あらら・・・

 
 いま、「モーニングバード」で安倍首相の経済政策ブレーンである本田悦朗・内閣官房参与がインタビューに答えているのだが、正直「あらら・・・」だ。

 アベノミクスにおけるリスクという観点からの質問に「全然、大丈夫」、「日銀というプロがいるんだから全く心配していない」、「なんで、そういう(質問の)論理になるの?さっぱりわからない」とまあ、こんな具合だ。

 物事は、もちろん、それによるメリットができるから行うわけなのだが、その一方でデメリットも少なからず出てくる。そのデメリットをいかに低く抑え、またはデメリット以上の最大の効果を出すことを考えながら進めることによって、その事業は「成功した」といえるのだが、この人の頭には「アベノミクスによるリスク」はこれっぽっちもないようだ。すごい自信である。さすが、東大法学部卒。

 本田氏によると、来年4月にはアベノミクス効果が「実感」できるという。衆院選で自民党が勝ったら、そうなるんですね。ほんと楽しみです。でも、そんなに早くアベノミクスは横手に「実感」をもたらさないと思うよ。その時に、またこの方のお話を聞いてみましょう。

 今日はこれから登庁して、一般質問通告、会派の意見交換会。その後、秋田市に行って連合秋田議員懇談会の総会に出席予定。

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子ども議会


 先日の全若役員会・研修会の開催地だった泉佐野市の千代松大耕市長から丁寧なお礼状が届いた。観光ガイドも同封され、「ご活用下さい」とある。非常に細やかな心遣い、素晴らしいトップセールスである。

 さて、12月定例会が昨日開会。予想に違わず、「横手市行政組織条例等の一部を改正する条例」いわゆる組織機構再編案に質問が集中した。各議員の論点は大別すると「部局横断」、「地域局のあり方」、「市民への周知」の3点についての懸念であった。一般質問は何名が採り上げるのかな?

 本会議終了後、全員協議会が行われ、12月18日(木)開催予定の「子ども議会」(正式名称:Y8サミット創快横手市議会」の議案説明に横手清陵学院中の生徒3名が訪れた。おそらく、新・横手市になって初の子ども議会だが、他自治体とはちょっと趣向を変えた、要注目の進行となる。これに注目しないマスコミがいたら、はっきりいって首を傾げます。詳しくは後日・・・

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相撲の神様

 “一年納めの”大相撲九州場所は白鵬の4場所連続32回目の優勝で幕を閉じた。「角界の父」と慕う、大鵬の持つ史上最多の優勝回数と並んだ大記録達成に館内は沸いた。「この国の魂と相撲の神様が認めてくれた」と語った白鵬。モンゴル人だからこそ、日本の伝統や良さを深く学び、理解しているのだろう。まさに心技体が揃った、後世に語り継がれるであろう大横綱である。

さて、横手市議会も“一年納め”の12月定例会が明日から始まる。今回は組織機構再編の議案が上程される予定だ。早くも、議会からは様々な視点からの意見が噴出しているので、これが今回のメインテーマになると思う(←他にもいろいろとモメそうなものが・・・)ので、当局が審議の中で、いかに説得力のある説明・答弁をするか、にかかってくるだろう。

 先日の全若研修会で望月良男・有田市長が「市長になってみて、いかに自分は議員時代に言いたい放題だったかを思い知らされた」と苦笑交じりに語っていた。高橋市長が市議から市長に転身されて、一年が経った。議員時代に見た景色と、市長になって見えてきた景色の違い。それもこの定例会で語られる機会があっていいかなと思う。ね、奥山くん。

P.S.奥山くんといえば、ブログで全若役員会・研修会の詳細を書いてくれています。ぜひ、そちらもご覧ください。

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一般質問

 衆議院が解散し、12月2日公示、14日投票と決まった。先日もブログで「大義なき解散」と書いたが、決まった以上は国民の一人ひとりが、この国はどうあるべきなのかを考え、それに近い候補者および政党を選んでいただけばと思う。棄権は白紙委任と同じなので必ず投票所に足を運んで、意思を示して下さい。

 さて、一般質問である。昨日予定していたヒアリングが明日に延期となった。これが終われば登壇原稿全体を書く環境が整う。今日明日で仕上げることができれば・・・と思う。いろいろと突き詰めていっているのだが、今回は極めてシンプルな内容になりそうだ。

 必要な資料等は議会事務局(特に南中野球部先輩)の助けを借りながら集めている。こういった作業で知り得た情報は実際に表に出なくとも、登壇原稿の一行や再質問の一言に反映されている。それを背景に話す言葉と、ただ単に思いつきで話す言葉は、同じ言葉でも説得力において全く違う。簡潔な一行、一言の裏には膨大な情報と、様々な方々の協力、労苦があることを是非知って頂きたいし、だからこそ有意義な議論にしたいと思っている。

 

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全若役員会&研修会!


