請願書提出

 昨日、木村清貴議長が高橋市長と共に県後期高齢者医療広域連合を訪問し、派遣していた市職員の自殺問題に関し、「第三者委員会による調査」を求める請願書を提出した。市政の両輪であり、また普段は相対する組織の長である木村議長と高橋市長の同一行動。これは何を意味するものなのか。広域連合は「大変な事態になった」という認識を持つべきである。

 28日に広域連合の議会が開催され、議案となるはずだが、ぜひ各自治体から選出されている議員の皆さんは私たちの想いを受け止め、良識ある判断をして頂きたいと思う。朝日新聞だって従軍慰安婦報道検証の第三者委員会を設置するんだから・・・

 さて、今日は明日から始まる国民文化祭開会式に合わせ、皇太子殿下が来県される。横手にも立ち寄られ、増田の「内蔵」を中心としたまちなみを視察される予定だ。市議会からは議長・副議長・議運委員長・各常任委員長がお出迎え。で、私はその時間帯は平成高校の創立20周年記念式典に出席する。おめでとうございます!

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増田を歩く

 昨日の全若東北ブロック臨時総会で役員体制が正式に発足した。

◎代表:青山豊(横手) ◎事務局長:奥山豊和(横手) ◎事務局次長:渡辺敬信(仙台)、佐々木雄太(にかほ) ◎監事:田口寿宜(仙北)、高橋豪(仙北)

 昨日のブログでもお伝えしたとおり、秋田県の議員がほとんどを占めたが、総会出席者も秋田県のみ・・・という現状を考えると仕方がない。まずは南東北を中心に各県に積極的に活動してくれる議員を探していくしかないと思う。

 総会後は「ミスター重伝建」加藤勝義議員を講師にお迎えし、内蔵を中心とする「増田のまちなみ」について実地見学を中心に研修。何度足を運んでも、話を聞いても新しい発見があるところに増田の良さがある。5日は「蔵の日」。私は地元行事のため、行けないが国民文化祭も相まってたくさんの人であふれることだろう。何度も言うが、ここが横手の通年観光の拠点だ。

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全若東北

 今日は全国若手市議会議員の会(全若)東北ブロックの臨時総会・研修会が開催される。会場は増田のまんが美術館。実はこの9月から2年の任期で私が代表を務めることになった。事務局長としてずっと会の実務をしてきた後藤健・大仙市議にお願いされ、迷ったが、最後の御奉公(←全若は45歳で“卒業”)と思い、引き受けた。奥山豊和議員が事務局長として私を支えてくれる。

 この全若東北、会員は中国ブロックに次いで少なく(←もしかして越されてるかも)、構成は秋田と宮城に偏っているという実態。秋田・青森・岩手の地方議員で構成され、私も会員となっている「北東北若手議員の会」という存在があるので仕方ない部分もあるが、それに関係ない山形も会員ゼロである。したがってブロック役員は日頃から顔見知りの秋田の議員を中心に選ばせてもらった。なんとか他県の会員を増やし、また北東北若手議員の会とも連携できれば・・・

 各ブロック代表はイコール全国の役員という位置づけで年5回、役員会・研修会があり、全国を飛び回ることになる。時間とお金がやたらかかる!という事実に「じぇじぇじぇ」と思ったが、これも議員活動の肥やしになると割り切ってがんばろうと思う。以下は今年度会長の新井信一郎・長野県飯田市議の所信の一部。共感する。

 「ただ単に若ければ良い、逆説を唱えれば良い、そんな時代は終わりました。若気の至りでは済まされない政治家。あらためて襟をただし、特に子どもたちが憧れる職業の一つとして政治家を挙げていただける社会創りこそが私たちの行動として真の成果といえるのではないでしょうか」

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今週から・・・

 逸ノ城は上位と当たっても強かった・・・でも引き技はちょっとなあ。

 今週から忙しい日常に戻った。まもなく議会報告「清新」が校了されるのだが、はっきりいって12月定例会前に配付しきれるのか甚だ疑わしい。ちなみに最近は本当に議会活動が忙しく、私と同じように議会報告を出している先輩議員は「つくったのはいいが、果たして配れるんだべが!?」という共通の悩みを抱えている。

 ちなみに今週の主なスケジュールは全国若手市議会議員の会東北ブロックの臨時総会・研修会、市制施行9周年記念式典、平成高校20周年記念式典・祝賀会、地元町内会芋の子会といったかんじ。合間に車検もあるし、あ!国民文化祭も始まる。おもてなしで来横客を迎えたい。

 いつもお世話になっている方から3年後に行われる某イベントのことで相談が・・・と連絡を頂いたのでこれから登庁。市の担当部署はどこかな?それとも“部局横断”で対応してくれるのかな?そもそも、そのイベントの動きは始まっているのかな?そんなことを確認しつつお話を聞こう。

