忠義な猫

 時は明治、浅舞の大地主・伊勢多右衛門が飼っていた白まだらの雌猫が、米蔵を荒らしていたネズミを退治した功績を称えて庭園(今の浅舞公園)に建てられた忠猫碑。私も5年位前に議会広報委員会の仕事で浅舞公園に行った際に偶然、この石碑を見つけた記憶がある。

 数年前から地元有志の皆さんがこの「忠義な猫」でまちおこしをしようと様々な活動を展開していたが、今日、石碑を公園近くに移転した「忠猫の館」がオープンし、平鹿生涯学習センターで記念式典も行われたので私も出席した。

 畑則子さんによる昔語り。

 清原紅蓮隊の殺陣演舞。

 「忠義な猫の会」の中心人物のひとりが平成25年まで市議を務め、私のニューウェーヴ時代の先輩だった堀田賢逸さんである。思い出すのは堀田さんが“忠猫でまちおこしを”という提言内容で一般質問し、当時の五十嵐市長が「まずは地元で盛り上げてください」みたいな答弁をした時のこと。そんなつれない答弁をされたら憤慨するか、落胆するかのどちらかなのだが、堀田さんのすごいのはそれを素直に受け取って本当に地元の方々と本格的な活動を始めたのである。

 その活動によってテーマソングやサブレがつくられ、各メディアもちらほらと紹介するようになり、そして今日を迎えた。今後は「猫の聖地」として「忠犬ハチ公」に追いつき、追い越すのが目標だという。益々の発展をお祈り申し上げます。

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農業をバカにするな

 山本有二・農水相は時々、安倍首相を誘って坐禅を組むという。そのわりには「分別」をわきまえない人だなと思う。昨日、国会で彼の度重なる失言が問題となっている中でTPP議案が衆議院の特別委員会で採決された。

 農業はTPP議論の中でも中心となる分野である。それを所管する大臣なのに真摯に向き合おうとせず、緊張感の欠片もない発言を連発。「JAの方々が大勢いらっしゃっるみたいでございますので、明日にでも農林省に来ていただければ何かいいことがあるかもしれません」というのはどういう意味か?農業をバカにするなよ。農家をなめるんじゃないよ。

 来週には“数の力”で衆議院の本会議でも可決されるだろう。しかし、その前に山本氏は即刻、辞任すべきである。辞任しないなら、首相が罷免すべきである。そして参議院では、農業に理解のある、農家の心に寄り添える新しい大臣の下で議論すべきだ。そうでないのなら、小泉進次郎氏の奮闘むなしく、安倍内閣・自民党は「憲政史上、最も農業を軽んじた政権」として、歴史にその名を記すことになるだろう。

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108年ぶり!

 MLBのワールドシリーズはシカゴ・カブスが4勝3敗で制し、なんと108年ぶりに頂点に立った。108年ぶり。日本はまだ明治時代である。昨日はBSで途中まで第7戦を観ていたが、まさに激闘だった。なんせクリーブランド・インディアンスも68年ぶりの世界一を目指していたので、選手はもちろん、ファンの熱狂ぶりもすごかった。68年ぶり・・・終戦直後である。

 私はMLBに関してはあまり詳しくはないのだが、今年のポストシーズンは結構BSで観る機会があった。その中で「いい選手だな」と思ったのはカブスのジョン・レスター投手。193㎝の長身からキレのあるボールをストレート、カットボール、カーブ、チェンジアップの組み合わせで投げる。何よりもコントロールがいい。私好みのサウスポーだ。最終戦はリリーフにも回り、3イニングを投げ抜いた。カブス世界一の立役者といっても過言ではないだろう。

 それから、第6戦の中継の時に知ったのだが、インディアンスのホームタウンであるクリーブランドではこの日、NBAのクリーブランド・キャバリアーズの試合があったのだが、開始時間を普段より早めてインディアンスの試合も市民が観戦できるような配慮をしたそう。さらにその日は有名ロックバンド(←具体的なバンド名は言わなかった)が公演を行う予定だったのだが、「また(クリーブランドに)帰ってくるぜ」というセリフを残して中止にしたそうだ。まさにロックである。

 この一連の流れは誰かがまとめたのか、それとも自然発生的なものだったのかはわからないが、これがアメリカの良き文化なのだろう。横手市も最近、イベントが重なる日が多くなってきており、大変良いことなのだが一方で“統一感の欠如”という悩ましい課題も出つつある。このようなアメリカにおける良き文化を醸成していくことも大事なのかもしれない。

