自分が元気でなければ!

 昨日は研究員になっている「自分のチカラ研究所」の公開講座があった。といっても、同時間帯に別の会合もあったので、基調講演のみ参加。

 その基調講演が良かった。講師は株式会社東北地域環境研究室の志賀秀一氏。以下にその主な語録。

●自分が元気(幸せ)でなければ、人や地域を元気(幸せ)にはできない

●「あそこに行けば元気になれる」観光地になろう

●「地域活性化」の具体的な意味(目標)を考えてみよう

●何もしていないまちには何も起こらない

●観光ですら、行きつく先は「人」

 日頃、私があれやこれや考えていることが100%正しいとはいわないが、少なくとも間違った方向性ではないことを認識できた40分間の講演であった。

 よこてイーストにはかまくらが。

 横手の冬まつりまであと1ヶ月を切った。今年も南中16期の有志で旭岡山のぼんでんに参加する。私たちのぼんでんを見て、ひとりでも多くの人が元気になってくれたらそれ以上の喜びはない。そして、その前提に私たちが元気でなければいけない。大丈夫、みんな元気だ!

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情けは人のためならず

 私は、この諺の意味を高校生の頃まで「人に情けをかけても、その人のためにならない」と間違って覚えていた。正しくは「人に情けをかければ、巡り巡って自分にも返ってくる」という意味である。

 この意味をかみしめてみると、やはり隣の岩手県の復興のために、がれき処理受け入れに協力しなければならないと思う。被災地に行って、あのがれきの山を見、被災者を前に「がれきは受け入れません」と言えるだろうか。とてもじゃないが、私は言えない。

 「自分たちのために」と「自分たちだけのために」は意味が違うのである。

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議会広報委員会の研修

 我孫子市は春のような天気だった。上野駅から電車で約40分。人口13万人という、東京のベッドタウンである。箱根駅伝の常連になりつつある中央学院大学はここにある。

 先にブログで書いたとおり、我孫子市議会は本会議のみならず、委員会もネットでライブ・録画中継をしている。これは、千葉県内では唯一の取り組み。始まったのが昨年9月議会。話が持ち上がったのが、平成19年7月というから、まさに4年の歳月をかけて実現にこぎつけたそうだ。

 横手市議会は同時に4つの委員会が開かれるが、我孫子市議会は1日に1委員会の開催というしくみになっている。おそらく、横手市議会で委員会中継をやるとしたら、我孫子市議会のような形にすることが前提条件となる。

 議会広報面以外に、議会改革に関するお話も聞いた。会派代表質問、一問一答方式、反問権、採決表示システムの導入・・・。議会基本条例がないのにも関わらず、様々なものに取り組む姿勢は大いに参考になった。

 翌日は東京・千代田区にある全国市議会議長会を訪問。ここで、全国の市議会広報誌(紙)を見せて頂きながら、最近のトレンドをお聞きした。さいたま市議会や兵庫県の三田市議会などは「これが議会だより?」と思うような斬新なものをつくっている。もしかして、事務局主導だったり、業者に委託しているのかもしれないが、横手市議会の議会だよりもまだまだ工夫の余地はあるのだなと率直に感じた。

 

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研修に出発

 おはようございます。これから議会広報委員会の研修に出発。行き先は千葉県我孫子市。

 我孫子市議会は委員会もインターネットで中継しているという先進的な取り組みを行っている。実現には様々な課題があったと思うが、採用に至った背景や、メリット、デメリットも勉強してきたい。個人的には横手市議会でもぜひ、採り入れてみたい。

 研修の2日間、横手の天気はどうやら大丈夫のようだ。帰横してから雪寄せしなくていいかな?!

