議会は委員会中心主義である。委員会で決まったものがほぼそのまま本会議でも同じ結果になりやすい。当局からすれば委員会・分科会が最大のヤマ場なのである。一つひとつの議案に対する議員の態度を察知する力。そして危機を感じた時の対応力。表面的な説明とか、意見交換だけではない動きも当局には必要なのである。

 次回は3月定例会。来年度の当初予算を審議する一年で最も重要な定例会であるが課題山積の中、とてもすんなりいきそうにはない。
あえて期待を込めて申し上げたい。

 出でよ、サムライ。

 P.S.タブレット端末導入後、初の定例会。皆さん、意外と使いこなしてました。

 

 

 

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余波

 8日(木)は各常任委員会・分科会が開催された。産業建設常任委員会は午前中に管内視察を行った。

 チューブ・ホースメーカー「八興」。

 ビールサーバーのホースでは圧倒的なシェアを持つ、というのは「ものづくりネットワーク会議」の際に教えて頂いたが、他にもプリンタやカップ自販機でも有名企業から注文を受けているということを知った。多分、市内には八興のような“密かにすごいものづくり企業”がまだまだあると思う。それをどう内外に知らしめていくか?商工観光部の腕の見せ所ですよ。

 視察後は「旬菜みそ茶屋 くらを」で昼食。

 「おいしかった!」よりも「うまかった!」が似合う店。ごはんとみそ汁、おかわりしました。
  食後に“あまえこ”。

 ここまでは和やかでした。

 午後、審査開始。実は今回は議案が少なく、委員長の私の読みとしては「穏やかに進行するべな」と当初は思っていました。しかし、一般質問→議員懇談会の一連の流れをみるにつけ、陳情の審査でその余波をもろに受けるだろうなという予感もありました。
 
 予感は当たりました。しかも、想定の範囲を超えてしまいました。いったい、えがおの丘はプールも一体となった温泉施設なのか?それともプールは別物として考えるのか?担当部長も課長も答えられませんでした。当然です。市長じゃないんだから。

 ということで、塩田勉委員の提案で急きょ、市長・副市長の三役に出席を求めることにしました。一般質問でのプール存続に含みを持たせた答弁の真意を問いただしましたが「そんなつもりで言ったわけではない」、「あくまで、えがおの丘は温泉施設として考えている」と発言を修正。あっちいったり、こっちいったりの言葉に委員の皆さんもついエキサイトしてしまい、市長の発言中に「何言ってるなよ!」、「全然違うべしゃ!」と声を荒げる場面もあり、私、とっても大変でした。

 市の方針が何なのか、はっきりとわからない状況で結論を出せるはずもなく、加藤勝義委員から「陳情は継続審査」の提案があり、それを決定。明日13日(火)、三役出席のもとに改めてこのプール問題を含めた温泉施設再編の方針を説明する議員懇談会が開催されます。はっきりしてほしい、それだけです。

  陳情以外の当局提案の議案はすべて全員賛成で「可決すべきもの」としました。それにしても、毎回何かが起こります。ま、総務文教もあったみたいですが。

 今日は議会運営委員会→スポーツ振興議連「条例検証会」→公共施設特別委で終日、公務です。

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大荒れ

 いや~降りましたね!今朝はブルが初出動。もっさり積もりました・・・

 今回の一般質問では、いま市民の間で最も関心が高いと思われる公共温泉施設の再編問題を2名の議員が採り上げた。議会に「えがおの丘」のプールを存続してほしいという陳情が出されたこともあり、どんなやり取りが行われるか注目をしていた。

 しかし、である。まず、高橋和樹議員の質問に市長はまともに答弁せず、いきなり「今定例会中に説明の機会を設けたい」と言い出した。これにはビックリした。普通の感覚からいえば、そんなことは事前に議長・副議長・議運委員長あたりには知らせておくべき(本当は産建委員長の私にもと言いたいところだが・・・)である。しかし、隣席の播磨博一・議運委員長は「なんよそれ?いきなりがよ、それなねべしゃ」と表情を曇らせていたので知らされていなかったことは明白。