  
 昨日は泉佐野市で全国若手市議会議員の会(全若)・役員会&研修会が行われた。その日は12月定例会に向けた議案説明会があったのだが、木村議長の了承を得て全若へ。東北ブロックからは私とブロック事務局長の奥山豊和議員、災害対策研究部会長の後藤健・大仙市議の3名が出席。

 往路は奥山くんと一緒。泉佐野は関空に隣接しているのだが、秋田からの便がなく(泣)、一昨日の夕方5時に秋田空港を飛び立ち、伊丹空港からバスで難波へ。難波駅から南海鉄道で泉佐野駅に着いたのは午後8時半。もう少し南に行けば和歌山県という場所である。

 研修会その①は泉佐野市が進めるIR(統合型リゾート)構想による観光振興とふるさと納税について勉強。その地域の特性に合った交流人口増加策が求められていることを再認識。役員会では各ブロックの取り組み報告や組織拡大等について協議。どのブロックも積極的な活動をしており、刺激を受けた。

 研修会その②は全国青年市長会(←高橋市長も入っている)とのコラボ企画で千代松大耕・泉佐野市長、山下和弥・葛城市長、望月良男・有田市長とのディスカッション。共通して感じたのは首長としての「決断と覚悟」だ。そして、それぞれの個性あふれる人柄に魅了された。

 夜の懇親会等を通じて、多くの若手市議仲間と知り合い、交流をし、知識を得ることができた。安倍首相が解散を表明し、国の行く末を決める総選挙が年内に行われる。しかし、どんな結果になろうと、この国を支えているのは「地方」であり、その地方に暮らす人々の一番身近にある政治家が市議(町議・村議)だ。その自覚と、だからこその全若ネットワークの重要性をかみしめている。

 帰りは後藤さんと同じお昼前の便(奥山くんは会派研修で関空→羽田)だったが、搭乗ロビーで全若の元会長である植條敬介・坂出市議会議長を紹介いただいた。法人会青年部会の「全国の集い」が秋田市で開催され、出席するとのこと。そして能代市議会の委員会視察御一行とも遭遇し、全若仲間の小野立さん、落合康友さん、全若入会予定の佐藤智一さんと談笑。また、後藤さんと同姓同名の後藤健・能代市議会議長にもご挨拶。有意義な出会いとなった。

 先ほど帰横。明日は一般質問に向けたヒアリング、週末は一般質問の原稿中心の予定を組んでいる。来週から12月定例会!月日がたつのは早い・・・

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読書

 最近読んだ本。

 「政治改革の熱狂と崩壊」(角川oneテーマ21)。就寝前にちびちびと読んだ。細川、羽田内閣で大蔵相、鳩山内閣で財務相と財政通として知られ、「小沢一郎最後の側近」ともいわれた藤井裕久氏が自戒を込めて「冷静な政治」を求めている。日本列島改造論、バブル経済、政治改革、郵政解散・・・国民が興奮したその先には「底」が待っている。

 風邪で静養中に読んだ「町内会は義務ですか?」(小学館新書)。うっかり、自治会長(町内会長)を引き受けてしまった私と同じアラフォー世代の著者が自らの体験を通して、町内会のモデルの一例を示している。町内会のスタイルは地域によって様々で、著者の示したものがベストではない。が、少子高齢化時代の中での町内会のあるべき姿を見据えた貴重な提言だ。

 アラフォーといえば、これ。「アラフォー男子の憂鬱」(日経プレミアシリーズ)。会派研修の往復の新幹線で一気読み。バブル経済の思春期を過ごしてはみたが、大学の偏差値は高いし、就職氷河期にぶち当たるし。ようやく就職できたと思ったら、今度はリストラ候補・・・と散々な目に遭ってる(!?)アラフォー男子の代表格4人が様々な角度からその悲哀を論じる。でも最後は「僕らはボリュームがあるから、僕らだけでビジネスが成立するよね」とやたら前向きに結論づけている。そうだ!明るく生きよう!