 

 

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児童虐待・DV防止講演会

 風の強い日でしたね。

 今年度の「横手市児童虐待・DV防止講演会」が平鹿生涯学習センターで行われた。講師は発達心理学、母性研究の第一人者である恵泉女学園大の大日向雅美学長。演題は「母親ひとりの“孤育て”から、皆で支える“子育ちへ”」。

●「児童虐待」というのは身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待の4つから成り立っているが、それぞれにレッドゾーン、イエローゾーン、グレーゾーンがあり、特に社会全体で支えていかなければならないのはグレーゾーンの方々である。
●専業主婦にも、働く母にも、そしてイクメンにもそれぞれの悩みがあり、「父」とか「母」としての関係だけでなく、「夫婦」としての関係を基本に子育てしてみましょう。
●ほめすぎるな。叱るときにきちんと叱れ。
●高速道(職場)から一般道(自宅)にすぐ行くのではなく、インターチェンジで休憩(クールダウン・頭を切り替える)する時間、場所をとれ。

 このような内容が印象に残った。最後に「支え・支えられてお互いさま」という哲学が重要と強調された。

 講演会の後は横手中央公民館(女性センター)で開かれている「石坂洋次郎没後30年記念・ミニ写真展」に行ってみた。高校教師として20~30代の大半を横手で過ごした石坂洋次郎。その時代の横手の風景を洋次郎が勤務していた横手高女(現・横手城南高)、横手中(現・横手高)を中心に写真展示している。ちなみに、写真提供者は私の南中同級生のお父様である。

 秋田ふるさと村では、「よこて菊まつり」も開催中。先日、一関に行く前に開幕式に出席したが、今年も力作がズラリと並んでいた。7日(月)までですので、ぜひ足をお運びください。

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 今にも雪が降りだしそうな日が続いている。今日の日中は青空も顔をのぞかせたが、朝は寒かったっすね。

 伯父の葬儀も昨日、無事終わった。満足そうな顔で布団に横たわっていたから、安らかに旅立ったことだろう。これで、父の男兄弟はいなくなってしまった。帰りの車中で「やっぱり悲しいな」とこぼしていた。普段はそんなセリフを吐かない人なので、かなり悲しいのだろうと思う。

 今回、火葬・葬儀はもちろんのこと、枕経や入棺、35日法要、お斎と一連の儀式に立ち会って、私もいろいろと勉強になった。「ちゃんと見とけよ」という伯父の声が聞こえたような気がした。最後まで私に何かを残そうとしたのかな。

 今日は「清新」配付と住民要望の対応をした。市民の皆さんの要望は一般質問ではなく、日常活動の中で行っているので、各部署の皆さんにはお手数をかけてます。ありがとうございます。

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一関へ

 昨日は個人会員になっている北緯40°Bライン連携軸推進協議会で一関市へ行ってきました。

 げいびレストハウスでの協議会。

 交流事業は猊鼻渓の舟下り。厳美渓には行ったことがありましたが、猊鼻渓は初めて。

 お饅頭が配られました。厚いです!

 カルガモ。

 「猊鼻渓」の名前の由来となった獅子ヶ鼻。

 大猊鼻岩は124mの高さ!

 75馬力(歳)の船頭さんが「げいび追分」を唄ってくれました。

 寒かったですが、紅葉を堪能しました。

 夜の懇親会はホテルサンルート一関で。一関といえば「もち」。一関YEGの皆さんが餅つきを披露して下さいました。

 一泊しましたが、一関は飲み屋さんが多い。ラーメン屋も多い!賑わってるなという印象を受けました。

P.S.明日から議会運営委員会の行政視察(北海道帯広市・芽室町)の日程が入っていましたが、今朝、父方の伯父が亡くなったため横手に残ることにしました。委員の皆さん、私の分までよろしくお願いします。

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産業建設常任委員会行政視察その②~十日町市~

市の中央を信濃川が流れる十日町市は魚沼産コシヒカリの産地で人口は約5万5千人。隣は最近、冬になればニュースに出てくる津南町で長野県に接する日本有数の豪雪地帯。要するに横手とそっくりな街だ。

行政視察二日目は、この十日町市で雪対策を勉強。項目は「除雪基本料の前払い制度」と「冬期集落保安要員」の二つ。

まず、十日町市の除雪体制はすべて業者に委託する方法をとっている。幹線道路は市と業者の契約、そして生活道路は当該地区の集落組織と市、業者の三者で契約を交わすというスタイル。