 そして齋藤光司議員に対する答弁では「えがおの丘のプールについては、今定例会で審査される陳情の結果や、市全体のプールのあり方を踏まえて検討したい」と存続の可能性に言及。えがおの丘はプールも含め温泉施設と捉え、譲渡先が見つからなかったら廃止、という方向ではなかったのか?議場は「???」という雰囲気になった。

 そして全ての一般質問が終わった7日(水)の本会議後に行われた議員懇談会。総務部長曰く「ルール」にのっとって、市長・副市長は出席せず。市長答弁の真意を問いただしても、説明者の担当課長・係長が答えられるはずもなく、しかも、その方針は市の政策を決める最高意思決定機関である政策会議で決まったものではなく、三役と担当幹部のみで決めたという事実も発覚した。要は懇談会に出席していた幹部の大半が知らなかったわけだ。

 ということで、当然ながら懇談会は大荒れの展開になり、はっきりいって何の意味もない会議になってしまった。そして翌日、穏やかに終わるはずだった産業建設常任委員会にその余波がきてしまったのである。

 次回に続く。

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ブランド化を成功させるためには

 私の一般質問登壇は全体では12番目だった。最終日の登壇というのは、最初のうちは「まだ時間があるから」と余裕をかませるし、初日、二日目の方々の議論を聴いて自分の質疑に活かせそうなものをメモしたりといい面もあるのだが、実際、既に登壇した方々のホッとしたような、解き放たれたような顔を拝見すると「最初にやっておけばよかった・・・」という思いも出てきます。ま、二日目がちょうどいい日程なんでしょうね。

 ということで、一般質問の内容です。長いですよ。

 農産物のブランド化。ブランドは市場が決めるものである。自らが「これがブランドです」と言っても市場が認めてくれなければ何の意味もない。商売の世界なのである。しかし、横手市はあえてその商売の世界に踏み込んだ。それをまずは受け止めて、では行政がブランド化を成功させるためには何が必要なのかを市長と議論したかった。

 まずは目標である。これはもう共通理解はある。「農家所得の向上」だ。しかし、それだけでは曖昧である。明確な数字が求められる。しかし、「第二次総合計画」にも「第二次農業振興計画」にもそれらしき数字は見当たらない。唯一、見つけたのが「よこて農業創生大学事業」の根本となる「地域価値創造拠点整備基本構想」にある年間所得420万円という数字。これが目標としてのゴールなのか問うた。

 答弁は「それ(420万円)をもってブランド化の成功ではない。何の目標を持たずにブランド化といってもモチベーションが上がらないので、スローガンを掲げた」。数字目標を持たずにスローガンだけではモチベーションは上がらないと思うのだが。

 次に問うたのは、ブランド化成功のための必要条件。ターゲティングと(ライバルを設定した上での)差別化について。

 ターゲティングとは顧客層を設定すること。何を誰に対して売り込んでいくのか?どこのスーパーの棚を取りに行くのか?どのレストランに卸すのか?である。これに関しては、ブランドを4つに分類してそれぞれ狙いを定めているという答弁があった。もっと詳細なターゲティングは必要だと思ったが、ここで突っ込むと時間がなくなると思ってやめた。

 そして、差別化。私のこだわりは「ライバルの設定」だ。産建常任委員会視察で新潟市に行ったときに担当の方より「大田市場で<ウチは日本一>と言っても通用しない」と言われた。全国からいくつもの自治体が農産物を持って、あらゆる角度から「日本一」をアピールしに来る。必要なのは「ウチは●●と較べて、●●が違います」と明確にすることである。

 答弁は山内にんじんを例に挙げて「栄養素が優れているので、そういう視点から考えていきたい」だった。どこと較べて栄養素が優れているのか?これをはっきりさせなければモヤっとした差別化になる。

 さらに問うたのは「いつまでブランド化を成功させるのか?」だ。この事業は当然のごとく税金を使っている。医療や福祉、環境といった市民にとって必須なサービスを展開するのとはわけが違う事業だ。だから市民の皆さんに「いつまで」という約束をしなければいけない。それが行政の責任だ。

 答弁は「一朝一夕にはできないが、3年~5年を目途に成功させる」であった。う~ん・・・

 そういう意気込みならそれでいいのだが、市長は過去に「最終的な目標は京野菜や加賀野菜に並ぶ横手ブランドの確立」と発言されている。京野菜は「京都」という問答無用のブランドに野菜をくっつけて27年もかかってブランド化させた。それが最終目標なのに3年~5年とは?

