U-18野球ワールドカップ

 野球の高校日本代表が甲子園で行われたU-18ワールドカップの決勝に初優勝を賭けて臨んだが、1-2でアメリカに惜しくも敗れ準優勝。

 それにしてもいいチームだった。佐藤世那君(仙台育英)、上野翔太郎君(中京大中京)を軸とした盤石の投手陣、野手も機動力野球に順応できる選手をズラリと並べ、世界の強豪を相手に白星を重ねた。でも最後は・・・・・・う~んアメリカも目の色が違ってましたね。

 秋田商の成田翔君も2試合に登板し、無失点の好投だった。国際大会を経験し、そして全国の仲間と知り合い、これからの野球人生において貴重な財産になったことだろう。お疲れ様でした。

 さて、選ばれし高校日本代表20名のうち、前述の佐藤君に加え高橋樹也君(花巻東)、小笠原慎之介君(東海大相模)、高橋純平君(県岐阜商)、勝俣翔貴君(東海大菅生)、堀内謙伍君(静岡)、平沢大河君(仙台育英)、オコエ瑠偉君(関東一)の計8名が卒業後のプロ入りを志望している、という。

 どの選手も楽しみだが、やはり私の一番の注目はオコエ君。確かに1年生の清宮幸太郎君(早稲田実)もすごいが、私たちの世代は「清原や松井もいだったべしゃ」となる。しかし、このオコエ君の外野守備!これは今までみたことのない凄さである。日ハムあたりが獲れば面白いんじゃないかな。それから平沢君。この子については鳥谷の後継者として阪神が獲りにいくべきだ。オコエ君も平沢君も打撃に安定感が出てくれば球界を背負って立つ選手になるだろう。ドラフトが待ち遠しい。

P.S.東北地区大学ラグビーリーグが昨日開幕したが、母校・東北学院大がいきなり八戸学院大に14-24で敗れ12連覇が絶望的になった。八戸は今季、一部昇格したばかりのチームだが、急激に強化してきているので今後の試合も負けることはないだろう。

 

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一般質問終了

 いやはや、昨日の齋藤光司議員の一般質問はすごかった。十文字地域小学校統合についての議論。緻密なデータからみえてきた建設候補地の課題、そして十文字のまちづくり全体を見据えた提案には説得力があった。名前のとおりキラリと光る“光司節”、かっこよかったです。それにしても、市長の主体性の乏しい答弁は何なんだろう。他人事のように聞こえるんですよね・・・

 今日は朝から連合秋田の一斉クリーンアップへ。横手湯沢地協は横手が秋田ふるさと村周辺、湯沢が湯沢文化会館周辺での活動。私はもちろん横手で参加。50人近く集まったかな。土谷勝悦県議といろいろと話をしながらだったが、あまりゴミはありませんでした(^_^.)写真はちらほらと活動を終えて戻ってきた組合員の皆さん。

 9月定例会、来週は決算と一般会計補正予算の分科会・各常任委員会が行われる。厚生常任委員会はまもなく完成のクリーンプラザよこての建設進捗状況も視察する予定。

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かみ合わなくとも

 写真は本庁舎6階、新風の会控室から見た市内。家が近いということもあり、私と高橋聖悟議員は閉会中もこの風景を眺めながら、時々ここで調べものをしている。

 一般質問は今日が最終日となるが、昨日・一昨日は新風の会から高橋聖悟議員、加藤勝義議員が登壇した。両者とも見(聴き)応えのある内容だった。登壇に向けて本当によく調べている。そして、数字から追っていっている。さすが!加藤さんの子宮頸がんワクチンの話は実は議会として、前任期で陳情を採択し、予算も可決したという責任がある。だから、やってもらって本当に良かったと思っている。

 議員として、一般質問を経験してわかること。よく、テンポが良くてかみ合っている議論が聴きやすいし、わかりやすいという評価を受けることがあるが、私は必ずしもそうではないと思う。一昨日の聖悟さんの質問はお世辞にもテンポが良かったわけではないし、学校統合の項目ではまるでかみ合っていなかった。でも・・・一枚上手だった伊藤教育長の答弁に「うーん・・・」と唸りながら必死に食らいつく姿はまさにガチンコ勝負であった。

 誤解を恐れず書くが、テンポが良く、かみ合う議論というのはややもすれば予定調和だったり、あるいは担当部署に聞きにいけばすぐわかることをなぜかわざわざ市長に問うことからそうなるわけで、要するに当局にとっては答えやすい、卸しやすいわけです。それよりは聖悟さんの時のように自分の意見を、頭が真っ白になりながらぶつけていく。それに当局が応える。それが一般質問の本質だと私は思う。