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大義なき解散

 安倍首相の“表明”を待たずして、永田町はすでに解散・総選挙に向けて突っ走っている。佐藤誠洋、寿松木孝両先輩議員も先日のブログで述べているが、今回の解散は本当に国民不在で大義がない。多額の税金を使うのに「念のため解散」と発言した自民党幹部には呆れてものがいえない。そもそも、消費増税の先送りは、いわゆる「景気条項」として盛り込まれているので、別に先送りしても何の問題もない。はっきりいって、こじつけである。

 私が一番頭にきているのは、何回も何十回も何百回も言うが、2年前の党首討論で約束された解散・総選挙の条件の一つだった衆議院の定数削減がまるで実現していない事だ。それをやってもいないのに、また解散?いい加減にしてほしい。

 横手市議会をみろ、と言いたい。合併前の旧市町村で144名いた議員は在任特例を使わず合併直後に選挙をし、34名でスタートした。新市議会一期目が終わり、30名となり、昨年の選挙を経て現在は26名。一期目から2割強の削減だ。私はこの26という数字が横手市議会としてギリギリだと思っているが、地方議会はそこまでやっているのである。

 それなのに国会の定数削減議論はこの有様だ。党利党略ばかりで全然まとまらない。これが議院内閣制のデメリットである。2年前の約束さえ守らない。そして、勝利するには最もいい時期だから解散するんでしょ?と見透かされているものには到底賛同できない。しかし、日本は民主主義国家。ここは票を投じて意思を示すしかないのである。

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秋田県市議会議員研修会


 昨日は秋田市で「秋田県市議会議員研修会」が行われた。今年の主催は仙北市議会という事で講師は作家の西木正明氏。雑誌の編集者を経て、昭和55年にデビュー、いきなり日本ノンフィクション賞の新人賞を受賞し、昭和63年に直木賞。最近は国民文化祭に積極的に関わった方である。「一度決めたら絶対あきらめない、後悔しない」という執念の生き様を語られた。

 横手に戻って、今度は横手市議会の研修会。委員会研修でも、会派研修でもなく、単独で政務調査(研修)を行った議員が報告しあう会。私も5月に那須塩原市に行ったので、その内容を報告。他に報告者は奥山豊和、土田百合子、加藤勝義、高橋聖悟、立身万千子、佐々木喜一の各議員(報告順)。女性議員は全員、若手トリオ(?)も全員、新人議員は2名、そして!新風の会が3名!報告者の内訳をプチ分析すると興味深い(^_^.)

 その後の懇親会では「報告会、やって良かった」との声が多数で、つたない報告に終始した私もホッとした。塩田勉議員、佐藤誠洋議員との二次会を終え、外に出たら雪が積もっていた・・・いよいよ冬将軍到来。

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風邪

 久しぶりの更新である。実は先週土曜日の夜から喉が痛くなり、鼻水→咳(←ついでに鼻をかみすぎて流血)と症状がひどくなっていった。医者に行って薬を処方してもらい、予定していた会議や行事は何とか出席できたが、「清新」の配付は断念し、静養に充てた。

 月曜日の朝、議員控室でへたっていたら、佐藤誠洋議員に「おめ、予定詰め込みすぎななだ」と諭された。若い、大丈夫と思っていても知らないうちに疲れがたまっていくのかな。熱がなく、食欲があったのが救いだった。

 そんな中、昨日は立身万千子議員のお誘いで「横手市次世代育成地域協議会」を傍聴した。委員の欠席が目立った会だったが、高校生委員2名の質問(意見)の視点が素晴らしく、感心した。先日のブログでとりあげた「横手市まちづくりアンケート」でも高校生が対象となっている。これからもどんどん彼(彼女)らの考えていることを市政に反映してほしいと思う。

 安倍首相が年内の解散・総選挙を検討しているという報道がされた。一般紙に出ているという事はほぼ間違いない。長期政権を築くためには今しかない!という事だろう。消費増税の是非が争点となるだろうが、アベノミクスやTPP、農協改革に代表される農業政策、そして集団的自衛権、特定秘密保護法、社会保障の問題など総合的な視野で「このまま安倍政権が続くのが日本にとって良いのか?悪いのか?」という判断をして頂きたいと思う。これについては後日また書きます。

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会派・新風の会視察研修その③~九州屋・松坂屋上野店~







 御徒町にある松坂屋上野店。その地下にスーパーチェーンの九州屋が入っている。上野駅からは“アメ横”を通って行く。なにげに“アメ横”は初めてである。

 九州屋には市のマーケティング推進課から職員が派遣されている。ニューウェーヴ時代は「人材育成」という観点から前任者に会いに行ったが、今回の目的は「横手の農産物の売り込みの状況」だ。レジの前には平鹿産のきくらげと山内産のいものこがズラリと並んでいた。

 守秘義務があるので詳しいことは書けないが、JAとタイアップしての売り込み等、様々な動きがあるようだ。ぜひ、首都圏で「横手のおいしい農産物」をPRしていってほしいと思う。そして横手に帰ってきたならば、その経験を活かして活躍をして頂きたい。大切なのはその環境を行政はつくっていくことだ。

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