 市長の答弁はこうであった。「<京野菜>というのはあくまで例えでして・・・」。もう返す言葉はないですね。でもそんなこと言われたら市長の全発言が「例え」なんだと思ってしまいます。

 最後、農産物からは離れるが、横手全体のブランド化に関して聞いてみた。どうやら市長はそれを志向しているようなので。ブランドというのはそれぞれの努力の積み重ねの結果である。であるならば、市職員が「横手のブランド化」のためにやるべきことは何か。それはたった一つ、「市民満足度の向上」だ。それをやり続ければ、市長が「ブランド、ブランド・・・」と言わなくても自然と横手はブランドになる。

 その想いを市長と共有したかった。この部分が佐藤誠洋議員に「オメの質問はスマートすぎる、キレイに終わろうとしている」、寿松木孝議員に「オメは優しすぎるなだ」といつも指摘される所以であるが、やっぱり最後ぐらい想いを共有したかった。

 けれども、伝わったんだが、伝わっていないんだがよくわからない答えが返ってきた。私の片思いに終わったようです。

 今回の質問。裏テーマがありました。「行政が税金を使って事業することの重み」と「トップの言葉の重み」。そのうちの、トップの言葉の重みが「大荒れの議員懇談会」で露呈します。

 次回に続く。

 

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相変わらずでした

 5日(月)~7日(水)の日程で行われた一般質問は既に書いた通り、今任期最多の15名が登壇し、高橋市長に市政全般に亘る姿勢について質しました。私のことは置いといて、それぞれが持ち味を発揮されたと思います。

 大取だった木村清貴議員の登壇時は議場がシーンと静まり返り緊迫感に包まれました。私は再質問する清貴さんの背中をじっと見てましたが、その姿からほとばしる“怒り”に体が震えてしまいました。はっきりいって、おっかなかったです。

 残念ながら高橋市長の答弁は相変わらずでした。饒舌なのですが、結局なにを言っているのかわからない。時間だけ稼いで質問に的確に答えない。そして、今回は総じて各議員が厳しい姿勢で臨んでいたので、最初から最後まで謝りっぱなしという印象を受けました。私たちが指摘したことに対してきちんと答えてくれればいいのです。そして改めるべきところは改めてもらえればいいのです。言い訳とその場しのぎ。本当に残念です。

 今週はその他いろいろあったので、次回以降、「私の一般質問」、「議員懇談会」、「常任委員会・分科会」と立て続けに書く予定です。

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書きたいことが・・・

 書きたいことがたくさんあるのだが、これから産業建設常任委員会・分科会のため登庁です。今回、委嘱された議案が少なかったので、午前は10月の「ものづくりネットワーク会議」で知った増田のホース・チューブメーカー「八興」の工場を視察し、午後から審査に入ります。

 昨日の本会議後に行われた議員懇談会は大荒れの展開となりました。私の感じるところ、この開催を決めた当局と議会の手続きに関して違和感を持った議員も私を含めていたことも起因していたと思います。ですから、説明席に座っていた担当課長と係長には気の毒なことをしました。しかし、問題の根本は市長を含めた三役とその周辺です。非公開の会議ですので、いずれ書ける範囲で書きます。

 今回の一般質問の総括も私自身のものを含めて、後日書きたいと思います。

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一般質問

 寿松木孝議員がブログで肩と首の痛みを訴えていました。実は私も左の首から肩、しまいには腕にかけての痛みが1ヶ月近く続いています。今年は全体的に体調がイマイチでした。そんな年齢になってしまったのですね。

 昨日から一般質問が始まっています。この二日間は他議員と当局のやりとりを聴いてうなずいたり、首を傾げたり、唸ったり、メモしたり・・・と聴いていても忙しいです。今回は多くの議員が登壇していますが、密かに来年を意識した質問も見受けられます。もうそんな時期になってしまったのですね。

 今日は土田百合子議員が「私は市長に答弁してほしいと言ってるのに、なぜ(市長が答弁しないで)部長が答えるのですか!」と珍しく怒っていました。市長は「部長の答弁が私の答弁です」とかわしていましたが、百合子さんは多分、肝心な質問にはちゃんと答えてよ!と言いたかったんだと思います。議員には、ここは市長に答えてほしい!という場面があるのです。市長も議員だったのだからわかると思うのですが。

 私の出番は明日の2番目です。登壇原稿はかなり短いです。

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少し強引すぎやしませんか?