 別にテンポの良い質問、かみ合う議論が×ということではない。根拠がしっかりしていて、論点さえぶれなければかみ合う、かみ合わないは関係ない。そして、いい質問をする議員というのは必ず周りに批評してくれる先輩・同僚議員がいるものだ。それを頭でっかちにならず受け入れること。それが大事。さ、私は12月がんばります。
 
 今日は本会議の後、議員懇談会と議会改革推進会議もある。

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ヘイトスピーチ

 ご存知だと思うが、私は現在、参議院で審議されている安保関連法案に関しては反対の立場である。

 理由はいろいろあるが、歴代内閣が否定してきた集団自衛権の行使を憲法改正ではなく“解釈”で変えてしまった中途半端さ、そして国際社会に貢献するといいながら、とどのつまり、「世界の警察」から内向きに変わりつつあるアメリカの路線にただ従っただけの、日本のためではない、アメリカのための法案である。法案の名前を「対米従属法案」に変えたいくらいだ。ちなみに元来からの右翼思想(←例えばアジア主義)の方もそれぞれの立場からこの法案に反対している人が多い。

 さて、ヘイトスピーチ(憎悪表現)に関してはほとんどの人が嫌悪感を示しているが、私もそうである。ヘイトスピーチはいわゆる「ネット右翼」と呼ばれる人たちが在日韓国人・朝鮮人に対して街頭デモで差別表現を行う、罵倒することで有名になった。しかし、ヘイトスピーチはなにもネット右翼だけが行っているわけではない。

 最近、全国的に安保関連法案反対の集会やデモ活動が盛んだ。私も大いにがんばってほしいと思っているし、実際2つの集会に参加した。しかし、産経新聞によると各メディアで紹介され知られるようになった学生団体のメンバーがある集会の中で安倍首相について「バカか、お前は」、「首相の体調が心配なので、早く病院に行かれてお辞めになられた方がいい」と発言したという。

 報道が事実だとすれば、これはヘイトスピーチの類だと私は思うし、せっかくの世論喚起に水を差す愚かな行為である。自民党若手有志の勉強会で放言し、ひんしゅくを買った百田尚樹氏は「私は民間人。なぜ叩かれるのか」みたいな趣旨のことを言っていたが、各方面に影響を与えるベストセラー作家はもはやフツーの民間人ではない。

 この学生団体も同じで好むと好まざるに関わらず、もう世間で知られてしまった団体のわけだから「若気の至り」では済まされないと思う。考え方や認識がまるで違っても相手を受け止める。お互いを認め合う。そんな日本人は少なくなってきてるのかな・・・

 

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明日から再開

 9月定例会が明日から再開される。今週は会派代表質問と一般質問がメインだ。会派代表質問に4会派、一般質問で9名が登壇する。予想通り、「よこてアリーナ整備構想」がらみの質問項目が5件。その他も総合計画、財産計画、債権の取り扱い、市営温泉施設特別会計の財源不足、学校統合、農産物のブランド化、権利と義務といった興味深いテーマがズラリ。勉強します。

 写真は昨日の音フェス。今年もちょこっと横手かまくらFM特番のお手伝いをした。音フェス、すごく暑いか、雨が降るかのどちらかだね。


 そして昨日はよねや商事前会長・佐々木雄一氏のお別れの会にも出席した。以下は氏が遺された言葉。

 <人を使う立場の人は一度人に使われて見よ>と言います。一般的な事情で会社を辞めてゆく社員に対し、<この人は明日のお客さんである>ということ。顧客が店を選ぶ理由は各種の事情があるわけでしょうが<退職される人は明日のお客様>という見方は、私の長い体験から決して間違っていなかったように思っております。

 地域に愛されている「よねや」の精神を垣間見た。

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東北学院同窓会

昨日は日中、秋田市へ。NTT労組秋田県分会の第14回総会に出席。労働組合の新年度は大体9月~11月である。連合系の議員として秋も総会・定期大会シーズンだ。

 横手に戻って夕方から母校・東北学院の秋田県南支部同窓会。学院からは佐久間政広・教養学部長をはじめ6名の教職員の方々が来賓として出席された。

 深澤禎彦支部長(S36・文経・経済)の挨拶。

 久米正雄・大仙市副市長(S46・経済・経済)のご発声で乾杯。

 女性ユニット「ゴスペルシンガーズ」のミニライブ。盛り上がりました~

 中締め前の校歌斉唱。学院は幼稚園から大学まで校歌は一緒。

 盛会裏に終了し、ホッとしました。実行委員の皆さん、お疲れ様でした!