前払い制度は、除雪を行う主である建設業者が受注する公共事業が減少し、それに伴い体力が低下し、除雪機械台数の減少・老朽化、そしてオペレーターの減少や高齢化を招いていることが除排雪体制の環境を厳しくしているとの認識に立ち、その課題を克服するために創設された。

市の平年の除雪委託料を10億円に設定し、その7割にあたる7億円を基本料金として業者にシーズン前に支払う。そして、基本料金を超過した後の委託単価は9割とするという仕組みである。これにより、市は豪雪時に予算の削減が図られるし、業者は小雪の年も心配のない除雪体制を築くことができる。導入後の業者アンケートでも約8割が評価しているという結果が出ているという。

そして、冬期集落保安要員は新潟県で行っている事業の補完的な意味合いでつくったものだそうで、集落内における高齢者世帯の除雪や見守り、公共施設などの除雪を担当する。市の非常勤職員として扱われ、報酬は月15万8千円。

なかなか興味深い制度だが、平均65歳という保安要員の皆さん、なかなか仕事がハードなようで、けれども後継者もいないし、さらには新潟県が除雪体制の充実を理由に廃止の方向で動いているということもあり、今一度、見直さなければならないという現状のようだ。

それでも、除雪業者や地域おこし協力隊と一体的な制度をつくることも視野に入れている・・・というから課題の対策はほぼできているのだろうなという印象を受けた。

三日間、各所で挨拶をしました。視察受け入れで歓迎挨拶を重ねているので、前任期での議会広報委員長時代よりはましな挨拶ができたと思っています。

充実した行政視察でした。皆さん、お疲れ様でした!

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産業建設常任委員会行政視察その①~新潟市~

 新潟市は人口約80万人の政令指定都市である。仙台市よりも人口は少ないが、なんとなく新潟市の方が日本海側なのにあか抜けている街という印象を受けた。ちなみに、杜の都・仙台に対して、新潟は「水の都」と呼ばれているそうな。

 新潟市では初日と三日目(最終日)、農業についての研修を行った。まずは初日は「ニューフードバレー構想」、「国家戦略特区(農業特区)」、「田んぼダム」について。

 首都圏から2時間の上越新幹線、関越道・北陸道・磐越道・日東道の結節点、東アジアと直結する新潟空港、物流・エネルギー基地の新潟港とまさに日本海の拠点都市として発展している新潟市。平成17年の合併前は「港町」のイメージが濃かったというが、合併後は耕地面積や米産出額、認定農業者数など農業力が全国トップクラスとなり、もともと持っていた食品製造力(亀田製菓、ブルボン、三幸製菓、佐藤食品工業など)、そして新潟大農学部をはじめとした産学官のネットワークを活かして、平成23年、「新潟ニューフードバレープロジェクト」が始動した。

 そのビジョンは「食産業NO.1都市を目指し、フードデザインをひろめ、新たなネットワークを(連携)を創り、イノベーションを起こし続ける」。フードデザインとは、商品企画・開発・製造・販売までをトータルでデザインする、いわば“食の売れる仕組みづくり”の構築である。

 プロジェクトは「農商工連携と6次産業化」、「フードデザイン」、「ブランド力情報発信」、「食品リサイクル」、「高度な技術研究・人材」、「食産業集積・創業」の6つの戦略からなり、それぞれ取り組みを進めている。

 そして、プロジェクトの発展のために手を挙げ、承認されたのが“大規模農業の改革拠点”を目指した「新潟国家戦略特区」である。これによって今、多くの企業が新潟市と連携しようと動いている。ローソンは若手農業者の支援として全国初の特例農業法人をつくり、新潟クボタは海外に向けたコメ輸出に取り組む。他にもセブン・イレブン、JR東日本も特例農業法人をつくった。さらにはICTを活用した革新的農業の実践でパナソニック、IHI、電通、NTTドコモなどが参集している。まさに新潟市は農業分野への参入を図る企業の実験場と化しているし、新潟市も「企業の強みを農業に活かす」と割り切っている。この割り切りようがすごいと思う。