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総務文教常任委員会協議会

 議会は閉会中だが、昨日は総務文教常任委員会の協議会が行われた。テーマは2つ。横手明峰中の工事進捗状況視察と、「空き家対策条例」について。

 まず、明峰中の工事現場視察。東日本大震災や、大雪の影響で進捗の遅れを懸念する声が多い。昨日は内装を中心に説明を受けた。自分の予想よりは仕上がっていたなというのが正直な感想。外壁工事にも取り掛かり始めた。4月の開校に間に合わせるため、約250人の現場スタッフを送り込み、ジェットヒーターで暖めるなどして懸命の工事をしている。現場の方々の努力はすごいものがある。

 私は7年間、住宅メーカーで働いていた。その感覚からいうと、恐らく余程の事が起こらない限り、何とか間に合うのではないかと思う。が、急ぐあまり、事故だけはおこらないように気をつけて頂きたいと思う。吹き抜けや採光を大きくとっており、また、秋田杉もふんだんに使っている。明るく、暖かみのある校舎になりそうである。

 横手庁舎に戻り、「空き家対策」について意見交換。1月1日の条例施行後、多くの通報が市民より寄せられているとのこと。しかし、中には所有者不明で、しかも倒壊の危険のある空き家も含まれていて、これに関する対応が行政ではまだ定まっていない(公平性の問題で)。佐藤議長が「行政だけで解決できないのであれば、消防団や民生委員、町内会の協力も得てやっていくしかないだろう」と意見を述べていたが、その通りだと思った。

 私はこの条例の市民への周知について質問。「空き家条例」ができた事は知っているが、その中身までは詳しく知らない方々が大半。それによって市民と行政の間で何らかのトラブルが生じないか心配の面がある。そこで、地域コミュニティの核である町内会の会長さんに行政から説明する機会を設けて、そこから市民の方々に落とし込んでいただく手法もありではないかと話した。総務企画部長、非常に前向きに受け止めて頂いた。ありがとうございます。

 行政は何をやるにしても、町内会との連携をもっと綿密にやった方が良い。議員になってからその思いが強くなっている。

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あんスポ!杯

 久々に会社の仕事をした。横手体育館で開催された「第17回あんスポ!杯男女まぜっこフットサル大会」。主催はアンドナウと横手市サッカー協会。主管がNPO法人横手フットボール倶楽部。

 この大会は今から6~7年前、私がアンドナウの現場にいた時に、横手市サッカー協会のFさんからもちかけられた企画だ。Fさん曰く、「フットサルが流行っているんだけど、プレイするのは男性だけで奥さんや彼女、女友達は客席で観ているだけ。どうせなら女性もフットサルができるような機会をつくりたい」。そこで男女混合のチームをつくってもらって大会をやることになったわけだ。

 おかげさまで、今回で17回目という実績のある大会になっている。そういえば、第5回大会には五十嵐市長に挨拶してもらったなあ。

 今日は、参加者の方から「お久しぶりです」、「ご無沙汰しています」、「(アンドナウに)復活したんですか?」など声をかけて頂いた。中には「当選、おめでとうございます」という人も(笑)。

 これからも横手、いや県南のフットサル愛好者に愛される大会として続けていきたいと思う。私もまた時間があったら手伝います・・・

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自ら身を切る

 野田首相の最近の言動をみると、「社会保障と税の一体改革」になみなみならぬ執念をみせているように思える。まさに首相として、政治生命を賭けて取り組んでいるのだろう。

 先日のブログでも記したように、私はそれによって増税されるにしても、まずは国会議員自らが身を切る「議員定数の削減」を実現しないと、国民の理解は得られないと思っている。その事を野田首相自身、わかっていて、内閣を改造し、岡田氏を起用したようだ。

 ひとくちに「議員定数削減」といっても衆議院なのか、参議院なのか、はたまた比例代表なのかとやり方はさまざま。そこに各党の思惑もからんでくる。まずは全ての党が協議のテーブルにつき、忌憚のない意見交換をしながらぜひ、まとめていってほしいと思う。