P.S.土井たか子・元衆議院議長が亡くなられました。私にとっては「社会党の象徴」のような存在でした。謹んでご冥福をお祈りします。

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消費税

 定例会が終わり、議会報告「清新」入稿を済ませれば数日は余裕のある時がある。そんなことでここ一週間は本など読んで過ごしている。ま、来週からはまたドカドカと予定が入っているが(^_^;)

 日本再建イニシアチブというシンクタンクが書いた「民主党政権失敗の検証」は政権交代の意義を認め、多くの批判によって隠れてしまった民主党政権の効果を認めつつも「準備」と「覚悟」ができていなかった民主党の挫折を客観的に描き、今後の政権選択にあたっては政策だけでなく、政権担当能力も見極めなければならないと論じている。転落した民主党やさらなる再編を目論んで先日旗揚げした維新の党にとってはこれからの大事なポイントだ。

 さて、9月定例会には「消費税10%への引き上げ中止を求めることについて」という陳情が出され賛成9:反対16で不採択となった。実は私はこれに賛成した(新風の会は全員賛成)。起立した議員の考えは様々だったと思う。私は以前から何度もこのブログで書いているが、将来の社会保障財源を考えた場合、消費税を上げることは必要だとは思うが、これもしつこいようだが、当時の野田首相と安倍総裁が約束した「身を切る」改革を国会が未だにやっていないという現実に抗議の意味で起立した。
 
 「民主党政権失敗の検証」には次のようなくだりがある。「消費増税はお願いします。しかし、社会保障制度改革は先延ばしします。自ら身を切る公務員制度と国会の改革も、先送りさせてもらいます。そんな政治を国民が許すわけはない。」
 
 政党政治、そして国会は今、大きな分岐点にあるのではないか。いつまでもダラダラした国会運営をしているならば、政治不信は今以上に高まり、「諦め」の雰囲気が蔓延する。それはいつか来た道・・・だ。

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大相撲

 両国国技館で大相撲秋場所開催中。大相撲の本場所と甲子園の高校野球。これはぜひ一度は観に行きたい!と思っていて、マス席で弁当を食べながらゆったりと・・・なんて妄想を日々抱いているのだがなんせ時間とお金が・・・

 最年長関脇の豪風ががんばっている。まだ横綱・大関陣との取り組みが残っているが今のところ5勝4敗。以前は立ち合いでいきなり変化したり、押し込まれてからはたいたりといった取り口が目立っていたがここ一年は正面から当たって相手の体を起こしたり、有利な体勢になってからはたいたり、いなすという堂々とした取り口が多くなってきた。

 豪風は角界で長く活躍するために食事に気を使っていて、日常は揚げ物を控え、場所中は禁酒なのだそうだ。見習いたいところだがまず無理だろう。今まで地味な存在だったが、最近は幕内土俵入りでも拍手をもらう時が多い。目の肥えた相撲ファンはわかっている、ということだ。

 それにしても、逸ノ城というお相撲さんはすごい。いかにも腰が重そうだ。現在8勝1敗。早く上位とあてないと、ひょっとしたら、ひょっとするかも。

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決議文

 平成26年6月16日の秋田県後期高齢者医療広域連合(以下、「広域連合」という。)に派遣していた当市職員の訃報に、私たちは大きな衝撃を受けた。

 当市からの職員派遣については、派遣先の業務を円滑に遂行するため十分な知識・経験を備えた職員を派遣しているが、その職員が派遣から僅か2か月余りで自らの命を断ってしまったからである。ご遺族の心痛は察するに余りあるものがある。

 遺書にはパワーハラスメントを受けていたことが明記されていたとのことであるが、将来のある大切な命が失われたという事の重大さを考えるとき、遺書に記されていた事実の有無を客観的に調査し、判断することが必要である。

 事案発生後、広域連合は、事務局内部での調査のみをもって、「パワーハラスメントはなかった」と結論付け、これ以上の調査は必要なしとしている。しかし、その調査は、いわば身内の調査と言わざるを得ず、事案は人の命にかかわった極めて重い問題と鑑みれば、調査はあくまで客観性と透明性を確保して行うべきである。このままでは、広域連合と構成市町村の信頼関係にも悪影響を及ぼす結果になりかねない。

 今後も、国民健康保険事業を含め、様々な事業において広域連携・広域処理が求められている中にあって、広域連合と構成団体の信頼関係を損なうようなことは、絶対にあってはならない。

 広域連合自らが第三者委員会による調査を行うことは、ご遺族や構成市町村に対する責務であり、また、その実施こそが、広域連合が透明性のある運営を行う組織であることを示し、今後も構成市町村が安心して職員を派遣できるようにするための唯一の方策であると考える。