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会派代表質問・一般質問日程

会派代表質問
●9月1日(火) 市民の会(菅原恵悦議員) 新政会(遠藤忠裕議員) さきがけ(塩田勉議員) 日本共産党(斎藤勇議員)

一般質問
●2日(水)  土田百合子議員(公明党) 本間利博議員(市民の会) 高橋聖悟議員(新風の会)

●3日(木) 佐々木喜一議員(さきがけ) 菅原正志議員(市民の会) 加藤勝義議員(新風の会) 立身万千子議員(日本共産党)

●4日(金) 高橋和樹議員(みらい横手) 齋藤光司議員(市民の会)

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決算特別委員会

 昨日は決算特別委員会が開かれた。本会議場で26年度決算を款ごとに審議。私は所属する厚生常任委員会の所管以外である農林水産業費、商工費、教育費、予備費、歳入について質問。結果的に一番多い質問数でした(^_^.)

 気になったのは播磨博一議員の質疑の中で、当局側と事業の協力先と想定していたJAとの認識の違いが明らかになったこと。当初予算に計上する際の詰めの甘さが露呈したといえる。これが決算審議の意義であり、その指摘を今後、当局がどう反省して活かしていくかが施策の成果に結びつくポイント。それから・・・特に決算審議は数字から議論していくので、そういった資料は細かいものでも準備しておきましょうよ、毎年同じことを繰り返しているような・・・

 夕方からは28日開催の東北学院同窓会の実行委員会。次第案に沿って、いろいろと最終確認。今年はミニライブもあって楽しみ!昨年に引き続き私が司会を務めるが、来年は奥山豊和議員にやってもらおうと思っている(笑)

 今日は会派代表・一般質問の通告日。新風の会からは高橋聖悟議員と加藤勝義議員が登壇する予定。聖悟さんは決算特別委員会終了後も原稿を前に激しく唸っていました。がんばって下さい!日程は明日UPします。

P.S.今朝の地元紙社会面に経大附(現・明桜)で監督をされた古城敏雄氏の訃報記事が小さく載っていた。昭和56年に松本豊投手を擁して春センバツ8強。県の高校野球界の功労者のひとりである。もっとその功績をたたえる記事にすべきでは。

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開会!

 9月定例会開会。

 初日の今日は市長の所信説明の後、26年度決算の認定、今年度一般会計補正予算案を含む45件の議案が上程された。一般会計補正予算案では「よこてアリーナ整備構想」の調査費に関して私を含め8名の議員が質問。大別すると「後方支援拠点のあり方」、「総合計画や来年度当初予算に盛り込むのが筋」、「調査を委託することの考え方」の3つ。

 答弁が微妙に変化するんですよね・・・思わず寿松木孝議員と顔を見合わせてしまいました。隣席の播磨博一議員は「ますますわからなくなってきた」とつぶやいてました。質問を聞けばわかると思うが質問者はみんな、「アリーナは不要」と言っているわけではない。けれども、難しい判断を迫られるかもしれない、これが今日の感想。総務文教分科会の議論を見守ります。

 明日は決算特別委員会。

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権力者は

 今朝の朝日新聞「天声人語」。話題は安倍首相のヤジについでであった。「ヤジは議場の華」といわれるが、私はそうは思わない。「議場は真剣勝負、かつ神聖な場である」と木村清貴議長に教わったからだ。“合いの手”は構わないし、私もやることはあるだろう。しかし、質問者(答弁者)の発言に対して議場全体にわかるほどの大きさで非難や冷やかしの声を出すことは許されない。

 とくに権力者は謙虚でなければならない。「私が最高責任者だ」と言い放った安倍首相。そう思うなら、軽率な言動は慎まなければならない。しかし実際は真逆である。ある時は「早く質問しろよ」といら立ちをあらわにし、そして先日は「まあ、いいじゃないか」と嘲った。偶然なのか、ヤジの相手はふたりとも女性議員である。

 これが横手市議会なら・・・と想像する。常識人である高橋市長だからその可能性は限りなくゼロに等しいが、もし本会議である議員が質問をすべくその前段階において持論を展開しているときに市長が「早く質問しろよ」と言ったら・・・もし、質問に対する部長答弁に間違いがあり、それを突っ込んでいる最中に「そんなこと、どうでもいい」と言ったら・・・まあ、マスコミが騒ぐ以前にウチら議会が絶対に許さないでしょうね。
 
 安保関連法案、必要だというなら首相自らもっと丁寧に、謙虚に対応すべきである。
 

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