 それができないのなら、国民は民主だとか、自民だとか関係なく「政治」そのものに愛想を尽かすだろう。そうなると、非常に危険だ。国会議員に危機感があるのか、ないのか。いよいよそれが試されるときがきた。

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野田改造内閣発足

 今日は大仙市議会の議会運営委員会の皆さんが「議会報の編集について」というテーマでみえられた。私と高橋聖悟・議会広報副委員長が出席して、質問にお答えした。

 大仙市議会は昨年10月に「議会基本条例」を制定して、議会改革を行っている。昨年12月議会からは議場のレイアウトを変更して、一般質問を一問一答方式に改めた。その取り組みは地元紙にもとりあげられた。

 現在、議会報の編集は議会運営委員会が兼任しており、その編集方法についても議会改革の流れの中で充実したものに改めていこうという方針のようだ。という事で、議会報を一貫して議員自らの手でつくっている横手市議会を訪問したとのこと。同じ県南に位置する自治体同士、お互いに先進的な取り組みは大いに学んで、切磋琢磨していきたいと思う。

 さて、野田改造内閣が発足。岡田克也・副総理兼一体改革・行政改革担当相と松原仁・国家公安委員長兼拉致問題担当相の起用はグッドな人事だが、防衛相に田中直紀氏って・・・ 大丈夫かなと思ったのは私だけではないはず。

 ま、ひとつひとつ、乗り越えていくしかあるまい。

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102億円の経済効果

 昨日は、昨秋開催された県種苗交換会の総括というべき、「横手市協賛事業実行委員会総会」が南庁舎であった。ご承知のとおり、来場者は交換会史上2番目の108万人を記録し、秋のにぎわいイベントに大きな貢献をしたことは記憶に新しい。

 さて、今までこの交換会は経済効果の測定をしてこなかったらしいが、今回初めてフィディア総研による測定が行われた。他自治体と比較して、交流人口増加に前向きに取り組んでいる横手市ならではの試みだと思う。昨日、発表された数字は経済効果102億円。租税増大効果1億4800万円という、「一昨年の大曲の花火大会に匹敵する数字」だったという。こうして数字であらわされれば、イベントの必要性が改めてわかる。

 また、フィディア総研の調査によれば交換会に初めて来場した方が全体の25%(農業関係者だけでなく、一般の方々も来たということ。工夫をこらした演出が評価された)、岩手県をはじめとする県外からの来場が20%(横手の立地の有利さ)という数字も発表された。この数字も今後のイベント開催時の戦略策定に役立つものだ。

 ただ、今日の地元紙には宿泊客が少なかったという記事もあった。これが「県」規模のイベントの残念な部分である。だからこそ、「全国」、「東日本」、「東北」規模のイベントやコンベンションが必要になってくるのだ。といっても、すばらしい種苗交換会であった。関係者の方々のご努力に深く敬意を表したい。

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落合博満の言葉

 年末に買い込んだ本、読了。

 ジャンルは経済小説やスポーツノンフィクションなど多岐にわたったが、いずれもこれからの人生に参考になるものばかりだった。

 特に良かったのが、落合博満氏の「采配」(ダイヤモンド社)。れっきとしたビジネス(自己啓発)書であった。以下、心に残った言葉を紹介する。

・前向きにもがき苦しむ経験は、すぐに結果に結びつかなくとも必ず自分の力になっていく

・不安もなく生きていたり、絶対的な自信を持っている人間などいない

・好きにやることには責任が伴う。好き勝手とは違うのだ

・コーチにすべてを任せきる。しかし、すべての責任を負うのは、監督である。それが私の仕事だ

・若いビジネスマンに伝えたいのは、自分の職場に「居心地のよさ」を求めるなということだ

・オレ流ではない。すべては堂々たる模倣である

・「心技体」ではなく「体技心」

・自分の采配を「正しかったか」それとも「間違っていたか」という物差しで考えたことがない。ただあるのは、あの場面で最善と思える決断をしたということだけである

 ぜひ、ご一読を。

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