 ここに、本市議会は議員全員の総意をもって、当市職員の死亡に係る広域連合事務局内におけるパワーハラスメントの有無につき、第三者委員会による調査を実施するよう広域連合当局はもとより関係機関に対して強く要請していくものとする。

 以上、決議する。

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市議会、動く

 長丁場だった9月定例会が昨日閉会した。いろいろあったのを象徴するように、最終日は議会案が3本提出され全て全員賛成で採択。

 ひとつは私が提出者となった「地域経済の発展と雇用の安定に関する意見書」。開会日の約1ヶ月前から先輩議員を訪ね文言をチェックして頂き、連合秋田や議会事務局と調整を重ね採択に漕ぎつけた。おかげさまでいい経験ができた。

 最終日にあがってきたのが、産業建設常任委員会提出の「将来に希望の持てる農業政策を推進する決議」。今年の米の概算金8500円という衝撃を踏まえ、持続可能な農業の発展に全力を尽くす、という内容である。

 そして最後に、以前ブログで言及した県後期高齢者医療広域連合に派遣した市職員の自殺問題に関連して、第三者委員会による調査実施を求める決議(今朝の地元紙社会面参照)。市民の負託をうけている市議会がこのような組織に対して要望書ならびに請願を提出するのは異例中の異例であり、「横手市全体が怒っている!」というメッセージに他ならない。これに関しては本当に議会一丸となってとことんやり抜く決意である。

P.S.横手市議会議員全員の総意である決議文を長いですが、明日全文掲載します。広域連合は横手市民の想いに真摯に応えて頂きたいと思います。

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総括質疑

 昨日の議会はこんな日程であった。

  決算特別委員会で2年ぶり3回目の総括質疑に立った。スポーツの各事業について、ずっと溜めていた事をほぼ話せたので自己満足度100%。ただ、高橋市長の答弁が抽象的なものに終始したので、そこをうまく引き出す質問力がまだまだだなと思う。

 明日は9月定例会の最終日。各議案の採決、そして議会側からもいろいろとアクションを起こす予定である。

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東京で出会った大学教授のお話

 東京は前泊だったので、東京かまくら会の前夜は選挙でウグイスをして頂いている方の息子さんが勤めている東京駅構内の飲食店で食事。そこで隣合わせたのが、私が5月に政務調査で行った那須塩原にある大学病院に勤務(大学教授)している方で難聴が専門だという。

 きっかけは私がカウンター越しに息子さんと「いやあ、銀座は中国語が飛び交ってて、大変だねえ」と話しているのを聞きつけて「どこから来たの?」、「秋田です。横手っていうところです」、「秋田?そこは脳研の先生と知り合いだからちょくちょく行くよ」、「え?ウチの姉、脳研の看護師ですけど」。要するに“秋田”という共通項で会話が始まったというわけ。

 この先生の人脈は、元宮古市長でこんど福島知事選に出馬する予定の医師や、某外資系証券会社の日本責任者や、民主党政権になった途端に官僚を辞めて政策シンクタンクを設立した人とか・・・やたら豊富である。ついでに本人も難聴医療の専門家としてバラエティ番組だが、ちょくちょくメディアに呼ばれるとのこと。

 さて、いろいろと話をしたのだが、やはり中心は先生の専門である難聴のことで、●手話は世界共通の言語ともいえて、特に日本の手話は同じ海洋国家である韓国やインドネシアでも通用する。ただし、中国には通用しない。いま、手話言語法の制定を目指している●難聴者は障害者の中でも区別(←差別ではない)されていてパラリンピックに出られない。その代わりデフリンピックというのがある●秋田県は難聴医療の先進地であるetc

 中でも手話言語法の制定というのが、ピンときた。そういえば、3月定例会で陳情があがってきた記憶があったから。その時は文面を読んで「とくに反対する要素はないよな・・・」という認識で(←反省!)賛成し、議会も通ったのだが、その背景のひとつには東日本大震災の際に、手話を使えるボランティアが少ないために難聴の被災者が非常に苦労したことを先生が挙げられていた。そうだったのか・・・

 先日の地元紙社会面には難聴を抱えながら社会人チームで野球をしている選手の記事が載っていた。身近に難聴者はいると思うのだが、恥ずかしながら横手市にどのくらいいるのか私は把握していない。そういったものに取り組むきっかけを、気付きを先生は与えてくれたと思う。秋の東京の出会いに感謝!である。

P.S.明日の決算特別委・総括質疑は私を含め3名が行うことになりました。トップは私、そして土田祐輝委員、奥山豊和委員。祐輝さんは毎回やっている印象がある(^_^;)奥山くんはもちろん初挑戦。

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