 自民党、最近、少し強引すぎやしませんか?

 今日、衆議院の内閣委員会で、カジノ解禁を含んだ「統合型リゾート(IR)整備推進法案」が賛成多数で可決された。この法案は、世論においてはTPP以上に賛否の分かれるものである。一昨日、審議入りしたばかりなのに「議論は尽くされた」ということで委員長の職権で採決したという。与党の一員である公明党もさすがに困って自主投票にしたそう。連立相手を悩ませてどうするんですかね。

 TPPといい、年金制度改革といい、このIR推進法案といい、やり方がますます乱暴になってきた。数のおごりである。やはり、政治には緊張感が必要である。

 今日の私はというと、「清新」配付(←定例会が始まってもまだやってます(^^;))、議員控室で一般質問の原稿書きで苦悶していた高橋聖悟議員の傍らであれこれやった後、グランマート婦気店へ。小原正晃県議、高橋和樹議員と連合秋田の「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」の街宣に参加。寒かったけど、長時間労働の是正についてお話しさせていただきました。

 電通に勤務していた24歳の女性が自殺した事件。私も同じような業界を経験しているのでその過酷さはイメージとして捉えてましたが、報道された内容は想像を絶するものでした。「働くこと」にやりがいを感じなくては意味がありません。

 連合は来週の6日(火)と7日(水)、「STOP!長時間労働~あなたの働き方は大丈夫?~」を実施します。悩んでいる方、フリーダイヤル0120-154-052にぜひ、ご相談ください。

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一般質問日程

●5日(月) 播磨博一議員(さきがけ) 菅原正志議員(市民の会) 土田祐輝議員(新政会) 高橋聖悟議員(新風の会) 立身万千子議員(日本共産党)

●6日(火) 高橋和樹議員(みらい横手) 土田百合子議員(公明党) 奥山豊和議員(蒼生) 本間利博議員(市民の会) 加藤勝義議員(新風の会)

●7日(水)佐々木誠議員(市民の会) 青山豊議員(新風の会) 齋藤光司議員(市民の会) 佐藤誠洋議員(新風の会) 木村清貴議員(新風の会)

 二日目の午前、山内小学校の児童が傍聴に来ます。引率の先生は私の南中野球部同期です。前々から相談されていて、なかなか日程が合いませんでしたが、一週間前くらいかな、電話が来て「行くぞ!」との事でした。実現できて良かったです。

 そういえば、先日の少年武道錬成大会で行き会った増田小で先生をしている南中同級生からも「議会、いつから始まるんだっけ?日程合えば子どもたち連れて行きたいけどな」と言われました。子どもたちが政治に興味を持つには当然ですが先生の力も必要です。同級生たちがそういう気持ちを持ってくれていることに感謝です。

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新風の会 五番勝負

 来週の一般質問通告日でした。前回のブログで書いたとおり、私はすでに通告書を提出していたので皆さんよりはちょっと遅めに登庁。もう聴き取りの市職員でごった返していました。

 今回は今任期最多の15名の議員が登壇することになりました。新風の会はなんと全員が質問にたちます。別に勝ち負けを決める場ではありませんが、「新風の会 五番勝負」というかんじですね。先鋒・高橋聖悟、次鋒・加藤勝義、中堅・青山豊、副将・佐藤誠洋、大将・木村清貴という順番になります。

 同じ部屋の蒼生・奥山豊和議員も登壇するので、部屋の前にはこんな貼り紙が・・・議会事務局、ナイス段取りです。

 私の質問項目は以下のとおり。
1、「農産物のブランド化」について
1)市長が掲げる政策の柱のひとつ、「農地山林をフル活用」の中心である「農産物のブランド化」。この事業における市長の意気込みと成功への見通しを伺う。

 ということで、今回は再質問で具体的な議論をしようと思います。でも、聴き取りで担当課長に「ブログみれば(私の考えが)わかるよ」と言ってしまったので、市長が最初の答弁で完璧に話してくれれば、何も言うことはないです。それを期待したいと思います。

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