 そう、新潟市は“攻める”立場で地域の農業の将来性を描いている。そして、教育委員会のカリキュラムに小学生の農業体験を組み込み、後述する農業活性化研修センター隣地に教育ファームをつくったり、地域のおまつりなどの受け手(担い手)確保を見据えた「一集落一株式企業化」をも打ち出している。その一つひとつの事業目標が明確である。

 この研修での担当者の言葉をいくつか紹介しよう。
●補助金ではなく、規制緩和で環境を整える。
●農家の持っている商材をどう使うかは行政が考えることではない。農家が考えることだ。
●何がブランドか?答えはない。
●大田市場で「ウチは日本一です」は通用しない。市場でトップセールスも意味がない。
●ブームは失敗する。スーパーの棚を取ることが大事だ。継続的に買ってもらうためにどこを支援していくのか、を考える。
 一本筋が通っている。新潟は農業から離れられないのだという。だから「農業を核に地方創生のトップランナーになる」と決意した。そして、その覚悟を感じた。

 長くなったので、ここから簡潔にいきます。

 「田んぼダム」は佐藤清春議員こだわりの事業である。田んぼの特性を活かし、排水路の急激な上昇を抑え、大雨の際の浸水被害を軽減させる仕組みで、コストが安価で工期が短いのがメリットだ。新潟市ではモデル地区で効果検証を実施しており、浸水地域を11.7%、浸水量を24.9%減少させたという結果が出た。

 この田んぼダムは上流側の取り組み効果が下流側であらわれるので、取組者と効果享受者が違う。なので、地域の農家の共通認識が求められる。写真は新潟市が独自に開発した田んぼダム桝の説明場面。

 佐々木誠議員、齋藤光司議員、清春さんが並々ならぬ関心を持って聞いていた。それぞれ、上流側、中流側、下流側。

 最終日の三日目は「よこて農業創生大学事業」の参考とするべく農業活性化研究センターを視察した。

 

 平成25年にできたこの施設、まだまだ手探りの部分も多いというのが率直な感想だが、「ニューフードバレー構想」の一翼を担うものでもあり、「つくったものをいかに高く売るか」という目標の下、試験栽培エリアと研究棟に分かれ取り組んでいる。互いに情報交換をしながらより良い施設・事業にしていきたいものである。

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人生初新潟

 産業建設常任委員会の行政視察で新潟県へ行ってきました。一昨日から今日までの日程で先ほど帰横。人生初の新潟上陸でした。

 公用バスでJR羽後本荘駅へ。そこから特急「いなほ」で3時間の道程。

 秋田県の日本海。

 山形県の日本海。

 そして、新潟県の日本海。

 JR新潟駅前。宿泊は二日間とも新潟市でした。

 一昨日は新潟市役所で農業政策を、昨日は十日町市役所で雪対策を勉強。そして今日は新潟市農業活性化研究センターを視察しました。
 十日町市議会の議場。

 詳細は後日、報告します。明日は行政課題説明会があります。

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おすすめの本100選

 横手市教育委員会が作製した「おすすめの本100選」ポスターを先日、入手しました。このポスターは「横手市子ども読書活動推進計画」の取り組みの一環だそうで、市立の7中学校の全生徒から推薦文付きで「おすすめの本」を募集し、各校の図書担当教諭、学校司書、市立図書館司書ら選考協力員が100冊を選考したということです。

 読書をすることによる効果は私がわざわざここに書かなくても自明の理だろう。先日、横手南中が県内で初めて「朝の読書大賞」に選ばれた。子どもたちの読書環境の充実のために、様々な活動を展開している市教委や各校の関係者の努力には頭が下がる。

 さて、その100冊、なかなかバラエティに富んでいて興味深いです。100冊の中で私が読了した本はたった3冊しかありませんでした・・・「スローカーブをもう一球」(山際淳司)、「永遠の0」(百田尚樹)、「告白」(湊かなえ)。自分では本は読んでる方だと思ったんだけどなあ。読書量の貧困さに気付きました。

 そして、「ほぉ、これ読んでみたい」と思ったのが何冊か。その中のひとつが「太陽が見てるから~補欠の一球にかける夏~」(高橋あこ)。以下、この本の推薦文です。

 私は本の題名にひかれて読み始めました。もともと「補欠」だった野球部の響也に、とても明るい翠が「甲子園につれて行け!」と約束する場面が好きです。また、甲子園が終わった後の会話にとても感動しました。「笑い」あり、「感動」あり。実際の甲子園の舞台裏にあった実話が元になっています。

 中学生に学ぶこと、多し。

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